2019.10.21
威圧感のある人が、正直怖い…。
会社の上司でも、仲の良い友達でも、学校の先輩でも、恋人でも。どんな相手であっても、威圧感を出されると、何を言ったらいいのか分からなくなってしまう。
嫌いってわけではないけれど、高圧的な人と接すると萎縮してしまう。思うように話せなくなって、いつも相手の顔色を伺うことになってしまう。思う通りに自分を出すこともできず、余計に会話がうまく行かなくなる。
高圧的な人は、どうして大きな威圧感を出してくるのだろう。
私の関わり方が悪いのでしょうか?それとも、高圧的な態度は染み付いているもの?
高圧的な人との関わり方が分からない…!
この記事では、高圧的な人との関わり方に悩まされている人に向けて、高圧的な人と上手に付き合う対処法をご紹介していきます。
相手の威圧感に怯えて、自分が楽しくない日々を過ごすことのないように。この記事を通して、威圧的な人との向き合い方を考えていきましょう。
威圧感のある態度を取る人は、なぜ高圧的になってしまうのでしょうか。
一見すると「怖い」「強そう」といった印象を持ってしまう威圧感のある人ですが、威圧的な態度を取っているのにはいくつかの理由があります。
ここでは、高圧的な人に隠された9つの本当の意味をご紹介します。
いつも威圧感のある態度を取ってくる人は、実は相手に対する警戒心が強いことがあります。無意識のうちに相手を警戒し、その警戒心が原因となって高圧的な人になってしまうのです。
警戒して威圧感を出すことで、相手からむやみに近づかれたり、馬鹿にされたりすることがないように注意を払っています。
威圧感のある態度を取ってくる人は、自分の臆病な部分を隠そうとしている可能性もあります。
本当の強さを持っていて、自分らしく居られる人は、他人から「臆病な人だな」と思われることがあっても気にしません。
「本当は弱い自分があるけれど、それがバレてしまうのが怖い。」
そうやって臆病な自分を隠そうとしている人ほど、高圧的な人になってしまうのです。
高圧的な人の中には、実は恥ずかしがり屋な性格の人が居ます。素直に向き合うのが照れ臭くて、ついつい強気になってしまった姿が他人からは「威圧感がある」と受け取られてしまうのです。
本人に悪気がなくても、高圧的な人が他人を傷つけてしまうことはあります。たとえ恥ずかしいからといった理由であっても、他人が傷ついてしまうことはあってはなりません。
威圧感を出してくる人が男性である場合、女性だけに威圧感のある態度を取っている可能性もあります。
「男性に対してはフラットなのに、女性に対してはいつも威圧的」と感じられる人は、女性を馬鹿にしていることも考えられるでしょう。
高圧的な人の中には、「いつでも相手より優位に立っていたい」と思っている人がいます。
相手より優位に立つためには、相手を萎縮させて黙らせてしまうのが手っ取り早い手段ではあります。だからいつも威圧感のある態度を取っているのです。
しかし、このような手段で人の上に居ようとしている人が、本当の意味での優位や、尊敬に値する上に立つ人間になれることはありません。
威圧感のある態度を取ってくる人の中には、コミュニケーション能力が低い人がいます。
そもそも他人とのコミュニケーションを取ることが苦手で、無意識のうちに威圧感を出してしまっている可能性もあるのです。
高圧的な人の中には、虚栄心の強さが隠されている場合もあります。見栄っ張りで、他人から否定されることを実は恐れている。だから、他人に「自分の弱さ」を見られてしまうことが怖いと感じてしまう。それを隠すために、いつも威圧感を出しているのです。
「主導権を握っていたい」という気持ちが威圧感のある態度となって現れている人もいます。
それを手っ取り早く実現するために、他人に対して威圧的な態度を取っている場合もあります。
いつも威圧感がある、と言われている人の中には、もともともの目つきや顔つきによって高圧的な人だと思われてしまっている人もいます。
たとえば視力が悪いけれど、メガネをかけるほどではない人が、いつの間にか眉間の間にシワが寄っている状態が普通になってしまうと、他人から見るといつも眉をしかめているように見えてしまいます。
本人にはそのつもりがないけれど、顔つきの特徴で威圧感がある人だと思わせてしまうのです。
高圧的な人と関わるのが怖いと感じてしまう場合には、どのように対応するのが良いのでしょうか。
怖がる必要はないと思っていたとしても、それでも威圧感のる態度が怖いと感じてしまうのは仕方のないことです。
ここでは、高圧的な人とうまく付き合うための7つの対処法をご紹介します。
威圧感がある人との付き合い方として、まずは自分の意見を伝えてみることがおすすめです。
たとえ相手が威圧的だったとしても、萎縮せずに自分の意見を伝えてみましょう。いきなり萎縮しなくなるのは難しいことなので、最初は少しの勇気を出して「威圧的で怖い」と伝えてみてください。
相手に悪気がなく、無意識だった場合には、それによって大きな改善を期待することができます。
威圧感がある人と付き合う時には、相手のよい所を褒めてみるのもおすすめです。
高圧的な人は、実は自分に自信がなくて相手に見下されないようにと威圧的になっている可能性があります。そんな時、自分を認めてくれる・褒めてくれる存在が居ることはとても大きな力になります。
威圧感のある態度を取ってくる人に対して、感情的な反論をすることは有効とは言えません。余計に高圧的な態度を取られる可能性すら出てきます。
威圧感のある態度の人と接する時こそ、こちらは感情的にならずに冷静で居ることを心がけましょう。
威圧感のある人と話をする時に、何か理にかなっていないことがあった時、正論で論破してしまうのはおすすめできません。
威圧感を出している人は、自分の自信のなさが態度に現れてしまっています。そのような相手の自信をさらに挫くように論破してしまうと、相手の威圧感はますます強くなるでしょう。
相手が理にかなっていないことを言ってきた時には、論破しようとするのではなく、こちらは冷静に、今一度話し合うことを求めてみるのがおすすめです。
威圧的な人と話をする時には、あえて相手のプライドを傷つけることを言うのは避けましょう。
相手の威圧感を取り除いてもらうことができれば一番良いですが、簡単に威圧感をなくしてもらうのは難しいことです。
そんな時に、相手にプライドを傷つける発言をしてしまうと、相手の威圧感を助長してしまうことにもなります。必要以上に関わり合うのをやめて、相手を変えよう!と思わず、相手のそのままでうまく付き合う方法を探してみましょう。
威圧的な態度を取ってくる相手と話をする時には、「適当に受け流そう」と余裕を持っていくことも大切です。
相手が威圧的なのは相手の勝手ですが、それが原因であなたが傷つけられる必要はありません。無理に相手を変えようとするのではなく、適当に流すことで自衛をするのもおすすめの方法です。
しかし、相手が恋人や友人など、自分で選んで付き合っている人の場合には、そもそもの付き合いを見直す必要もあるかもしれません。今後の自分のためにも、心が傷つきすぎてしまう相手と無理に付き合い続けるのは極力避けましょう。
威圧的な態度を取ってくる相手が上司や会社の同僚など、公での付き合いしかない場合には、プライベートでの距離を縮めてみるのも良い方法です。
上下関係となると言いたいことが言えなかったり、相手も気を張っている可能性があります。プライベートでの距離が縮まることによって、相手との関係性にも変化が現れるかもしれません。
高圧的な人と関わっていると、自分の心が疲れてしまって「もう関わりたくない…」とネガティブになってしまうこともあります。
そんな時には、無理に関わろうとするのではなく、まずは相手の発言から自分を守ってあげることも大切です。
相手とうまく関わろうとするのではなく、自分が楽に関わっていられることを考えてあげましょう。そうして自分を労ってあげることも重要です。
そして、自分が冷静で居られる・落ち着いて居られる状態になったら、威圧感のある相手とも向き合ってみてください。
高圧的な人は、実はその裏に「弱さ」が隠されているものです。
その事実を知っているだけで、高圧的な人と関わる時にも冷静で居られるようにもなります。
まずは、あなた自身の心に無理がないように。
自分の心を守ってあげることを大切にしてください。
その上で、威圧的な態度を取ってくる相手との関係をより良くできるように、改善方法を考えることができれば十分です。
自分の心を大切にすることが、相手を大切にすることにも繋がっていきます。
【参考記事】
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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