2019.10.11

“気を使う”と“気を遣う”の違い|気を使う人の特徴「気使いは疲れる」

気を使うのって疲れる。

気を使うのってとても疲れませんか?

職場でつまらない話に愛想笑いを振りまく毎日。自分の居場所をつくるのに必死になって、好きでもない人と一緒にいる日々。本当の自分は絶対に出さずに、相手のことばかりに気使う。

なんだか自分ばかり頑張っているようで疲れた…

そんな気持ちを抱えたことはありませんか?周囲の人とのコミュニケーションに気使いは欠かせないものですが、使いすぎるのも禁物です。自分の負担にならない範囲で気使い上手になるにはどうしたら良いのでしょうか?

そんな人のために今回この記事では、気を使ってしまう人の特徴や気遣いとの違いについてご紹介していきます。これを読んであなたの疲れが少しでも軽減されますように。

「気を使う」と「気を遣う」意味の違いはあるの?

ずっと不思議に思っていたけれど、気遣いと気使いって何が違うの?

そんな疑問を持った人も多いのではないでしょうか?確かにどちらもよく使う言葉ですよね。「使う」と「遣う」よく見かけるこの字ですが、区別がつかずなんとなく使っていないでしょうか?

次の章では「気遣い」と「気使い」の違いについてご紹介していきます。

”気遣い”と”気使い”の違いを詳しく説明します

同じ「つかう」と読む漢字ですが、一文字で大きくニュアンスが変わるのが言葉です。

なんとなく使っている言葉にも、きちんと意味があるのです。

一体この2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか?あなたの気はどう「つかわれて」いるのでしょう?

【気遣い】の意味

「気遣い」とはうまくいくように、失敗しないように気を遣うこと。

心遣い。またはよくないことが起こる可能性という意味も持ちます。

緊張している人のためにさっと助け舟を出したり、指示を出されるまえに自分から上司のために働きかけるなど、さりげなく人の役に立とうとする行動を「気遣い」といいます。これはあなたが誰かの役に立ちたいと感じた時に起こす行動を主に指すのです。

あの人、困ってそうだから席を譲ろうかな。

そんな優しさをベースに行動する気持ちが気遣いといえるのです。

【気使い】の意味

「気使い」とは「周りの人や出来事に細かく心づかいをする」という意味。

気遣いは名詞として使われますが、気使いは主に動詞として使われることが多く、漢字をそのまま読み取ると「気持ちを使用する」の意味も見えてきます。

「気使い」には、周囲の人のご機嫌とりをしたり、自分の立場を守るために心を砕くなど、「気遣い」よりも計算高い行動をさす意味があります。

上司が怒りそうな打ち合わせだからチョコとコーヒーでも出してあげようかな?

こんな相手の気持ちを先読みして相手のために何かしてあげることを気使いと言います。

3.やりたくないことをやっている

気を使うのに疲れてしまった人は、一度自分にやりたくないことをやってはいないか問いかけてみましょう。

「人にごますりをしている自分がいやだ。」「仕事のために気を使わなければいけないのが疲れる。」「空気を壊したくないからいつも気を使っている。」そんなやりたくないこと、山積みではありませんか?

あなたの中にある「〜しなければ」という気持ちが自分を苦しめているのです。そんな自分から脱却するにはどうしたら良いのでしょうか?

 

よく気を使う人に共通する9つの特徴

過度に気を使ってしまう人にはある特徴があります。

「気を使ってばかりの人生に疲れた…。」

「気を使うのをやめたいけれど、ありのままの自分でいることが怖い。」

気を使うという行為は一見周囲の人のためにやっている行動のように見えますが、実は自分のための一種の自己防衛でもあるのです。気を使うという行為はときに自分を苦しめ、周囲の人との関係にヒビをいれてしまうこともあるのです。

次の章ではそんな人に共通する9つの特徴についてご紹介していきます。あなたにはいくつ当てはまるでしょうか…?

1.交友関係は広いが親友と呼べる人がいない

疲れるほど気を使ってしまう人は、交友関係は広いのに深い関係の友達がいない特徴があります。

気を使っている人は常に周囲に気を配っているので、自分のことについて話す機会がほとんどありません。

周りの人を引き立てなければ…。

そんな風に他人のために尽くす事ばかり考えているので、肝心の自分自身の人間性はまったくアピールすることができません。自分を会話の中心におくのが苦手なため、せっかく周囲の人と知り合えても浅い仲に終わってしまうのです。

2.自分の意見を言うのが苦手

気を使ってしまう人は自分の意見を言うのが得意ではありません。

こんなこと自分が言ってもいいのかな…。

気を使う人は、周囲の人と自分を比較してしまう人が多く、自分の意見に自信が持てません。また、他人が言っていることに同調しすぎてしまうので、自分の意見を言う機会を作ることがなかなかできない傾向にあるのです。

人に任せすぎるあまり次第に自分が何を考えているか分からなくなり、意見を言いたくてもなかなか思いつけない状態になってしまい、悲しい気持ちになることも。

自分の存在をちっぽけなものと自ら決めつけるのはとてももったいないことです。自分が意見を言うことを許さないのは、実は自分自身なのかもしれませんので当てはまる人はまず

小さいことでいいので自分のことを承認してあげる

そんなことから始めてみましょう。

3.「NO」と言えない

気を使ってしまう人は、嫌なことややりたくないことに対してはっきりNo」と言うことができません。

何に対しても簡単に引き受けてしまったり、どんなことを言われても笑ってごまかしてしまった経験はありませんか?のような場面に思い当たる人は要注意です。

周囲の人を気使うあまり、自分がちょっと無理をしても大丈夫。と自己犠牲で生きる人は、なかなか自分の心の悲鳴に気づくことができなくなってしまうのです。

ちょっと嫌な気持ちになったけれど、まあいいか…。

このように自分の心を押し殺してはいないでしょうか?これらの言葉は深く傷ついている自分の心から目をそらしている証拠です。

4.人に嫌われるのが怖い

気を使ってしまう人は、周囲の人に嫌われることを極端に怖がります。

周囲の人が離れていき孤立する恐怖、仲の良かった友達から嫌われること。それはとても怖いこと。しかし、本当の友情は素の自分を受け入れてくれる人と育むべきものなのです。

気を使ってくれる自分を好んでくれている。そんな人との友情は真の友情とは言いづらいのかもしれません。そのような人は自分の利益だけを考えている人なので、心がしんどいと感じたり気を使いすぎて自分が疲れてしまうなら、友人関係を一度見直す必要があります。

嫌われることを恐れないで!

誰かに嫌われることを怖がるのではなく、ありのままの自分を出せない環境を恐れ、避けましょう。

5.人を喜ばせるのが好き

気を使いすぎる人の中には、単純に人を喜ばせるのに幸せを感じる人もいるでしょう。でも、そんな自分に疲れを感じてきているのも事実ではないでしょうか?

たまには私も自分のことだけ考えていたい…。

そんなことを思ったことはありませんか?自分が気使いをしなくなったからといって、急に周囲の人が冷たくなるということはありません。むしろその逆で、あなたのその素の良さを受け入れてくれる存在が本当にあなたにとって必要な人かもしれません。

他人のために駒のように働くのではなく、自分の心を健全に保てる程度の心使いをするようにしましょう。
疲れた時はしっかりと休むことにしましょう。

6.自分に自信がない

自分に自信がない人ほど他人に強く気を使ってしまう傾向があります。気使いはコミュニケーションにおいて大切なものですが、それは同時に心の壁の厚さを感じさせるものです。

こんな自分を知ったら、きっと離れていく

そんな気持ちが自然と滲み出し、気使いすることによって他人との間に大きな壁を作ります。それはたしかに波風を立てず楽かもしれませんが、同時に本当の人との関わりも経験することができません。

人は他人の失敗談やありのままの気持ちに心を動かされるものです。気を使わなくても自分を好きでいてくれる人は必ずいます。思い切って自分をさらけ出してみましょう。

7.神経質

神経質な人ほど、周囲に気を使いすぎて強い疲れを感じてしまう傾向があります。少しの事が気になってしまうため、何をするにも他人の目が気になってしまうのです。

これを見たらあの人は嫌な気持ちになるんじゃないか?

このように神経質な人は、自分の行動が誰かに悪い影響を与えないかをとても気にしてしまいます。また行動する時に他人のアドバイスがないと自信が持てず、なかなか自ら動くことができません。このような過度な気使いは自分の妄想を基準にしているため、だいたい空回りに終わる事が多いので要注意です。

自分とは反対にスムーズに動ける人を見ては憂鬱な気持ちに陥ることもあり、極端に周囲の目を気にして気を使っては大きな疲れを感じてしまいます。

8.人の欠点を指摘しない

周囲の人に気を使っている人は、滅多に人の欠点を指摘する事がありません。

謙虚な考え方ができる気使い上手の人は、マイナスなことを他人に言うことがあまりありません。気を使うという行為は同時に、周囲の人への敬意を表しているからです。他人と自分は違う、ということを無意識のうちにわかっているので安易に批判することはないのです。

しかし、指摘することが重要な場面もあります。自分が上司になったり何か教える立場に立ったときは、しっかりと改善点を伝えなければなりません。

こうした指摘は相手のためになる必要なことなので、他人の顔色を伺う必要はないのです。

9.空気を読みすぎる

気を使っている人は、空気を読みすぎてしまう特徴があります。

ああ言ってるけれど、本当は違うことを思っているんだろうな…。

気使い上手の人は、他人が何を考えているのか、言葉だけでなく仕草やその人の背景も含めて深く考えることができます。そのため、相手が望んでいることを先まわりして実践したり、相手の欲しい言葉をさらりと伝えてあげることができます。

しかし、こうした空気の読み方はときに自分をひどく疲れさせてしまうもの。

自分ばかり何を頑張っているんだろう…。

このように疲れた場合は、疲れてしまった自分を責めるのではなく、しんどい時はしんどいと自分を認めてあげることが大切です。

 

友達にまで気を使ってしまう…

友達と話す時さえ気を使ってしまう…。

そんな気持ちを抱えてはいませんか?気使い上手な人は友達にも気を使ってしまいがちです。仲良くなりたいのは本当の気持ちなのに、どこか他人行儀になってしまう。社交辞令と捉えられる。

そんな関係、どうにかしたい!

そんな時はありのままの自分を出すチャンスです。友達はきっと気使い上手な自分ではなく、ありのままの自分を望んでいるはず。「そんな図々しいこと言えない!」そう思う人もいるかもしれませんが、ありのままの自分を受け止め、成長しようと思わせてくれる人が友達なのです。

優しい人ほど気を使う

優しい人ほど、気を使ってしまいがち。自分ばかりが気を配るのは急に疲れを感じるものです。虚無感に襲われる前に、適度に気を抜いた気配りを心がけましょう。ホッと人の心をあたたかくするような気遣いと自分への気使いも同時にできるよう、チャレンジしてみてはいかがですか?

他人に気を使いすぎる自分が嫌だ。

そう思ったなら今すぐ自分の中にある疲れの原因である「他人への過度な気使い」をやめてみましょう。そうすればきっとあなたは変わることができるから。

 

矢田部明里
akari
文章と心に向き合うことが好き。

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