2019.10.01
人との繋がりを楽しむために始めたはずの、sns。
いつの間にか、snsは私を疲れさせる原因になってしまった。
スマホを手に取り、無意識でTwitterを開く。
ただポチポチと他人のInstagramを眺めている。
なんとなくストーリーをタップしていく。
「…あ、私が知らないところで、友達同士が遊んでいる。」
「彼女には素敵なパートナーが居て、いつも幸せそう。」
「また旅行してるんだ。羨ましい。」
「…これ、私に対する悪口かな。」
「こんな素敵な部屋に住んでいるの?」
「私の投稿より、いいねがたくさんついている。」
これが日常。
気づかないうちに染み付いた、私の習慣。
見たくて見ているはずなのに、どうしてかな。
気づかないうちに私はストレスを溜め込んでいく。
私ももっと、幸せになりたい。
私だって認めて欲しい。
私だけ仲間外れにされたくない。
snsが、私たちを蝕んでいく。
今の若者にとって、snsは日々の生活において欠かせません。
若者の多くは様々なsnsツールを使い、様々な人とのつながりを楽しんでいます。
しかし、snsを使うことでもたらされるのはメリットだけではありません。
snsの利用によって疲れを感じ、ストレスを抱えている若者もたくさんいます。
snsの発達により、人と人とのコミュニケーションが活発になったことで、それが疲れる原因になってしまうこともあるのです。
私たちは、楽しくsnsを使うために、何ができるのでしょうか。
なぜsnsで疲れてしまうのでしょうか。
あなたは、sns疲れを経験したことがありますか?
あなたは、snsを「やめられない」と感じたことがありますか?
snsを利用する人の中には、sns疲れを経験したことがある人も多くいるでしょう。
そもそも、なぜsnsの利用が疲れる原因になってしまうのでしょうか。
ここでは、sns疲れに陥る5つの原因をご紹介します。
snsを使うことで、私たちは他人とのコミュニケーションを取りやすくなりました。
それは便利である一方で、自分だけの時間が持てなくなることにも繋がっています。
snsがなければ、学校や仕事を終えて家に帰れば、一人の時間です。
電話やメールでのやり取りはsnsが誕生する前からありましたが、snsの利用と比較すれば短い時間です。
snsを使うことで、私たちはいつも誰かと繋がっています。
繋がることができます。
でも、繋がってしまうこともできます。
snsは私たちに必要な「一人の時間」を奪っていくのです。それがsns疲れを生む原因の一つです。
InstagramやTwitter、Facebookなどのsns投稿では、他人の様子が羨ましく感じられることがよくあります。
自分の現状と比較して、「自分は楽しくない・苦しいのに、あの人は楽しそうだ。」などと嫉妬や劣等感を感じ、sns疲れを感じることにも。
基本的に、snsに投稿される内容は楽しそうな瞬間の切り取りが多いものです。
それを踏まえていれば、他人が「楽しそう」なのは当たり前とも言えます。
しかし、毎日snsと触れ合っていると、みんなが楽しそうに見えて、自分の苦しい気持ちが大きくなってしまうものです。
snsを投稿すると、「何人がいいねしてくれるだろう」といいねの数を気にしてしまうことがあります。
人からのいいねの数が気になって、何度もsnsをチェックしてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。
snsのいいねの数は、他人が自分を認めてくれた数とも思えてしまう瞬間があります。
また、他人の投稿につくいいね数と自分の投稿を比較してしまうこともあります。
常にsnsの投稿が気になってしまうので、当然疲れる気持ちも発生します。
sns疲れを起こす原因としては、snsをやっていない時間に誰とも繋がっていないことが怖いと感じてしまうからという点も挙げられます。
sns上には、いつも誰かがいます。
自分が居ない場所で、誰かと誰かが交流している姿もsnsではチェックできます。
私たちは、snsを通じて「自分が居ない世界」を見ることができてしまうのです。
そんな風にすら思えて、snsに張り付いてしまった経験がある人もいるでしょう。
snsの利用時間はどんどん増えて、sns疲れも加速してしまうのです。
snsを利用することで、自分のペースを保てなくなって疲れると感じる人も居ます。
LINEやInstagramのDM機能などでは、手軽に他人とメッセージのやりとりができます。
手軽にコミュニケーションが取れる分、自分だけの時間を持つことが減っています。
相手から返信を催促されることだって少なくありません。
snsによって、私たちはいつも「他人と一緒」であることが可能になったため、sns疲れを感じることがあるのです。
sns疲れを感じてしまう若者は少なくありません。
それと同時に、「snsから離れられない」と感じている若者も多いのです。
では、snsに疲れを感じ、snsから離れたいと思ったら、何をすればいいのでしょうか。
ここでは、sns疲れを感じた人がsnsから離れるための方法を7つご紹介します。
自分の生活の範囲でできるものから実践してみましょう。
sns疲れを感じた時には、snsを使う際のルールをあらかじめ決めておくことがおすすめです。
「なんとなく」でsnsを見ている時間が多くなっていませんか?
snsが習慣になりすぎると、sns疲れは大きくなります。
例えば、
【時間】夜22時以降はsnsを一切見ない
【頻度】2時間に1度しかチェックしない
【通知】就寝前に必ず通知を切ってから寝る
【相手】興味がない相手の投稿はミュートする
など、snsを使う際には様々な軸でルールを決めることができます。
自分のストレスになっている原因を取り除くことができるルールを事前に決めておきましょう。
sns疲れがあまりにも大きくなってしまった時には、snsアカウント自体を削除してしまうのもおすすめです。
sns以外にも私たちが連絡を取る方法はたくさんあります。
あなたにとって本当に必要な相手であれば、sns以外の連絡手段を通してやりとりをすることだって可能です。
アカウントの削除が不安な場合には、ひとまずアプリだけ削除してしまうのもおすすめです。
snsがない状態を経験することで、本当に自分にとって必要な関係性が見えてきます。
なんとなくsnsを見ている時間が長くなってしまうと、精神面だけでなく身体的にも疲れることがあります。
特に、スマホを夜遅くまでずっと見ていると、ブルーライトによって眼精疲労を感じやすくなります。
sns疲れは、単純にスマホの触りすぎによっても加速するのです。
「なんとなくsns」をしている時間を、「意識的にリラックス」する時間にしましょう。
アロマを楽しんだり、好きな音楽を楽しんだり、お風呂に入ったり。
スマホとsnsから離れることで、リラックスする習慣を作るのが大切です。
sns疲れを感じている人の中には、「連絡が来たらすぐに返信しないと」と思っている人がいます。
snsから離れるためには、すぐに返信しようとする意識をなくすことも重要です。
相手のタイミングで来る連絡に対して、全てすぐに対応しようとしてしまえば、自分の時間を持つことはできません。
この意識を持つだけでも、sns疲れから少しずつ解放されていきます。
snsが疲れると感じている人は多くいるため、最近ではスマホを触らないようにするためのアプリも誕生しています。
「どうしてもすぐにスマホを触ってしまう」と無意識の行為が止められない人は、アプリを利用するのがおすすめです。
snsから離れるためには、snsよりも興味を持てること・夢中になれることを見つけるのも有効です。
snsから離れて、趣味の時間を持ってみましょう。
これまでは読書や映画鑑賞、ゲームなど、様々な趣味を楽しんでいた人も、snsの登場によって趣味の時間が減っているのではないでしょうか?
snsは「誰か」の手によって無限に更新され続けるため、終わりがありません。文字通り「時間が溶ける場所」でもあります。
snsに張り付いて時間を溶かすのではなく、自分だけが楽しめる趣味の時間を楽しみましょう。
snsが発達したことで、sns疲れを経験する人は増えています。
そんな中で、「デジタルデトックス」を意識的に行う人もいます。
デジタルデトックスとは、スマホやパソコンなどの電子機器から離れて、自分の時間を楽しむこと。
もちろんsnsからも解放されるので、snsによるストレスを感じることもありません。
習慣的にデジタルデトックスを行うことで、自分だけの時間を取り戻してみましょう。
snsは、使い方次第でとても便利なツールになる。
でも、使い方次第では自分が疲れる原因にも、ストレスの原因にもなる。
snsが当たり前の時代になったからこそ、snsとの付き合い方を考えることが大切。
snsがある生活だからこそ、「自分はどうやって使うのか」を決めることが大切。
せっかく素敵なツールとしてsnsが誕生したのに、それで疲れてしまったら勿体ないでしょう?
あなたの生活は、snsの中だけにあるわけじゃない。
羨ましく見える「あの人」だって、snsの外で生きている。
あなた自身を、snsで消耗しないで。
ストレスを溜めずに、自分に合ったsnsの使い方を見つけよう!
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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