2019.10.01
ぶっきらぼうなメッセージの返信に素っ気ない態度。背中に突き刺さる、冷たい視線。後ろ指さされている気分。
もしかして、嫌われてる…?
会話の内容を思い返し、何かマズいこと言ったかなと確認する。他の子に伝えた噂話を思い出し、ひょっとすると本人にも伝わったのでは?とヒヤヒヤする。
本音を言うなら、これまで知り合った人たち全員に好かれたい。でも実際は、相手の小さな行動が私を嫌ってる「サイン」に感じてしまう。
毎日毎日嫌われてるんじゃないかと、人の顔色をうかがってしまう生活。
こんな気持ち私だけ…?
戦国時代でもない現代に、敵とか味方とか、そういうカテゴリーを作ること自体おかしいと思う。学生の時に経験したみたいに、グループ同士でバチバチするのは大人げない。
実際「嫌われてる」と思うのはすごく疲れるし、「嫌われない」ようにするのも、同じくらい疲れてしまう。
本当に気の合う人と会話して冗談言い合って、そんな毎日が過ごせたら今の半分くらいは心が軽くなる。
できることなら、どうでもいい人に愛想笑いしたくない。
できることなら、未読のメッセージや素っ気ない返信を気にしたくない。
いっそ、その人が視界に入らないくらい割り切りたい。
そんな願望は持っているけど、結局嫌われないよう本当の自分を隠してしまう。一体、誰からも嫌われたくないってどんな欲求なんだろう。
知りたいし、変われるものなら変わってみたい。
学生のころクラスに一人はいた、凛とした子。あの子は嫌われることを気にしていなように見えた。「生まれ落ちた時から自然と身についている人」と「嫌われていることを気にして、もがいて、努力して気にしなくなった人」どっちもかっこいい。なんか、ちょっと他の人と違う。
学校や職場など、身近なところにロールモデルはいるもの。すべての要素を搭載するのは難易度が高いけれど、あなたにピッタリの方法が必ずあります。ちょっと挑戦してみようかな、そんな気持ちになれる方法を一緒に見つけてみませんか?
一緒にバカなことができて、一緒に泣いてくれて、本気で叱ってくれたり喜んでくれる人。あなたの人生に喜怒哀楽を分かち合える人は何人必要ですか?1人で喜怒哀楽の全部を担ってくれる人がいる。だから1人で十分。
すごく叱ってくれるし的を得てるけど、褒めるのが苦手な人。でもこの人がいたら人生乗り切れそう。だから1人で良い。
まずは、周りにいる人の名前を10人書き出します。何も考えずに思い出せるまま書いていきます。その中に喜怒哀楽を分かち合える人、もしくは関係を深めていけそうな人を見つけます。
テレビショッピングの商品プレゼンターは自信たっぷり。「これ絶対買うよね」とでも言わんばかりに、商品の特徴を満面の笑みでオススメしています。自分で商品をプロデュースしてお茶の間に届けているその裏には、商品に対する「こだわり」=「自信」が詰め込まれています。
どんなことでも大丈夫、自分の大好きな行動を見つけてみてください。
毎朝同じ時間に起きられる。
犬の散歩を決まったルーティーンでしている。
生活の中にルーティーンを持っていない。
あなたの行動には必ず理由があり、そして、その理由を深掘りしてみると、生活へのこだわりが見えます。
あなたの大切な人生の一分一秒。他人に邪魔させないで。聞こえのいいお世辞や、あなたを喜ばせる為の嘘。それって、なんの役に立つ?
1日分の幸せな気分は与えてくれるけど、翌日にはその効果も薄れてしまいます。あなたに向ける言葉の一つ一つに責任を持った人と付き合うのがベター。
「今日も最高に綺麗だね」って言われて、鏡を見たら鼻毛出てたなんて死んでも避けたい。一瞬で解ける魔法の言葉を使う相手は、こっちから願い下げです。
闇夜に光る「灯台」は航路の道しるべ。「灯台」は真っ暗な夜を照らす一筋の光。その光を頼りにすれば、迷わずに目的地へ辿り着くことができます。「灯台」は、目的地へ到達しなければならない理由を、絶えずリマインドしてくれるのです。
人生においても同じ事が言えます。進むべき道を一直線に示してくれる「目的」があれば、周りの雑音も気にならない。
周りを気にせず自分のスタイル貫けていますか?あなたのスタイルはこれまでの人生の集大成。胸を張って生きましょう。
ピーマン、セロリ、炭水化物。嫌いな食べ物はありますか?幼いころは嫌いな食べ物が喋ったり、感情表現していた事で罪悪感を覚え、無理にでも食べていたのではないでしょうか。大人になったら、野菜に感情なんてないって知って、嫌いな食べ物は避けられるようになりました。
人付き合いも同じように考えてみてください。嫌われてるかもしれないと思っている相手は、あなたのこと重要な人だと思って接してくれていません。だから、あなたも嫌われてるかもしれないと思った相手を、嫌いな野菜みたいに避ければいいのです。
桃太郎が鬼退治に言った理由を知っていますか?それは、仲良く一緒に暮らしてるおじいさんとおばあさんや村の人たちが鬼に苦しめられていたからです。それ以上でも、それ以下でもありません。
物事は理由をつけ始めるとまたスタート地点に戻ってくる。だから、掘り下げるのは1段だけ。そこに理由を見つけたら、ほかに続く思考を意図的にストップしてみましょう。
誰かが話す言葉のニュアンスまで汲み取ろうとすると、終わりないループに巻き込まれてしまいます。言われたままの言葉で受け取って、そう理解するので十分です。
今の自分を、ありのままで受け入れられていますか?考え方の癖、行動の癖。人と違って、それがいい。もし今あなたが「私は、もっとこんな風になりたい」と思っていたら、そんな時は、まず今のあなたを肯定することから始めてください。
もし追い求めている姿があるとしたら、どんなことを乗り越えていけば理想に近づけるか、課題を一つ一つリストアップするといいでしょう。一つずつクリアして階段を昇って行きましょう。自分を肯定して、そして理想に向かって積み上げていく、物事は足し算で考えます。
絶対的な悪、絶対的な正義。その世界はシンプルで、行動に移しやすいもの。考え方が多様化している昨今、みんなが抱いている絶対的な正義が少しずつ違っていて、だから行動に移すのも難しくなっています。
でも、自分なりの正義の基準は、何かあるはず。「ポイ捨てをしない」「オーガニックフードだけ食べる」「お年寄りには優しく」など。自分が正しいと思うことを少しずつ増やしていきましょう。
芯が強そうなあの人は、いつも一人でいるけど、孤立してるわけじゃない。
どこか余裕があるというか、だれにも邪魔できないヴェールのようなものをまとっている。
上司や先輩にも信頼されているようだし、聞いた話によると素敵な彼がいるらしい。
どうやったら、そんな風にできるのかな?
「嫌われてもいい」
そんな風に決断した時点から、あなたの選択肢は無限大に広がっていく。
他人に嫌われないようにと、ビクビクしながら行動していた毎日だけど、今は「嫌われてもいい」。
だから、きちんと自分の考えを持って発言する。
「嫌われてもいい」は、味方を増やす言葉。自分の意見も言うし、相手の意見もきちんと聞く。
対等な人付き合いがしたいんです。
嫌われたくないと必死だったあの時。嫌われてもいいと覚悟した時から、あの時欲しかったモノが、どんどん手に入るようになった。私が望んでいたものってこういうことだったのか。
嫌われたくない気持ちは、一種のボトルネック。自分で自分の首を絞めているようなもの。自分の内に秘めているものを解き放って、あなたらしく輝こう。
それに、あなたには仲間がいるって気づいていますか?かっこよく見えるあの人も、大なり小なり同じような悩みは持っています。一歩踏み出して新しい世界をのぞきに行こう。
自立とは、人に頼らず自分で進む方向を見つけて進んでいけること。嫌われてもいいということは、人に頼らないことと同じ意味を持っています。つまりは自分の足で立って、一歩ずつ進んで行くことができるのです。
初めは支えがないと不安定に感じるかもしれません。でも、踏ん張れるところまで、やってみましょう。ちょっと疲れたら、その時は寄りかかってもいいんです。嫌われてもいいということを試してみることが大切。上手く出来ると自分を信じてあげて。
嫌われたくないと思うとき、無意識に人の顔色をうかがってその人の意見や行動に合わせてしまいます。その時一番苦しいのは、心の内に眠っている本来の自分。嫌われたくないと思っている間は、本来の自分が小さくなってブルブル震えている状態です。
まるで鳥かごに入れられてしまったゾウみたい。とても窮屈で、自由に鼻を使って水浴びすることも出来ない。嫌われてもいいという言葉。本来のあなたが、あるべき姿でいられるおまじない。
自然体でいられる日々が順調に進んで行けば、次のステップはもう達成できているかも?人より得意な何かを、自分も知っているし、他の人も理解してくれている状態。
個性という言葉は、人と違っていることを主に表すもの。私だけが持っている素敵な何か。好きなことや、毎日していることを、すごく小さな単位でノートに書き出してみて。
例えば針の糸通しが1秒でできるとかそんな事で構いません。思っている以上にあなたが上手く出来ることは多いもの。その集合体が個性を形成していくのです。
あなたが信頼を置ける人はどんな人ですか?約束を守る、正直、素直、嫌なことされない。人への基準は色々あると思いますが、まずはあなたの「心」と、あなたの「行動・発言」が信頼関係を築けているか確認してみましょう。
心が驚くような行動をしてないかな。
心が悲しむような発言をしていないかな。
あなたの「心」と「行動・発言」の信頼関係が築けたら、人との信頼関係も自然と築ける。表と裏のない人は、傍から見ていてとっても気持ちの良いものです。
ポジティブなストレスもあるけど、嫌われたくないという感情はネガティブなストレスになります。ネガティブなストレスが無くなると、心の重荷が無くなっていくことを感じる事ができます。
心に余裕ができる事で、好きな人の誕生日サプライズを考えたり、趣味の時間に没頭したり、あなたの心が喜ぶことに時間と労力を使えるようになっていきます。そうすると表情が明るく、背筋がピンと伸びる。前向きになれるのです。
嫌われたくない人よりも、大好きな人に時間を使おう。そう考えれば、嫌われてもいいと思えます。
人生で一番手に入れたい贅沢、それは自由。自由とは、いつどこで何をするか、すべて自分の手の中に委ねられていること。つまり他人の介入は一切ない自分だけの世界。
嫌われたくない、そう思ってた時は自分の人生の80%は他人が支配してる。
嫌われてもいい、そう思って行動開始した時から、徐々に他人の介入が0%に近づいていく。
自由を手に入れると、自分の王国を築くことができる。誰にも支配されない。自分のことは全部自分で、120%ハッピーな人生を作っていきましょう。
緊張の方程式を知っていますか?【緊張=相手からの評価x(理想の自分-今の自分)】方程式の一番大きなポイントは、相手からの評価が掛け算されてしまうこと。
「嫌われてもいい」そう思った瞬間から、相手からの評価が無くなって、登場するのは理想の自分と今の自分だけ。
【(理想-今の自分)=チャレンジ】とすごくシンプルな方程式に変わります。
理想のあなたはすぐそこで待っています。
楽しい時、辛い時を分かち合いたい人。一緒にいる期間が長いほど、お互いの価値観は混ざり合い、二人の価値観として昇華していきます。せっかく一緒にいるなら、根本的なモノにシンパシーを感じられる人の方がいい。
嫌われてもいいという考え方で、本来のあなたは解き放たれる。そして、そんなあなたを好きでいてくれるパートナーが見つかるでしょう。
嫌われてもいいという考え方で日々を過ごしていると、だんだん本当に必要とする人やモノだけが周りに集まってきます。あなたも相手が必要で、相手もあなたを必要としている。あなたが好きなモノも、大切に使われているとあなたにフィットしてくるのです。
そんな生活ができたら楽しいし、心地の良さを感じる事ができるでしょう。あなたの笑顔は周りを笑顔にします。相手の笑顔を見て、またあなたも笑顔になる。無限大にハッピーが広がっていく。あなたの笑顔が更なるハッピーを引き寄せていきます。
私の心よ、心さん、あなたの望んでいるものは何ですか?嫌われてもいいという考え方は、内なる自分と見つめ合うことでもあります。
職場の隣の席の先輩に合わせて、毎日眠い目をこすりながらお弁当作り。本当は朝はもっとゆっくり寝て、ランチは気晴らしに外食がいいと思っていても、相手に合わせてしまう。
興味や好奇心を持った自分を大切にすれば、嫌われてもいい。あなたの心に素直にいられたら、もっと自分を好きになれます。
「遠くに座ってる部長は今日も機嫌が悪い。ちょっと持ち上げといた方がいいかな。」嫌われたくないという考え方は、嫌われないように先回りしたり遠回りしてしまいます。四六時中、あなたの頭はフル稼働。
職場でも本来の力を発揮できていないのではないでしょうか?
自分なりの100%で仕事に挑んで、正しく評価してもらうのがベスト。嫌われてもいい、不要な考えは思い切って断捨離しましょう。
嫌われてもいい、そう思った瞬間から変化は始まっています。自分に正直な意見や、自信を持って発言する態度は、意見に説得力を増します。言葉は伝えるもの。
言葉を発して、その後に聞き手がどれくらい理解してくれているか?というポイントが一番重要です。説得力のある言葉は人の心に生き続けます。逆に説得力のない言葉はどんどん忘れ去られていく
。考え方は人それぞれ。でも、本音で語っているからこそ、相手にきちんと伝わっていると更に嬉しいもの。
自分の心に従って、思うままに自分の時間を過ごす。海外のリゾート地でのバカンス、休日家に籠ってゲームやマンガ、エステやネイル、読書など。自分の時間は、実際に動いて行動する部分と、行動している間も常に思考している2つの役割があります。
行動は2つや3つを同時にすることは難しい。飛行機に乗りながら縄跳びなんてできません。思考の方が厄介。いつどこにいても、何を考えるかはあなたのマインド次第。嫌われてもいい、不要なものはゴミ箱に。鍵をかけて出てこないようにしておきましょう。
本来の自分を表に出すのは難しい。そんなのスッピンで街中を歩いているようなものじゃないの?
いいえ、スッピンではありません。
本来の自分をさらけ出すことは、「笑顔、個性、充実感、自信」のように、たくさんの武器を身につけドレスアップしているようなもの。
そうは言っても、いきなり全てを見せるのは抵抗があります。
毎日、一分一秒、少しずつ前進できればそれで大丈夫。たまには羽を休めたり、洞窟の中に潜り込んでみたり、休憩も必要。
でも、その先には必ずあなたの心の城が出来上がっています。
お城に素敵なプリンセスが住んでいました。価値観がぴったりのプリンスもいます。毎日、気の合う仲間や動物たちがやってきて愉快なパーティーをします。
そんな風に、楽しいイメージを持ってみてください。
想像してみてください。
あなたはこれまでの10年間を嫌われたくないと思いながら過ごして来ました。
心からあなたのことを信頼してくれる人は何人いますか?
また、これから10年先も同じように嫌われたくないと思いながら過ごした場合、何が残るでしょうか?
続けているだけの面白くない仕事や、恋愛経験の数だけ増えていくプライベート。
友人の結婚式に呼ばれたけど、あんまり仲良かったは記憶ない。
「嫌われたくない」と鎧を着たままでは、あなたの人生はこんな味気のないものになってしまうかもしれません。それよりも、あなたのライフイベントを心から喜んでくれる人を増やしていくために思い鎧は脱いでしまいましょう。
結婚、出産、家を買う。本音で語らいながら成長できる戦友を作りましょう。
嫌われることは、本当の友達を増やすことです。嫌われることの良い面を見ながら日々を過ごしませんか?
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。
今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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