2019.09.17
もう無理、もう限界だと感じた。
全部やめたい。この場から今すぐに逃げ出したい。
もう、悩むことにも疲れた。人生にも疲れた。
全てのことを投げやりにしていいなら、今すぐにそうしたい。
でも、人は簡単に諦めさせてくれない。自分を許すこともできそうにない。
「甘えてる」なんて言葉で片付けてほしくない。必死に頑張っているからこそ、辛いんだ。
もう無理、もう全部やめさせてほしい。
死にたいわけではない。でも、今の環境から逃れる方法が知りたい。
一人で悩むことにも疲れた。全部全部、疲れてしまったの。
誰か今すぐに手を差し伸べて。
「逃げていいよ。」と言ってほしい。
もう限界だから、私の全てを肯定してほしい。
「もう限界」なんて、本当に限界が来ないと言えない言葉。
頑張り切ったと思う。やり切ったと思う。
生き尽くした気がしてしまうのよ。特に素晴らしいことを成し遂げたわけではない。
でも、自分の中で限界が訪れた時、それは逃げていい時なんだ。
ここまで耐えた自分を褒めてあげよう。
ここまで頑張った自分を認めてあげよう。
私が一番正しいんだ。私が一番頑張ったんだ。と、慰めてあげよう。
そんな今回は、「もう無理」「逃げ出したい」と感じる原因と、人生から逃げたい・やめたい人へ送る13のヒントについてご紹介します。
「もう無理、もう限界」と感じたら、今すぐに自分の荷物を降ろして、心を休めてあげませんか?
まずは、自分が限界を感じた原因について探ってみましょう。原因を知ることで、自分の内側と向き合うことができます。内側と向き合った後に、改善する方法や、この先を乗り越えていく方法を見つけていきましょう。
もう無理、逃げ出したいと感じる原因1つ目は、仕事が辛い時です。仕事でうまくいかない。もう会社を辞めたいと思っているときは、プライベートもうまくいかなくなってしまう。本当は頑張りたいけれど、頑張る気力すらない。
今の会社で頑張ろうと思うことができない。忙しくすぎる日々の中、どんどん増えていく仕事に耐えられなくなったとき、「もう無理」「もう限界」と感じてしまうのです。
もう無理、逃げ出したいと感じる原因2つ目は、恋愛が終わりを告げたときです。一緒に過ごしてきた恋人と別れたとき。片思いしていた人との恋に終わりを見つけたとき。全てのことが嫌になってしまうことがあります。
「自分は誰にも愛されないんじゃないか」「何をやってもうまくいかない」と感じていませんか?
何事にも始まりがあれば終わりがある。
でも、簡単に受け入れられないから人間なんです。
泣きたいときは、大声で子供のように泣いていいよ。
もう無理、逃げ出したいと感じる原因3つ目は、人間関係に苦しんでいることです。家族とうまく付き合っていけない。友達とうまく付き合っていけない。人と仲良くなることができない。人に気を使ってしまって、自分らしくいることができない。相談できる人がいない。
様々な人間関係がうごめく中で、自分がどうしたいかわからなくなったとき、もう限界と感じてしまうことがあります。
一人で悩まなくていいんです。友達に話せないなら、電話相談を利用してみたらいい。寄り添ってくれる人は、どこにでもいることを忘れないで。
もう無理、逃げ出したいと感じる原因4つ目は、追われる日々に飽き飽きしていることです。仕事に追われる日々。連絡に追われる日々。家事に追われる日々。子育てに追われる日々。それぞれの仕事によって、追われることが変わってきます。
追われている時には気づけない。追われすぎて限界がきた時に、「あぁ、もう無理だ。」と、やっと気づくのです。
もう無理、逃げ出したいと感じる原因5つ目は、自分の悩みを人に話せないことです。自分が悩んでいても、人に話すことが苦手な人もたくさんいます。
自分の悩みを打ち明けられるほど仲のいい友達がいない。自分の性格上、人に本音で向き合うことができない。そんな人は、見ず知らずの人に話してみる手があります。
「周りの人に話せないから、自分で抱え込む」のではなく、
「周りの人に話せないから、見ず知らずのカウンセラーに話す」に挑戦してみませんか?
もう無理、逃げ出したいと感じる原因6つ目は、嫌なことが連鎖するように続いたことです。
仕事でミスをしてしまった。それに加えて、恋人とも別れることになった。最愛の人を亡くした。など、自分の辛いことがいくつも重なると、人は限界を感じてしまいます。「もう無理」「全部やめたい」「限界だ」と感じたときは、一度深呼吸をしましょう。
無理に頑張らなくていいのです。休むことも大事な仕事。
もう無理、逃げ出したいと感じる原因7つ目は、自分がちっぽけに感じる出来事が起きたことです。
職場の同期と比べて、自分がちっぽけに感じてしまった。異性にモテる同性と比べて、自分がちっぽけに感じてしまった。テレビに出る同世代を見て、自分がちっぽけに感じてしまった。様々な理由で「自分なんて…」と感じてしまうことがあります。
全て比較していることが原因。人と比べて生きていると、「もう無理」「もう限界」とネガティブになりやすく、幸福感度が下がります。
あなたはあなた。人の物差しでは測れないのです。
もう無理、逃げ出したいと感じる原因8つ目は、大切なものを失ったことです。
ずっと可愛がっていた愛犬が亡くなった。最愛の人を亡くした。家族や親戚を亡くした。自分が生きる理由になっていた人を失うと、限界を感じてしまいます。
慈しみ、悲しむ。
変えられない状況を見つめて、涙を流すことも大切。
無理に前を向かなくていい。今は泣いていい。立ち止まっていいんだよ。
ここからは、人生から逃げたいと思っている人。人生やめたいと思っている人に向けて、生き方のヒントになる13の項目をご紹介します。
「もう無理」「もう限界」と感じた時は、一度立ち止まって考えてみよう。人生をやめたい時はゆっくり休んでみることが一番。
あなたの人生はあなたにしか歩むことができない。
他の誰にも譲ることができない、素晴らしいものであってほしいから…
まずは、『逃げることは悪いこと』という概念から、自分を解き放ってあげましょう。「逃げたらいけない!逃げるな!」と言った人は、本当に人生で一度も逃げたことがないのでしょうか?
人の言葉に左右される必要ない。一番大切なのは、自分の心。自分が逃げたい時に逃げないと、最後まで追い詰められたときは「もう限界」という感情すら超越してしまいます。
今が、もう限界なとき。今、逃げて。
嫌なことや、見たくないものから、目を背けることも一つの手。頑張って、全てのものに向き合う必要なんてないのです。全ての人、全ての物事に向き合っていたら、自分がなくなってしまう。
どんどん自分の心を削ってしまって、自分の心がなくなってしまう。今限界が訪れているのなら、ここまでにしよう?
見たくないものからは、目を背けましょう。あなたが今見つめなければいけないのは、自分の心。労わることを忘れないでください。
いつしか、自分は良い子でいないと、いけない気がしていませんか?優等生でいないと、いけないと思っていませんか?
良い子でいることは、素晴らしいことかもしれない。でも、親が敷いたレールの上を走ることは、親の描いた人生。あなたが描く人生に、あなたはどう生きていたい?
完璧であることは、正しいこと?正義の反対は悪?きっと違う。人は不完全だから、支え合いながら生きていくもの。正義の反対は、他の誰かの正義。自分の物差しで生きていい。自分で自分のレールを敷いて生きていいんです。
今、自分が何者かわからなくて、悩んでいる人。自分がちっぽけに感じて、「もう無理。もう限界。」と思っても大丈夫です。
多様化されていく世の中で、自分が何者かに気付けている人なんて一握りもいない。世界一のアーティスト、金メダルを取るオリンピック選手。世界一頭のいい学校に入った学生。世界一大きな企業に採用された人でさえ、自分が何者かわからない日だってあるはずです。
「自分が、どこの誰で、何をしたくて、何のために生きていて、誰を幸せにしたいのか。」
はっきり全て見えている人生が、幸せとは限らない。
何者でもない自分は、何者にもなれるということ。
自分のルールは自分で作るようにしましょう。小さなことでもいいのです。「頑張った日は自分で自分にご褒美をあげる」「疲れた日は早く帰宅して湯船に浸かる」「嫌な人からの誘いは断るようにする」そんな今までできなかったことを、一つずつ実践してみましょう。
自分を甘やかすということ。自分を守ること。自分を大切にすること。
一番忘れてはいけないことは、自分が幸せじゃない時に、人を幸せにすることはできないということ。
人は全人類に好かれることはほとんど無理に等しいのです。誰かがいいと言うものは、誰かが悪いと言う。全人類に好かれようと思ったら、自分を殺して八方美人し続けるしかないのです。
ですが、そんな八方美人も「みんなにいい顔してる」「あの人は八方美人だから、信用できない」と言われてしまいます。
それなら、周りの数人にとびきり愛される人になればいい。
全人類に好かれる必要なんてないんです。身近な人に、愛されることが一番幸せなんです。
自分がやりたくないことを無理してやるくらいなら、自分の好きなものに好きなだけ時間を使った方が、人生楽しく生きていくことができます。もちろん、やりたいことのためにはやらなきゃいけないこともあります。
ですが、それすら乗り越えようと思えるくらい好きなことに手をつければいい。お金のために嫌なことばかりする必要はないのです。自分が満足できる人生は、自分にしか作ることができないのです。
依存はいずれ、憎しみに変わります。つまり、依存している状態では、お互いを慈しみ合うことができないのです。
あまりにも短すぎるたった80年の人生の中で、憎しみを持つ時間を増やすのか、深い愛情を注ぐ時間を増やすのか。
自分が送りたい人生は、どっち?
恋人に依存している人。家族に依存している人。友人に依存している人。依存は悪いとは言いません。ですが、依存はいつしか自分を苦しめる材料になるということを忘れずに、生きていきましょう。
今を楽しむことも、生きていく上でとても大切なことです。明日死ぬかもしれない。そう思ったら、今日が一番楽しい日でないと、後悔してしまいます。
常に、自分が幸せでいることはできない。でも、自分が満足する人生を送るためには、今一分一秒を見つめ直すことが大切。5年後の自分のために頑張る選択をしたとしても、そこに向けた今が楽しくないのであれば、きっとそれは本当に叶えたいものではないのです。
自分の全てを投資したいと思っても、休む時間がなければ、自分を保ち続けることができず、限界が訪れたり「もう無理…」と思ってしまいます。
悩むことが増え、苦しい時間が増えたと感じた時に、限界を迎えることがあります。自分の限界は、目には見えないものです。だからこそ、頑張り続けてしまう。それによって、悩むことがどんどん増えてしまう。
でも、悩むということは決して悪いことではありません。自分と向き合えているということ。悩むということは、生きている証拠です。
自分の人生をやめたいと思っても、限界が訪れて「もう無理」と感じていても、悩んでいる今こそが、今の自分にとって大切な時間なのです。
世の中に、絶対に正しいことなんて一つもありません。日本国民として生きている以上、法律は絶対に守らなくてはいけないもの。それ以外のことで、絶対に正しいことなんてないのです。
今の仕事でなければいけない意味。今の恋人でなければいけない意味。今の自分を変えなきゃいけない意味。
迷ったときは、メリットとデメリットを書き出してみましょう。デメリットの方が多いのであれば、逃げていい。その場から、立ち去っていい。
「こうでなければならない」ということは、何一つないと心の片隅に置いておきましょう。
自分を傷つけるもの。DVをする恋人。モラハラ・セクハラしてくる職場の人。悪口を言い、マウントを取ってくる友達。全てのものから離れなさい。自分を傷つけるものは、必要ないものです。
自分に必要なのは、限界を迎えた今を支えてくれるものだけ。
傷つけ、苦しめてくるものを大切に取って置いても、自分の心が傷だらけになるだけです。あなたを傷つけるものは、「自分を傷つけられたくない」という思いに苛まれている状態です。
そこに、愛情はありません。自分が愛情を持てるもの、自分に愛情を持ってくれるものだけを、大切にしましょう。
苦しさを感じる数だけ、人は強くなれます。「もう無理」「もう限界」と感じた数だけ、それを乗り越えた数だけ、強くなることができます。
だから何度悩んだっていい。何度挫けたっていい。立ち上がればそれだけでいい。立ち上がれなくなったら、人に相談しましょう。助けを求められる自分になりましょう。
人に頼ることは、弱いことじゃない。人に弱みを見せられる人こそ、本当に強い人。
人前で頑張りすぎる必要なんてどこにもない。自分のプライドは自分にしか壊せないのです。
「もう無理」「もう限界」と感じた時は、自分自身と向き合う絶好のチャンス。
少し休みを取って、人生パスしてもいいのではないでしょうか?
人生やめたい時に、無理やり頑張る必要はどこにもありません。
自分を追い込んで、自分を苦しめる必要はありません。
しっかり自分自身と向き合って、自分の心の小さな変化に気づいてあげられるようにしましょう。
それには、余裕が大切です。「もう無理」と思った瞬間に、自分で休めるようにしましょう。
次は、「もう無理」と限界を迎える前に、休息を取りましょう。
休むことも覚えましょう。
頑張ることは素晴らしいことですが、頑張ることだけが正しいことではありません。
あなたがあなたのまま、あなたらしく生きていくためには、立ち止まって見つめ直す時間も大切です。
がむしゃらに走り続けていたら、今の道が正しいのかわからなくなってしまう。
自分が歩いている道の先に崖があるかもしれない。
限界が来る前に、今の自分の心の声に耳を傾けてあげましょう。
何が正しいかなんて、誰にもわからない。わかるのは自分だけ。
そして、自分の人生を作っていけるのも、自分だけ。
あなただけが歩める人生。せっかくなら、幸せに生きてみませんか?
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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頑張ることだけが正しいなんて、そんなの間違ってると思う。