2019.09.16
死にたいと感じている人へ。
「私はなんのために生きているのだろう」
「私は、なんのために生まれてきたのだろう」
なぜ、今、生きているのだろう。
もう終わらせてしまいたい…自分の手で終わらせてしまいたい…
でも、死ぬことは簡単なようで難しい。
生きていくことも辛いけれど、死ぬことも怖い。
死ぬ勇気がない自分に嫌気が差すこともある。
私たちはいつでも、そんな悩める方の力になりたい。
そこで今回は、死にたくなる時の自分の心の中と、死にたいと思った時に思い出して欲しい7つのことについてご紹介します。
あと少しだけ、生きてみませんか?
生きていくことは簡単じゃない。
生きているだけでお金がかかる。生きているだけで頑張り続けなきゃいけない。
「生まれたい」なんて願ったわけじゃないのに、これが人間の宿命なの?
「助けて」と泣き叫びたくても、誰も助けてくれなかった。
世の中が、私に優しいことは一度もなかった。
大人になるにつれて、怖くなる回数が増えた。虚しくなることもある。
できることなら、永遠に世間と距離を置いて生きていきたい。
生きていきたくないんです。
でも、まだ少しだけ諦めることができないから、生きているんだと思う。
なににも期待していないけれど、諦めることもできない。
なぜ、こんなに、不安なんだろう。
今、この世界に生きている人は誰も死んだことなんてない。だから、誰かが言う「死んだら人が悲しむよ」に根拠なんてない。
「でも、きっと誰かが悲しんでくれることは事実なんだろうな…」
死にたくなる時、心はどうなっているんだろう。なぜ、死にたいと感じているんだろう。なぜ、生きることはこんなにも難しいのだろう…
死にたいと嘆くことがあっても、自殺したいとは限らない。反対に、自殺を考えているからと言って、死にたいとは限らない。
死にたいわけではなく、消えたいときもある。死ぬ勇気はないけれど、生きる勇気もない。ただ、楽になりたい…と思うこともある。心に募った不安感や絶望感は、死にたいという感情に繋がっていきます。
周りに人がいない。助けてくれる人がいない。本音を言える人がいない。だから全部自分の中で抱え込んでしまって、気づいたら誰にも話せなくなっている。
本当は、「助けて」と言いたい。「そばにいて」と言いたい。でも、頼れる人がいない。
そんな時に自分の生きている意味を見出せなくなってしまって、死にたいという感情が生まれるのです。「私が死んでも誰も悲しまない」と思ってしまう心理も、周りに頼れる人がいないことが原因。
今の環境。過去のトラウマ。自分の性格。人間関係。仕事環境。家族関係。恋人関係。
人は様々な理由で、苦しみや悲しみを感じます。今の自分の状況から抜け出したいと思った時に、死にたいと思うことがあります。死にたいという気持ちは、人が思っているよりも一般的な感情なんです。
でも、とても重いことには違いない。一番は、周りの人が気づいてあげること。ですが、なかなか気づけるものじゃない。小さな相談も本人にとっては自殺を考えるほどのことかもしれないのです。
ただ、今、死にたいと思った。
死ぬほど辛いことがあったかと聞かれたら、わからない。
でも、ただ今すぐに死にたいと思った。
本当は怖いけれど、きっと本当に自殺することはできないけれど…でも、死にたいと思った。全部から解放されて、楽になりたいと思った。
わけも分からず涙が流れてくる。ベッドから出ることが怖い。何もしたくない。何も考えたくない。
「死にたい」と思ったことがある。
「どうやったら簡単に死ねるだろう」と思ったことがある。
簡単に死ぬ方法があったとしても、踏み出すことは簡単じゃなかった。
本当は、誰かに助けてほしかった。自分の心が壊れてしまう前に、誰かに気づいてほしかった。
自分一人では抱えきれないほどの重い荷物を持って生きるのは、大変だった。
ずっと一人な気がしてた。
泣くときも、不安になるときも、誰も気づいてくれなくて、いつも一人で歩いて行かなければいけない現実を、受け止めることができなかった。
「死にたい」と思ったとき、思い出してほしいことがあります。
人生のハードルは、自分が上げすぎているだけかもしれない。誰かの物差しで、誰かが敷いたレールの上で生きているだけかもしれない。
人生の主人公は、いつだって自分なのに。私を幸せにできるのは、私だけなのに…
もっと肩の力を抜いたら、もう少し生きていけるかもしれないの。
希望なんてどこにもない。そう思う日だってある。でも、希望は絶望に隠れてしまっているだけで、誰にだってあるもの。
守りたいもの。守ってほしいもの。愛するもの。愛されたいもの。
希望が見えなくなった時は、絶望が大きいだけ。決してなくなったわけじゃない。もう少しだけ、前を向いてみませんか?
逃げることは間違いじゃない。「逃げてはいけない」なんて一般常識に囚われてはいけない。あなたの常識は、あなたが決めればいい。正義はあなたの中にしかない。
辛くて苦しい時に全力で戦おうとする必要ない。逃げることも一つの選択肢。忘れてはいけないのは、「自分の全てをわかってるのは、自分だけだ」ということ。
誰かの物差しで生きる必要なんてない。嫌なことからは逃げていい。自分が壊れる前に、逃げていい。今すぐ、そこから逃げて。
なんでここまで生きようと思えたんだっけ?何度も訪れた「死にたい」という感情。その波に飲まれずに泳いで生きてこれた。なぜ、生きてこれたんだっけ?
家族がいたから?友人がいたから?恋人がいたから?仕事があったから?夢があったから?それとも、死ぬことが勿体無いと思えたから?
なぜ今自分が生きているのか、わからなくなってもいい。
生きていることに、無理やり価値を見出さなくていい。
自分が自分としてこの世に存在しているだけで、素晴らしいんだから。
人は、見たくないものから、目を背けて生きてきた。人は、知りたくないことを聞かなくていいように、耳を塞いで生きてきた。
でもあなたは、自分の弱さと向き合った。
自分の弱さから目を背けなかった。それだけで誰よりも強い人間。
死と向き合うことは誰だって怖い。でも、その死と向き合うことができた。誰にでも経験できることじゃない。
あなたがあなたとして生まれてきて、あなたとして生きてきた経験はあなたにしかできなかったこと。
誰かと比べて、自分の方がだめだなんて思う必要ない。誰かと競い合う必要もない。
自分は、自分になりたいんだよね。私は、私になりたい。
『何者か』じゃない自分は、誰かと比べることで何者かになろうとした。
でも、自分の名前があって、この体でここまで生きてきたことは、人と比べることができない。
SNSの発達によって、人と比べることが増えた。「あの子が羨ましい」「あの子と比べて自分は…」と思うことが増えた。なら、その携帯捨てちゃえばいい。比べてしまうもの全部捨てちゃえばいい。
命より先に、捨てられるものがたくさんある。
命は、最後。自分を守るために、自分に必要ないものは捨てていいんだよ。
「頑張れ」「大丈夫だよ」「なんかあったら言ってね」「生きてたらいいことあるよ」「死んだら悲しむ人がいるよ」
何度も言われたね。
「頑張れ」と言われても、頑張ってるから辛いんだと思った。
「大丈夫だよ」と言われても、大丈夫じゃないから話しているんだと思った。
「なんかあったら言ってね」と言われても、今なんかあったから話してるのに…と思った。
「生きてたらいいことあるよ」と言われても、そんな根拠のないもの信用できないと思った。
「悲しむ人がいる」と言われても、そんな人いない…と思った。
励ましの言葉は、いつしか自分のプレッシャーに変わっていた。自分の心がどんどん潰れていく気がした。誰もわかってくれないと思ったら、人に話すことも苦しいと思った。
だからこそ、人の言葉は無視していい。理解がある同じ経験をした人以外には、相談しなくていい。自分が苦しくなることからは、離れていい。
自殺したいと思った時。特に理由がないときもある。ただ、今すぐ死にたいと思う。
でも、死ぬ前に一度休んでみませんか?自分の心の休息を取ってみませんか?
猛烈に不安が募って、焦ってしまって、自分の心がどんどん壊れていく感覚に襲われたら、「死んだ方が楽かもしれない」「もう楽になりたい」と思ってしまう。
でも、その前に一度だけ、今の自分の環境から離れて休んでみませんか?
誰かに助けてほしいと思ったとき、何も言わなくていい。
ただ隣にいてほしい。必要としていてほしい。
期待に応えられるかわからないし、期待しないでほしいけど、必要としてほしい。
生き尽くした気がしてしまう。何も成し遂げていなくても、この先の自分の未来が見えない。
不安に襲われて、怖くて、でも死ぬ勇気はなくて…
そんな時は、誰かに隣にいてほしいと思う。
思いっきり泣くから、支えてほしいと思う。
この涙が全て乾くころには、また新しい自分として「生きよう」と思えるかもしれないから…
死にたいんじゃない。ただ楽になりたいだけ。
今の状況を変えたいだけ。過去を塗り替えて楽になりたいだけ。
お願いだから、もうこれ以上傷ついたり苦しんだりしたくないだけ。
誰かの胸の中で守られながら生きていきたい。
このまま生きていたら、嬉しいことの一つや二つあるかもしれない。
あと少しだけ、もう少しだけ、自分を信じてあげたい。
ここまで生きてこれた自分を大切にしてあげたい。
生きることも死ぬことも辛いなら、せめて今の自分が報われる生き方を見つけてあげたい。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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