2019.09.13
最近、ビジネスマンの間でも話題になっている「瞑想」。会社内で瞑想を行う企業も増えています。
なんとなく耳にしたことはあっても、瞑想の実態や実際のやり方をまだ知らない人も少なくありません。「なんだか怪しそう…」と思っている人もいるのではないでしょうか。
これまでスピリチュアルな印象を持たれていた瞑想ですが、実際に行ってみると、瞑想がもたらしてくれるのは素敵な効果ばかりなのです。
瞑想の実態と初心者でも始めやすい瞑想のやり方・方法、そしてコツを知って、瞑想を習慣にしていきましょう!
まず、「瞑想」とは一体どのようなものなのでしょうか。
瞑想の歴史は古く、「瞑想」と呼ばれるものの中には様々な種類があります。日本でもメジャーなヨガも、瞑想の一種として数えられることもあります。
その中でも、近年特に話題になっているのが「マインドフルネス瞑想」です。「マインドフルネス」という言葉を聞いたことがある人も少なくないでしょう。
マインドフルネス瞑想とは、「今この瞬間」に意識を集中させて、自分を客観的に観察していく瞑想のやり方です。
今では、自分と向き合うための方法の一つとして、多くの人が実践しています。
瞑想には、様々な良い効果があります。さらに瞑想の特徴として挙げられるのが、続ければ続けるほど効果が感じられるようになる点です。
たった一回の瞑想によって、これからご紹介する効果を突然感じられるようになることはありません。しかし、瞑想を習慣化して、日々の生活の中でたくさん行うことによって、瞑想の効果はより大きく発揮されるようになります。
ここでは、実際に瞑想を行っていくことで感じることができる効果のうち4つをご紹介します。
瞑想を行うことで感じられる効果の中には、ストレスの軽減があります。私たちの生活の中にはたくさんのストレスがあり、日々そのストレスと戦いながら生きています。
毎日が忙しく、なかなかストレスを解消するための時間を取るのが難しいこともありますよね。しかし、瞑想を継続して行うことによって、日々のストレスを軽減させることもできるのです。
瞑想の効果には、集中力がアップするという点もあります。
例えば、仕事の業務時間内にもかかわらず、集中力が低下してしまう瞬間もありますよね。そんな時に瞑想を行うことで、集中力をアップさせることもできます。それによって作業効率化を測ることもでき、仕事もスムーズに進められるようになります。
瞑想を行うことで、うつや不眠など多くの場合で精神面が原因となっている症状の改善を期待することもできます。
瞑想の基本とされている「今この瞬間」に意識を向けることができるようになると、自分がマイナスに感じてしまっている状態さえも受け入れることができるようになることがあります。
瞑想を通じて自分自身と向き合っていくことが、精神的なストレスからの解放にも繋がる可能性もあるのです。
瞑想には、リラックス効果も期待することができます。「自分は別に瞑想で得られる効果を求めていない!」と思っている人でも、より良い自分になることができる効果を期待できるのが瞑想です。
大きなストレスを感じていないように思っている人であっても、気づかないうちに蓄積されている疲れはあるはずです。そんな疲れを毎日の短い時間の中で取ってくれるのが、瞑想なのです。
それでは、実際に瞑想を行おうと思ったら、まずは何を意識すれば良いのでしょうか。
瞑想にはなんとなく難しそうなイメージを持っている人がたくさんいます。しかし、瞑想のやり方は決して難しいものではありません。
ここでは、初心者が瞑想をしようと思った時におすすめの瞑想のやり方7選をご紹介していきます。
張り切りすぎず、難しく考えすぎずに、まずは気楽に瞑想にチャレンジしてみましょう!
瞑想のやり方を知りたいと思った時に、まず最初に考えるであろうことが「いつ瞑想をやればいいの?」という点です。瞑想はどんな時間帯にやるのが良いのでしょうか。
瞑想は、いつどんな時に行っても良いとされています。しかし、これから瞑想を習慣にしていきたい場合には、まずは習慣化していくことが重要になります。
いつ行ってもいいと言われると、習慣になっていないうちは「あとでやろう」などと先延ばしにしてしまったり、そもそも瞑想することすら忘れてしまう可能性も高まります。
そのような場合には、まずは寝る前の5分間で瞑想する習慣をつけるのがおすすめです。
朝に行うことでよりスッキリするとも言われる瞑想ですが、実際に朝の時間帯には慌ただしくて時間を取れない人も多いものです。
いつもはスマホをいじっている寝る前の時間で、瞑想を取り入れてみましょう。
そして、最初のうちは長時間の瞑想を行う必要もありません。徐々に慣れてきたら時間を長くするのも良いですが、まずは1日5分間の瞑想を習慣することを目指しましょう。
瞑想のやり方の基本として、呼吸に意識を向けて行うという点があります。そして、呼吸に集中している際に出てきた雑念も認め、そのあと再び呼吸に意識を戻す。この繰り返しを行っていきましょう。
私たちは、いついかなる時も生まれてからずっと呼吸をしています。しかし、毎日の生活に追われている中で、自分の呼吸に意識を集中させる瞬間はなかなかありません。
いつもよりゆっくり、そして深く、呼吸をする意識を持って瞑想にチャレンジしてみましょう。
瞑想を行う際の姿勢も、様々なものがあります。座って行う場合も、寝転がって行う場合もあります。どんな姿勢が正解ということはないのです。
しかし、瞑想初心者である場合には、まずは姿勢を正して行うことから始めるのがおすすめです。
背筋を伸ばして、正しい姿勢の状態で行うことで、いつもと違う意識の集中ができるものです。
慣れてきたら、様々な姿勢での瞑想にチャレンジし、自分に合った方法を探してみると良いでしょう。
瞑想を行う際には、「こんな環境でなければいけない!」と言った決まりはありません。いつでもどこでもできるとされている瞑想ですから、人混みのうるさい環境の中であっても、大自然の中であっても、自分が瞑想をすることができればどのような環境でもいいのです。
しかし、初心者の人におすすめなのは、まずは静かな環境での瞑想からスタートすることです。
瞑想は、継続して習慣にすればするほど、その効果も発揮されるようになっていきます。そして、瞑想をする際には少なからず集中力が求められます。
最初は「少し難しいな…」と感じる可能性も高いので、まずは静かな環境で自分の意識に集中する訓練からしていきましょう。
次第に瞑想自体に慣れて行くと、静かな環境ではない場所でも瞑想に集中することができるようになります。
その時に、また改めて自分なりの瞑想のやり方を検討していくのがおすすめです。
瞑想を始めて間もない頃には、なかなか呼吸に意識を集中させるのが難しいと感じることもあります。
そんな時には、ヒーリングミュージックを聴きながらの瞑想がおすすめです。
最近人気が高まっている瞑想のための音楽は、実は音楽配信サービスや動画配信サービスにもたくさん上がっています。また、瞑想のためのアプリもたくさんあります。
自分一人で瞑想を習慣にしていくのが難しいと感じる時には、そのようなサービスを頼りながら瞑想に慣れていきましょう。
癒しの音楽があることによって、より大きなリラックス効果を得られることもあります。
瞑想のやり方の中でも重要になってくるのが、集中しようと思いすぎないことです。
集中しなければと焦りを感じてしまうと、余計に焦りが大きくなってしまい、結果的に集中できないこともあります。
瞑想をする時に大切なのは、「気楽な気持ちで取り組もうとする」ことです。集中できなくても、「今の自分は集中できていないな」ということに気付ければそれで大丈夫です。
集中していない自分を客観視すること、集中できない自分に気づくことも、立派な瞑想の効果です。
上手にやろうと思うことなく、ただフラットに瞑想ができている状態を目指しましょう。
瞑想をする際には、何よりも継続することが重要です。瞑想は、継続することによってその効果が高まっていくものです。たとえ興味を持っても、一回やってみるだけではその効果を感じることはほぼできないでしょう。
とは言っても、瞑想の習慣化は決して簡単なことではありません。毎日やろうと思っていても、なかなか思うように時間が取れないこともきっとあるはずです。
そんな時には、隙間時間を有効に使って瞑想することを心がけましょう。
例えば、毎日寝る前に瞑想すると決めていたのに、疲れていて瞑想をせずに寝てしまった時。
そんな時には、「できなかった」と諦めるのではなく、翌日の通勤時間や仕事の休憩時間を活用してみてください。
まずは毎日5分間。継続するためには、臨機応変に場所や時間を変えてやるのも有効です。
気張りすぎずに、できなかった時には別の場所・別の時間を使って、瞑想を行ってみましょう。
話題になっている瞑想ですが、習慣化してその効果を感じられるようになっている人はまだまだ多くはないでしょう。
この記事でもたくさんお伝えしましたが、瞑想は何よりも習慣化して継続することが大切です。
継続していくことによって、より大きな効果を期待できるのが瞑想です。
「難しい」「自分には時間がない」と思っている人でも、毎日の短い時間を使うことで瞑想によるたくさんの効果を実感できるようになります。
毎日の中に瞑想を取り入れて、より過ごしやすい日々を実現していきましょう!
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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