2019.09.01

我慢して大人になるくらいなら、子供のまま喚いていたかった。

Ayano

Ayano

ねぇ、お願い。今晩だけ、子供でいさせて...?

仮面を被った子供なんだ

たくさんのものを犠牲にして、たくさん我慢をした。

これを守るんだって決めてからずっと、守りたいもの以外はどんなに好きなことでも手放した。

彼氏も、お金も、趣味も、人生も。

きっともっと大人だったら、全部うまくできたんだろう。

でも私たちはいつだって、まだまだ子供で、ずっと子供らしい。

我慢して大人になったフリして、涼しい顔していれば誰にもバレないと思ってた。

実際にそうだった。周りの目がどんどん変わっていった。みんなが私を見る目は、強い大人に対しての目だった。

本当はまだまだ子供でいたいのに、時間も環境も、それを許してくれないみたいなの。

理性と本能。まだまだ私は…

本当は、まだまだ泣き喚いたりしたい。感情のまま走ってみたりしたい。

周りの目なんて全部無視して、自分の思うままに生きてみたい。

それができないのは怖いから、なんて曖昧な理由だけじゃない。

今までのように感情に身を任せて生きるのではなくて、理性を知らなきゃいけないみたい。

自分の気持ちを我慢して、大嫌いだった『世の中の当たり前』についていかなきゃいけないみたい。

これが大人になるということなら、まだまだ私は子供でいたい。

大人を履き違えた子供達

10代の頃は大人になりたかった。

大人になるということを、全然知らなかったからだろう。

「彼氏に釣り合う女になりたいから」「彼氏とお酒を飲みに行きたいから」「彼氏の周りの女に見下されたくないから」そんな理由で大人になりたかった。

子供の頃は、自分が勝手に自立した気になってた。人前で泣かなきゃ、大人になれたと思ってた。見た目で老けて見られたら、それだけで大人の仲間入りした気持ちになっていた。

でも全然違った。

大人になるということは、全然簡単じゃなかった。

『強くなる』の真意

大人になるためには、強くなるためには、もっともっと人より何倍も努力しなきゃ!隠れて頑張らなきゃ!他人に認められることを求めてはいけない!

なんてずっと考えてた。

でも、全然違った。本当に強い人は、弱いところも見せられる人だった。

心許した人に対しては、涙を見せることができる。我慢ばかりしないで、適度に息抜きができる。自分の気持ちを押し殺すのではなくて、自分が納得できる形を取ることができる。

強くなるということの意味すら知らずに、勝手に強くなった気がしていた。

だから、壊れる時は一瞬だった。

脆くて脆くて、それでも戦わなきゃって強がって…空回りしては、また強がった。

でも、あなたからの「頑張ってるね」の一言で、全てが溶けた。

好きな人からのたった一言で、全てがどうでもよくなれるから、私はまだまだ子供みたい。

それで、いいんだ。それが、いいんだ。

 

Ayano
Ayano
株式会社DariaMe代表|22歳 バイセクシャル 『生きるという当たり前に真剣に向き合います』

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