2019.07.14

最近よく聞く「エモい」の意味とは?えもいって何?語源や使い方をご紹介

【目次】

最近よく聞く「エモい」って言葉
エモいの語源や意味とは?
平成初期の写真見るだけでエモさ感じる
エモいの使い方をご紹介
エモいには明確な意味がないからエモい!

 

最近よく聞く「エモい」って言葉

ほの暗い室内にきらめくトルコランプの写真とか、日本では見られないような外国のおしゃれな街並みとか、心が震えるようなものに出会ったとき、思わず「エモい」とつぶやいてしまうことはありませんか?

「綺麗」でも「オシャレ」でも「かわいい」でもない。

この風景、この写真、すごく「エモい!」と衝撃のままに言葉に出してはいませんか?

でも「エモい」って何?どういう意味?

改めてちゃんと考えたら、何だか悩んでしまう「エモい」という言葉。

今回は最近SNSやメディアで飛び交う「エモい」という言葉の意味について、紹介していきます。

いつも使っている人も、使ってみたことはないけれど聞いたことはあるという人も「エモい」という言葉について、一緒に考えていきましょう。

エモいの語源や意味とは?

エモいの語源は英語の「emotional(エモーショナル)」です。エモーショナルは日本語で言うと「感情的、情緒的なさま」という意味になります。よく使われる言葉としては「エモーショナルな音楽」や「エモーショナルな作品」などがあり、感情に染み入る作品や心に直接響くような音楽のことを指します。

また、古典文学に出てくる言葉に例えれば、「もののあはれ」や「いとおかし」に値するものと言われています。「しみじみと情緒を感じること」「とても美しいもの」など、生きるために必要ではないが心を揺さぶるもの、ぐっときたもの、という感覚を意味するものです。

なお、エモいはもともと音楽ジャンルの一つである「イーモウ(Emo)」として、音楽業界で使用されていた言葉でもあります。イーモウは切なくて哀愁溢れる音楽と歌詞が特徴的なロックミュージックの一つです。この感情に訴えかけるイーモウを「Emoi(えもい)音楽」と表現するようになったと言われています。

平成初期の写真見るだけでエモさ感じる

2000年代もすでに始まって19年が経ちます。平成初期というのは言葉では知っているけれども、直接体験したことはないという10代、20代の人も多いでしょう。

あるいは平成初期にすでに生まれていたとしても、まだ生まれて間もないため、平成初期の鮮明な記憶があるという人は少ないのではないでしょうか。

そんな平成初期の写真を見てみようと検索すれば、出てくるのは街並みや交通機関、幼稚園の運動会の画像。

政治などが今と大きく変わった訳ではないのに、どこかノスタルジックで懐かしさを感じてしまう写真に「これはエモい…」と呟いてしまう人も多いのではないでしょうか。

際の記憶はなくても、どこかメランコリックで切ない気持ちに浸ってしまいます。

今では閉店してしまったおもちゃ屋さんの写真に、幼い頃に遊んでいたおもちゃの記憶を重ねてセピア色の情景を浮かべることもあるでしょう。

そのうまく表せないけれども心に響く感情が「エモい」なのです。

エモいの使い方をご紹介

エモい、エモいというけれど、エモいの使い方ってこれであっているの?と疑問に思っている人たちに、エモいを実際に使う場面を紹介します。

ただし、エモさは言うならば脳みそを通さずに心で感じるもの。

あまり考えずに、「これはエモい!」と思ったとき感情のままに発言するのが一番いいのかもしれません。

1.懐かしさを感じた時の「エモい」

小さい頃によく見ていたアニメの一場面、好きだった服、今は無くなってしまった商店街の街並み…、いわゆるノスタルジーを感じた時に使う「エモい」。これは、哀愁や追憶を表すものです。

もう戻れない幼い時や若かりし頃を懐かしく思い、故郷への思いを募らせるような時に居合わせたとき、人はエモさを感じるのです。また、実際にそこで生活していたわけではないけれども、レトロな街並みや風景などを見た時にもエモさを感じることがあります。

2.切なさを感じた時の「エモい」

TVドラマで恋心が実らなかった登場人物を見た時、恋愛小説で写真を切り取ったような叙情的な展開を読んだ時、胸を締めつけられるような切ない場面に出くわしたときに溢れてくる「エモい」は切なさによるものです。

甘く可愛らしい切なさを感じた時のエモいは、果物で表すなら甘酸っぱいさくらんぼのような感情です。

3.寂しげな愛を感じた時の「エモい」

例えばすでに恋人のいる相手に恋してしまった時、例えばその相手をそっと影から見つめる時、でもその愛は決して実らない時…そんな身を切られるような寂しげな愛を見かけたことはありませんか?

そのむくわれない愛の辛さと、それでも一途に思い続ける清らかな恋心にエモいと感じるときもあるかもしれません。掬い上げることのできない、やがて消えゆく一瞬の恋の切なさは胸を締め付け、それでも心に強く響く感情となるのです。

4.ロマンチックなものを見て「エモい」

澄んだ冬の夜空に瞬く満点の星。木々に彩られたクリスマスのイルミネーション。幻想的に青白くライトアップされたシンデレラ城…見目麗しいものを見た時、心がときめいたことはありませんか?空想的でロマンチックなものを見た時に感じる感情もエモさのひとつです。

現実離れした美しさは、人を魅入らせて、時に心を揺さぶるのです。見終わった後の余韻すらエモいと感じる、そんな時もあるでしょう。

5.趣を感じた時の「エモい」

趣とは物事から感じる風情や、しみじみとした味わいのことを指します。日々の喧騒から離れて、心安らげるような場面に出会ったとき、思わずエモさを感じてしまうのではないでしょうか。

普段あまり馴染みのない、日本の伝統文化である華道や茶道を着物姿で行った時、また、紅葉や夜桜などうっとりするような自然の風景に見入った時、感嘆の溜息と共にエモさを感じるのです。

6.感性を刺激された時の「エモい」

人にはそれぞれ感性が備わっています。それぞれ感じ方の違いはあれど、自分の感性を刺激するような物に出会ったとき、「エモいものを見た」と感じることがあるのではないでしょうか。

絵画や彫刻など芸術によく触れる人なら、好きな作家の作品や見たこともない個性的な作品を見た時にエモいと感じることがあるでしょう。また、芸術などに馴染みがなくても、例えばさながら美しい絵画のように盛りつけられたスイーツなどを見た時にエモさを感じる人もいます。

何に感性を揺さぶられ、エモさを感じるかは人それぞれなのです。

7.感情を言葉にできない時の「エモい」

あまりに衝撃的なものに出会ったとき、人は当てはめるべき言葉を思いつきません。そのため、迷った末にエモいという言葉を使う時もあるでしょう。

しかし、そのエモいは仕方なく使ったのではなく、心から湧き出た感情を形にしたものなのです。近い言葉では少し前に流行った「萌え」という言葉の使い方と似たようなものになります。あれも言葉では表せないプラスの感情を表そうとして生まれた言葉と言えます。

自分の持っているどの言葉でも言い表せない、沢山の思いが集約されたもの。それがエモいという言葉に当てはまるときもあります。

8.儚さを感じた時の「エモい」

儚さからくるエモいは、消えゆくものに感じることが多いです。

例えば散りゆくサクラにエモさを感じたり、波に揺られて消えていく透明なクラゲにエモさを感じることはないでしょうか。手を離してしまい遥か彼方に跳んでいく風船を見た時に、「なんてエモい光景だろう」と感じることもあるのではないでしょうか。その切ない心を揺さぶる情緒的な感情がエモいにあてはまるのです。

掌に掴もうとしてもつかめず、儚く消えていってしまうもの。その脆さに「なんてエモいんだろう」と溜息をついてしまうこともあるでしょう。

エモいには明確な意味がないからエモい!

エモいの語源であるエモーショナルの意味には「感情に突き動かされるさま」というものもあります。

感情とは人それぞれで、どんなものに喜怒哀楽を感じるかは絶対的に決まっているものではありません。

それと同じく、「エモい」という言葉も、エモいと感じた人それぞれの感情によって違うのです。

心を揺さぶられるような場面に出会ったとき、言葉では表せないような複雑な感情が入り混じった時、理屈よりも先にでてきてしまう言葉、それが「エモい」なのです。

そこには溢れんばかりの感情が集約されています。

心に深く染み入り感嘆するような出来事に出会ったとき、あなたも無意識に「エモい…」と呟いているかもしれません。

meino
meino
好きなものを好きだと言い続けたい、永遠のサブカル女子。

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