2019.07.12

ご立派な人生じゃなかったけど、もう生き尽くしたわ。

あーやん。

あーやん

もっと生命を削りたい。もっともっと崩れてしまいたい。

甘い蜜なんか、もう残っていないのよ。

特にご立派な人生じゃなかったけど、特にご立派に生きたつもりもないけれど、もう何も残っていないのよ。

毎日毎日命が削られていく音がする。

時計の針の音が怖くて、家にはデジタル時計しか置けなくなった。

シャッター音が怖くてカメラを向けられることをひどく嫌った。

価値のある人間は時間を有効活用している。

価値のある人間はシャッター音を聞いても何も思わない。

彼らはきっと、命が削られていく音を聞いたことがないのだろう。

価値のない私は、いつだって全てを恐れてる。

もう、何も残っていないけれど、それでも命は残っているみたい。

やりたいこと?もうわからないわ。

自己実現欲求や承認欲求を高める人が世界には溢れていて、その生気に惚れ惚れする。

やりたいこと?

「もうわからないわ。」

今考えていること?

「いつ人生は終わるのかしら。」

あと何年、生きたいかって?

「考えたこともなかったわ。」

溢れる感情とか、感性とか、もう全て絞られてしまった。

全て吸い取られてしまった。

だからもう残っているのは、虚無感だけなのよ。

空っぽな言葉をぶつけながら、空っぽな体で生きるくらいなら、生きているとは言えないじゃない。

呼吸しているだけで、後にも先にも何もないのよ。

満足してるとか、そんなことじゃないのよ。

満足しているとか、していないとか、そんなことじゃないのよ。

別にご立派な人生じゃなかったし、何か一つのことをやり抜いた人生でもなかった。

でも、それでいいのよ。

きっと人は死ぬとき後悔を残すんだから。

ほどほどの満足で「まぁいっか」ってこの世に未練を残して死んでいくのよ。

死の裏側が見えるのなら見てみたいものだわ。

月の裏側が見えるのなら見てみたいものだわ。

私が作り上げた自分の人生が壊れるところは、自分の目でしっかり見届けたいのよ。

私がいなくなった世界を、自分の目でしっかり見届けたいのよ。

だからどんな人生だって、人は後悔しながら死んでいくのよ。

美しいから、儚いから、命って好き。

命は美しいから好き。

命は儚いから好き。

この世で一番好きなものは、人間の命。

限りがあるものが好き。美しく儚く妖艶なものが好き。

生命を感じさせてほしいのよ。

自分の力だけじゃなし得ないものが知りたいのよ。

もっと無敵感に包まれたい。

もっと命を削ってる感覚がほしい。

今欲しいのは、「あぁ私生きてるんだ」って思えるような何か。

涙を流しながら、「あぁ生きてる」って思いたい。

だから毎日、

「あなたの人生は今日までよ」

って言われたい。

そんな焦りがなきゃ生きられない自分が嫌いだけど、人はそんなことがない限り100%で生きることなんてできないと思うの。

あーやん。
あーやん
株式会社DariaMe代表|21歳 元精神疾患 バイセクシャル 『生きるという当たり前に真剣に向き合います』

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