2019.07.05

綺麗事だけじゃ完結しない世界。優しい嘘と共に生きよう。

人間は嘘つき。

人は嘘をつく生き物だ。

嘘を嫌うくせに、誰もが嘘つきだ。

この世はきっと嘘で固められた世界で、何が真実かなんて本当のところは分からない。

かくいう私にも、嘘をついた経験がある。

きっと相手のためになるだろう。

ここで本当のことを言ったら相手を傷つけるだろう。

あなたのために。

私は嘘をつくんだ。

嘘をつく時には、そうやって自分を正当化しているのかもしれない。

私はただ自分を正当化するだけで、本当は「あなたのため」ではなく「私のため」に嘘をついていたかもしれない。

この世は偽善者の塊だ。

この世は裏切りで溢れている。

自ら抉りつづける傷

そんなことを思っていながら、私は他人の嘘を許容することができない。

嘘は完全悪だと心のどこかで信じて疑わない。

人に嘘をつかれたと知った時には、とてつもなく大きな傷を受ける。

嘘なんてつかないで。

どうして嘘をつくの?

私を裏切っていたのね。

酷い人だわ。

一生忘れない。

そうやって恨み、妬み、つけられた傷を自分でさらに抉っていく。

傷つきたくないはずなのに。

忘れたいはずなのに。

自分が人につけてしまった傷のことは簡単に忘れるくせに。

人につけられた傷のことは一生忘れることがない。

「もしかすると、私は傷つけられた回数よりも傷つけた回数の方が多いのではないだろうか。」

ふとそう思うと、自分の罪の大きさに苛まれる。

嘘の裏に隠れている「優しさ」

でも、事実「嘘」と「優しさ」が表裏一体のこともあるだろう。

知らなくていいことを知ってしまって、傷ついたことがある。

知らせたくなかったことが伝わってしまって、傷つけたことがある。

人間はどうしようもなく嘘をつく生き物だ。

たとえそれが「あなたのため」を装っただけであっても。

本当は「私のため」の嘘であっても。

どうせ嘘をつくのなら、せめて優しい嘘であってくれ。

いや違う。

優しい嘘以外は撲滅してくれ。

優しい嘘を、盾にしよう。

嘘は時に凶器になる。

そして、嘘は時に「私」も「あなた」も守る盾になる。

凶器としての嘘は使うべきじゃない。

嘘をつくなら、せめて盾にしよう。

「大切な人を守りたい。」

決して簡単なことではない。

傷つけることもある。
結局いつかは嘘をつくことだってある。

だって私たちは、人間だから。

でも、その嘘が盾なのであれば、私たちは受け入れるべきだ。

「嘘」がある世界だからこそ。

「嘘」というものを極端に嫌う人間という生き物。

そのくせ、「嘘」をつかずには生きていくことができない人間という生き物。

すべてが綺麗事では完結してくれないこの世界。

だからこそ、優しい嘘と共に生きよう。

この世には嘘があると同時に、たくさんの優しさが転がっているんだ。

ぼんちゃ
ぼんちゃ
人生について思考することが大好きな20代ウーマン。 モットーは「素直に生きる」こと。 Daria Meでは、人生やメンタリティに関する記事をメインに書いています。

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