2019.07.04
毎日生きているだけなのに。
毎日ただ呼吸をしているだけなのに。
ずっとずっと、不安だ。
不安な夜は眠れない。
朝、目が覚めても今日に対する不安はなくならない。
将来のこと?未来の自分?
そんなの、考えれば考えるほど不安になるだけじゃない。
自分を不安にさせるだけの未来とか。そういう存在とは向き合いたくもない。
このまま一生不安なの?
私は不安な気持ちに殺されるの?
いつまで不安と共に生きていればいいのでしょうか…。
私が感じている不安たち。
もしも、この発言が相手の気を悪くさせてしまったら。
もしも、私の存在が他人にとって煩わしいと思われたら。
もしも、友人との関係が上手くいかなくなったら。
もしも、恋人との関係が上手くいかなくなったら。
もしも、家族が居なくなってしまったら。
もしも、仕事が出来なくなってしまったら。
毎日の中には数え切れないほど多くの不安が蔓延している。
感じれば感じるほど、さらに大きな不安の波が押し寄せてくる。
今の私は、不安と戦っているだけで、現実と向き合ってはいない。
「不安」という名の「もしかしたら」に逃げて、「現実」から目を背けている。
嫌いで仕方のない「不安」は、実は私にとっての逃げ道だったのかもしれない。
不安は一生なくならない。
生きていたら、必ず不安はやってくる。
でも、不安に勝つためにはそれを上回る努力や自信をつけるしかないんだ。
不安だから、努力を積み重ねる。
不安だから、自信をつける。
不安だから、地道に歩いていく。
そうやって小さな積み重ねを繰り返していくことで、たまらなく大きな不安を少しでも和らげることができる。
不安で押し潰れされそうになる自分の背中を押してあげることができるようになる。
不安を全て取り除こうとしても、無理なんだよ。
私たちは、不安があるから生きていける生き物なんだから。
不安がなければ、改善とかより良い未来とか、考えられないでしょう?
大事なのは、自分の不安とどう付き合うのか。
漠然と抱えている不安をどう解消するのか。
そのためには、行動するしかないでしょう?
不安が強い人ほど、動いてみよう。
動いてみなければ何も分からない。
使い古されたようなこの言葉が色褪せることはいつまでもない。
私たちに残されているのは、ただ動いてみること。それだけ。
動こう。自分に自信を持つために。
動こう。自分の不安を優しく包み込んであげるために。
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久保佳奈子
生きていれば当然あるもの。