2019.06.24

「虚言癖かもしれない」嘘をつく人の原因|虚言癖を治す8つの方法

虚言癖かもしれない…

いい人だって思われたい。

あなたは素晴らしいって称賛されたい。みんなに…あの人に…好かれたい。

願いが募るほど、口から溢れる嘘、嘘、嘘。虚言癖かもしれない。

私は嘘をつくことで、今の私を保っている。これは自分をよく見せるため、自分を敵から守るため。

でも、この嘘がばれたら、本当の私じゃないって分かったら。

あの人はどんな顔をするだろう。虚言癖な私を、どんな目で私を見るだろう。

怖い。

だから、私の嘘は止まらない。いつまでも、虚言癖のループから抜け出せない。

ねえ、どうしたらいいの?

 

虚言癖の意味とは?

虚言癖とは、どうしても嘘をついてしまう人の性質のことを言います。

病的に嘘をつくため精神的な病気や疾患だと思われがちですが、明確な病気として認定されているわけではありません。

基本的に、人間が嘘をつく際は、自分の利益や相手をかばうためなど、何か仕方のない理由があってつくものです。

しかし、虚言癖の人は大きな理由もなく嘘をつきます。普通に会話することと同じように、嘘をつくのが癖になってしまっているのです。

嘘をつくと、その嘘の上塗りをまた嘘をつくことによって行うことになります。そうして嘘が積み重なっていき、虚言癖のある人は、嘘のループから抜け出せなくなっていくのです。

 

虚言癖がある人7つの原因

普通の人でもつい嘘をついてしまうことはあります。そして嘘は大抵なんらかの理由があってつくものです。それでは虚言癖のある人は、何故繰り返し嘘をついてしまうのでしょうか。

嘘のループに陥る原因について、ひとつずつ見ていきましょう。

1.防衛本能が強い

生きていく中で、他人に傷つけられることもあると思います。そんな時、嘘は時には自分を守る鎧となる。虚言癖のある人は、自分に向けられた攻撃や世間の目から自分を守るために嘘をついてしまうことがあります。

社会的弱者やマイノリティなど、少数派の人たちはまだまだ世間から受ける風当たりが冷たい傾向にあります。

虚言癖の人は、理不尽ないじめや奇異の目を向けられることを恐れたり、また過去に嫌な思いをしたなどの経験がある人は、生きるための防御本能から嘘をついてしまうのです。

2.自分に自信がない

自分には成し得ないような大きな実績や、やってもいない功績などがつい口から出てしまう虚言癖の人は、自分に自信がない傾向があります。

素晴らしい人間だと思われたいという気持ちの裏側には、本当の自分には自信がないという劣等感が隠れているのです。

「こんなこともできないなんて、自分は認められないのではないか」「これしか実績がないなんて、幻滅されるのではないか」などの不安に圧し潰されて、自信のない自分を隠すために虚言癖になってしまったのです。

3.承認欲求が強い

虚言癖のある人の中には、「認められたい」という承認欲求が強い人がいます。ど

んな時でも誰よりも注目されたい、いつだって自分を見てほしいという気持ちが膨れ上がり、その結果、嘘をついてしまうのです。

承認欲求が強い人は認められることにより、快感を覚えます。

そして厄介なことに一度認められただけでは承認欲求は留まることを知らず、何回でもその快感を得たくなってしまう。この欲求が嘘を重ねて、虚言癖へと繋がってしまいます。

4.隠しておきたい過去がある

過去に大きな秘密を抱えている、絶対にばれたくないことがある、そのような人も虚言癖である傾向が高いといえます。自分にとって不利なことを隠すために嘘をつき、その場をしのごうとするのです。

しかし、一度ついた嘘を掘り下げられた場合、その嘘を暴かれないよう次の嘘をまたつき、虚言癖になってしまう…

それをどんどん繰り返すことで嘘のループから抜け出せなくなり、層になった大きな嘘が出来上がります。一度だけ、今回だけ、と思っても気づかないうちに嘘が重なってしまうのです。

5.虚言癖に悪気があるわけじゃない

何回も嘘をついていても、その嘘に悪意や悪気があるわけではない場合の人もいます。このような人は、嘘をつくことに抵抗が低いため、平気で嘘をつくのです。その嘘に罪悪感はなく、また、自覚なく嘘をついてしまい、虚言癖になってしまうことがあります。

嘘をつかなければ生きていけなかったような生活だったり、無意識に人を喜ばせようと嘘をついてしまったりと、育ってきた環境に原因がある場合もあります。

このような場合の虚言癖を治すためには、原因を探り、取り除くことが大切です。

 

6.周りに愛されていたい

周りからいつまでも愛されていたい、大切に思われたいという欲求から嘘をついてしまう人は、愛に飢えている場合が多いです。

本当の自分を見せたら恋人に愛想をつかされた過去があったり、その心理の裏には大きな心の傷やコンプレックスがある可能性があります。

「本当の自分を見せたら嫌われてしまうかもしれない」「捨てられてしまうかもしれない」という恐怖や、周りから沢山の愛を向けられたいという欲求が膨れ上がった結果、虚言癖に繋がってしまうのです。

7.孤独感を抱えている

孤独を感じている人の中にも、虚言癖の人がいます。これは「構ってほしい」「もっと自分を見てほしい」など、寂しさから起因するものが多いです。

嘘をついて注目を集めればその一時だけは、自分は孤独ではないという思いに満たされます。しかし一度だけで満足することはなく、孤独を感じればまた嘘を重ねてしまう…

それによって虚言癖と言われてしまうことがあるのです。

構ってほしい思いが肥大して、嘘をつき続けてしまうのです。

 

平気で嘘をつく人の特徴

自分に自覚がなくても、平気で嘘をつく人には普通の人とは違う特徴があります。

「もしかして自分は虚言癖なのかもしれない…」「あの人、嘘ばかりついているような気がするけど大丈夫かな?」と思ったら、一度虚言癖の特徴を知っておくとよいでしょう。

1.かまってちゃん

自分にかまってほしいから嘘をつく…いわゆる「かまってちゃん」には、寂しがり屋や承認欲求が強い人が多いのです。

独りでいるのが嫌で「誰かに常に見てもらっていてほしい」「認められたい」「寂しいのは嫌」という気持ちが膨れ上がり、虚言癖が生まれます。自分をもっともっと見てほしいと、嘘をつくことによって叫んでいるのです。

大人になってからこのような欲求が強い人は、子供の頃に十分な愛情を与えられなかった可能性があります。

子供の頃に親や周りに募っていた思いが、大人になってもなくならずに、恋人や友人に異常に執着してしまい、虚言癖になってしまうのです。

2.目立ちたがり屋

どんな時でも誰よりも目立ちたい、そのような欲求でいっぱいの人も虚言癖である恐れがあります。学校や会社など社会の輪の中で一番になりたい、有利になりたいと思い、嘘をついてしまうのです。

「マウントを取りたい」「他人を従わせたい」という気持ちがどんどん大きくなり、嘘も大きくなってしまうのです。

このような人は、自分以外の人を下に見ている場合があるため、日常的に虐げられるなど接していると不快な思いをすることも…

3.友達や周りの人が少ない

友達が少ない人、心を開ける人が少ない人も虚言癖になる可能性があります。理由のひとつは自分の味方になってくれる人が少ないため、気を引く嘘をつき、自分を優位にさせてくれる味方を無理やり作ろうと思う時。

もうひとつは、優しい性格のため、数少ない友達を守ろうとして嘘をついてしまう場合です。

後者については普段から優しく他人のことを傷つけたくない、思いやりのある人に多いため悪意のある嘘ではありません。

しかし、嘘であることには変わらないため、いつか嘘がばれた時、庇った相手に災難が降りかかる可能性があります。

4.プライドが高い

プライドが高い人間は、人に弱さや隙を見せようとしません。故に自分が間違えたり失敗したりした時に、自分の過ちを認められず、嘘をついてしまうのです。

普通の人は、自分が過ちを犯した時には自分の非を認めて謝ることができます。

しかし、プライドの高い人間は「弱い部分を見せたら負け」「本当の自分を見せたらいけない」と思っているため、自分の非を隠し、虚言癖になってしまうことがあるのです。

自分は悪くないという思いが肥大してしまうことも…。

5.思い込みが激しい

思い込みが激しい人は一方の思考に凝り固まると、それだけが正しい、又は間違っていると信じ込んでしまいます。広く物事を捉えて考える心の余裕がない人に多い傾向です。

思い込みが激しい人は、思い込んでいるうちは他人が何を言っても、その思い込みを崩そうとしません。

そのため、自分でも自分の行っていることが本当なのか違うのか判断も反省もできないまま、思い込みで嘘をつき続けてしまう可能性があります。

 

6.人を傷つけることに抵抗がない

人を傷つけ騙すことに躊躇いがない人も虚言癖になりやすいです。このパターンの場合、悪意のある嘘を自覚的についている場合も多いため、人を傷つけてしまっています。

「自分の利益のためなら他人なんてどうだっていい」「自分が一番得をすればいい」と思ってしまっているため、他人の痛みに鈍感で自分本位な行動を取ってしまうのです。

自分勝手な嘘で相手を騙しても罪悪感を持てないので、虚言癖になってしまった場合もあります。

7.虚言を反省できない

自分の非を認められない人は嘘でその場しのぎをしようとします。いわゆる自己防衛のための嘘。

自分の弱いところや悪いところと向き合えず、自分のありのままの姿を認められないのです。「ごめんなさい」と謝るのが苦手な人が社会には一定数います。

明確な悪意があるわけではありませんが、自分の非を認められない人と付き合う周りはストレスが溜まっていったり、非を擦り付けられたりする場合があります。

8.矛盾を気にしない

多くの人は、自分の発言に合理性を求め、矛盾を気にして発言します。しかし、虚言癖の人は矛盾を気にしないのです。この間言ったことと今日は逆のことを言っていても、違和感を感じることができません。

そのような人は他人に指摘されるまで、自分の言っている発言の矛盾に気が付かないことがあります。

自覚のない嘘をついているため、自分でも何が嘘で何が本当なのか、わからなくなってしまっている場合もあります。

9.八方美人

誰にでもよく見られたいと思うのが、八方美人。対立する二つの意見があった場合、八方美人の人はどちらの味方にもなりたがります。しかし、それは他人を思いやる気持ちからではなく、自分をよく見せたい故の気持ち。

「どちらも悲しませたくないから」という優しくてお人好しなタイプの人もいますが、結局は嘘をついているため、本当の思いやりとは言えないのです。

 

虚言癖を治す8つの方法

日常的に嘘をつき続ける人は普通の人にとっては厄介な存在。でも、自分が虚言癖であることに苦しんでいる人もいるはずです。

虚言癖を治したい当事者へ、あるいは自分の大切な人が虚言癖だけれども、治してあげたいという人へ、虚言癖を治すための方法を紹介していきます。

1.虚言癖を自覚する

虚言癖を治すためには、自分に嘘をつく癖があるということをしっかり自覚することが大切です。周りから見たら明らかに嘘をついていても、自分では嘘をついていることに気づいていない人は案外多いものです。

自分の嘘つき癖を認識することは「嘘をつかない」ということを意識することに繋がります。

まずは自分が日常的に嘘をついてしまう人であることを認めることから始めましょう。

2.本音を出すことを恐れない

虚言癖の人は、偽りの自分の姿で生活することが普通になってしまっています。本音を出すことを恐れているからこそ、嘘の自分を作り上げるために嘘をついてしまうのです。

周りにいる信頼できる人、友人や恋人などに少しずつ本音を話せるようにしましょう。

あなたのことを本当に大切に思っている人は、あなたの本当の姿を見せても嫌うことはありません。

すぐには難しいと思いますが、ゆっくりと自分のペースで心を開いていけば虚言癖を治すことができます。

3.人を傷つけていることを自覚する

平気で嘘をつく人の中には、他人の痛みに無頓着な人もいます。自分が言った嘘を心の中で反復しそれを言われたら自分だったらどう思うか、相手の立場になって考えてみましょう。

自分がよかれと思って言ったことでも、相手の立場に立てば、「もしかして悪いことをしていたのかも…」と認識できます。

罪悪感を持つことは、虚言癖を治す大きな一歩に繋がります。

 

4.自分がどんな状況で嘘ついてるか認識する

虚言癖のある人でも、全ての発言が嘘という人はあまりいません。嘘はつくときに必ず癖があります。自分がどんな状況の時、どんなタイミングで嘘をつくのか、認識していきましょう。

友達と趣味の話をしている時は嘘をつかなかったけれども、会社で上司に業務報告をしている時には嘘をついてしまった…という場合は、怒られたくない心理や、自分をよく見せようとする心理が働いている場合があります。

虚言癖になってしまった原因を探り、そのような状況に陥った際には嘘をつかない様にいつも以上に心がけるようにしてください。

5.指摘してくれる友人を見つける

嘘をついている時、嘘をついていることを自覚できない場合は嘘を指摘してくれる友人を見つける方法があります。客観的に見てくれるため、自分でも気がつかない嘘に気づいてくれるのです。

そして、嘘を指摘されたとき機嫌を悪くしたり否定したりせず、素直に友人の言葉を聞きましょう。

他人には指摘しづらい嘘を相手は自分のために指摘してくれているのです。虚言癖を治そうとしているあなたに協力してくれている、ということを忘れないようにしてください。

6.褒められようとしない

褒められてようとして虚言癖になってしまった人は、その一時は良い印象を与えるかもしれませんが、嘘だとバレた時は信用を失うことになります。

また、虚言癖によって塗り固められたものを賞賛されても、自分の本当の姿を褒められている訳ではないため、結局は虚しさが残ります。

無理に褒められようとせず、自分のありのままを出していきましょう。

「期待されている」と思うとプレッシャーが増してしまうため、「期待されなくてもいい」と肩の力を抜いて生きること。そのままのあなたを認めてくれる人はきっといます。

7.嘘つかなくても愛してもらえる

恋人に対してのみ虚言癖になってしまう場合、「恋人にもっともっと愛してほしい」、「見捨てないで欲しい」と思っている場合があります。

「こんな自分を見せたら幻滅されてしまうかも」「駄目な人間だと知ったら別れを告げられるかも」そんな不安が大きくなって、つい虚言癖になってしまうのです。

しかし、本当にあなたを愛してくれる人は、あなたの悪いところも含めて丸ごとのあなたを愛してくれる。

嘘をつくことでしか繋ぎ止めておけないような恋愛は真実の愛ではありません。思い切って、嘘をつかずに恋人と向き合ってみることが大切です。

8.嘘を現実に変える

どんなに意識してもどうしても虚言癖を直せなかった人は、いっそのこと嘘を現実にしてしまいましょう。

もし会社で「契約が取れた」という嘘をついてしまったら、努力して本当に契約をとってしまえばいいのです。

「○○ができる」と言った虚言癖ならば、本当にできるようになってしまえばいいのです。それならばもう、嘘は現実になってしまうのですから、嘘をついたことにはなりません。

嘘で作り上げた偽物の鎧を本物の鎧にしてしまうことは容易ではありません。しかし、現実にできたなら、今までついた嘘はどんなものよりも強い鎧となってあなたを守ってくれるかもしれません。

 

素直に生きることは想像以上に難しい。

嘘も方便という言葉があるように、人生をスムーズに運ぶためには、時には嘘も必要とされます。

生きている中で一度も嘘をついたことのない人は、ほとんどいないのではないでしょうか?

社会すら、今は嘘だらけです。ニュースでも、会社でも、日常生活でも嘘は飛び交っています。うんざりすることも多いでしょう。

そのくらい素直に生きることは難しく、正直なことは時に痛みを伴います。

しかし、虚言癖はいつか周りの信頼を失うだけではなく自分を追い詰めることにも繋がるのです。

傷つくことは怖いことです。ですが、自分で自分の首を絞め、生きにくくすることはもっと辛いことです。

少しずつ、本当のあなたの言葉で生きていくことを始めてみませんか?

 

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

meino
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好きなものを好きだと言い続けたい、永遠のサブカル女子。

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