2019.06.16

世知辛い世の中だけど、生きるよ。|世知辛いの意味とは?

【目次】

世の中何でも、ハードル高すぎっしょ。
どうしてこんなに、世知辛いの?
世知辛いの意味と読み方
「世知辛い」の類語って?
世知辛いと感じる瞬間13選
こんな世の中で前向いて生きる7つの方法
無理に前向かなくても、大丈夫。
自分の気持ちを大切に生きていこう。

世の中何でも、ハードル高すぎっしょ。

毎日学校に通って、勉強して、進学して、就職活動して、仕事して、恋愛して、結婚して。

私たちは決められた道を、正しく歩くように強制されてきた。

いつでも競争させられて、蹴落とされない様に必死になっている。

周りに愛想振りまいて、嫌われない様にと怯えている。

世の中には不幸なニュースが溢れて、罪のない幼い子どもが命を落としている。

なんて生きづらいんだろう。なんて世知辛いんだろう。

こんなに頑張っているのに、問題だらけで報われない。

平和に生活したいのに、それすらも叶わない暮らしにくさ。

こんな世の中なのに、前を向いて歩かなくちゃいけないの?

あまりにハードル高すぎない?

どうしてこんなに、世知辛いの?

世の中がこんなに世知辛いのは誰のせい?

国?政治?わたしたち?

どんなものが悪くても、きっとすぐには変わらない。

わたしが一人で大声で、不平や不満を叫んでも、きっと泡のように消えてしまう。

靄がかかったように息苦しい道のりが、霧が晴れたみたいに急に全部生きやすくなるなんて、ありえない。

それならこの世知辛い世の中を、どんな顔して歩んでいけばいいんだろう。

どんな風に生き延びていけばいいんだろう。

世知辛いの意味と読み方

「世知辛い」は「せちがらい」と読みます。

「世知辛い世の中」「世知辛い毎日」など、世知辛いが使われる言葉を一度は聞いたことがあると思います。使われることの多い言葉ですが、では世知辛いとは正確にはどんな意味なのでしょうか。

世知辛いは二つの言葉に分けることができます。1つは「世知」、もう1つは「辛い」です。

世知には、「世渡りの知恵」「世渡りの才」「感情高い」という意味があります。辛いは「他人に対して冷酷」「苦しさで耐えがたい」「困難である」という意味です。その世知と辛いがくっついた世知辛いには、「世渡りがしにくい」「この世で生きにくい」「暮らしにくい」という意味があります。

世知辛い世の中とは、うまくやっていきにくい世の中、思いやりがなく暮らしにくい世の中のことを指すのです。

「世知辛い」の類語って?

世知辛いは他の言葉に表すこともできます。

「生きにくい」「生きづらい」「暮らしづらい」「シビアな」など、どれも悲観的な表現です。

また、変わったものでは「住みにくい」「生き馬の目を抜く」という類語もあります。

住みにくいは「暮らしにくい、暮らすのに便利ではなく障害も多い」という意味になります。

「生き馬の目を抜く」については、ことわざのようですが「素早くことをするさま」「素早く他人を出し抜き、利益を得るさま」「抜け目がなくて油断できないさま」という意味を表す言葉です。

「生きた馬の目を抜き取ってしまう程早く変化する」ことを例える言葉で、のんびりと呑気には暮らせない、油断できない日常のことを表しています。

また、日常の会話でもよく使う「シビア」はラテン語の「深刻な」を意味する言葉から来ており、「厳しい」「過酷」「容赦のない」という意味の言葉です。

世知辛いと感じる瞬間13選

この世の中で生きていく上で、私たちはどんな場面に直面した時、世知辛いと感じるのでしょうか。

世知辛いと感じる瞬間を13選紹介していきます。

ひとつずつ具体的に見ていきましょう。

1.地位や名声を求めて人が揉めた

この世界では肩書がまだまだ大きな意味を成します。そんな中で、地位や名声を求めて揉める人は少なくありません。たったひとつの席を手に入れるために、躍起になって人を蹴落とし、今まで仲間だった人を平気で罵るような場面を見ることもあります。

地位や名声は人の性格すら変え、思いやりを忘れ、融通を聞かなくしてしまいます。

2.お金が絡んで人間関係が破綻した

お金の問題はとてもシビアで難しく、同時に人の人格が容易に変わってしまう場面でもあります。想像もしていなかった多額のお金を手にしてしまうと、人格が変わってしまう人もいれば、お金を手に入れようと必死になり、人間関係を破綻させてしまう人も…

周りの目や評価を顧みずに、本性を現した人の姿に世知辛さを感じることもあるでしょう。

3.政治問題に呆れた

税金問題や同性婚が法律で認められない問題など、日本社会は様々な問題を抱えています。そんな中でも、政治家の不祥事や不適切発言は後を絶ちません。税金の使い込みや、わいせつ問題など許せない犯罪を犯す政治家もいます。

国民を守り国民が生きやすい国を作るために選ばれた人たちなのに、どうして?とやり場のない怒りを抱いてしまうことも多いのではないでしょうか。

4.職場の劣悪な環境に疲弊している

長時間労働、サービス残業、休日出勤、無理なシフトなど、いわゆるブラック企業と呼ばれる劣悪な環境の職場で働いていると、様々な不平や不満が溜まり、心も身体も壊してしまいます。

しかし、職場はそのことに罪悪感を感じず環境を改善するどころか、経営が苦しくなればさらに職場環境が悪化することもあるのです。

 

 

5.いじめを受けている

何年たってもなくならない社会問題、それがいじめです。学校という閉じられた環境の中で行われるいじめには逃げ場もなく、また子供を守るべき大人である教師も見てみぬふりをしたり、ひどい場合は学校ぐるみで隠ぺいしようとしたりします。そんなこどもが受ける痛みはどれほどのものでしょうか。

そして、いじめ問題は子供だけのものではありません。大人の社会でも、成長できない大人たちが陰湿ないじめを繰り返し、いじめに悩む人はいつになってもいなくならないのです。

6.パワハラやセクハラを受けている

社会的地位の強い人が自分の権力を利用して嫌がらせをするパワーハラスメント。性的嫌がらせによって相手を不快な気持ちにさせるセクシュアルハラスメント。大きな問題になっているこの2つは、会社の上司や同僚からだけではなく、学校の教師や大学教授から被害を受けたという人も増えています。

パワハラやセクハラは、相手の尊厳を不用意に傷つけます。その傷は心に深く残り、一生消えないこともあるのです。

7.信頼していた人に裏切られた

心から信頼していた親友、心から愛し愛されていると思っていた恋人。信頼していた人からの思いがけない裏切りは、心を深く傷つけます。

親友のことを信頼していたからお金を貸したのに逃げられた、彼氏のことを信頼していたから女友達と会うのを許していたのに浮気をされた、心を預けていた人からの軽率な裏切り行為は容易に許せるものではありません。次に友人や恋人を作ろうと思ったとき、その経験が枷となり一歩を踏み出せなくなることもあります。

8.芸能ニュースがひどい

昨今のTVは面白さがなくなった、と嘆く人がいます。その一端は芸能ニュースのバカバカしさにあるのではないでしょうか。

誰と誰が浮気した、離婚したなどの話題は一般人だったら大々的に取り上げられない話題なのに、ニュースはまるで大問題の様に大きく取り上げます。さらに、芸能人の容姿を批判したり、意味のないファッションチェックをしたりして無理にお茶の間を盛り上げようとする場面には、「そこまでして視聴率をとりたいのか」と白けてしまうこともあるでしょう。

9.社会問題が尽きない

もらえるか分からない年金問題、改善の糸口が見えない所得格差問題、進む地球温暖化の環境問題など、社会問題は挙げるとキリがありません。こんな沢山の問題を抱えて、果たしてこの先平穏に生きていけるのか、と途方に暮れてしまうこともあります。

社会問題の改善、改善と叫んでも、緩和されている社会問題がいくつあるでしょうか。今後新たに追加される社会問題もあるだろうと考えると、あまりの世知辛さに目の前が暗くなってしまいます。

10.少子化問題が解消されない

少子高齢化問題については以前から叫ばれているものの、3年連続で出生率が低下しており全く解消されていません。政府が2025年度までに目指す希望出生率1.8ポイントに対して、2018年の合計特殊出生率は1.42とまだまだ遠い数字となっています。

晩婚や結婚しない若者が多くなっている影響以外にも、「子供を育成する環境が整えられていない」「子供を育てるほどのお金の余裕がない」など、貧困や教育問題などを同時に解決していかなければ、日本の未来を担う子供たちの未来は暗いまま…

11.国の将来が不安に感じる

TVでもwebでも噂話でも、暗い話題は後を絶ちません。このまま生きていてもこの国に未来はあるのか、果たして私たちの生活環境は改善されるのかなど、国の将来と自分の将来が不安になり悲観してしまうこともあるでしょう。

暗い話題は伝染し、話しているうちにどんどんネガティブな方向に思考が飛んでいきます。そしてますます悩みを増幅させていくのです。

12.就職活動が上手くいかない

高校、専門学校、短大、大学、どんな学校を卒業するとしてもその前に待っているのは、社会に出るための就職活動です。

しかし、どんな職業が自分に合っているのか分からないと迷いながら就職活動をしたり、自己アピールが苦手で面接のときにあがってしまい失敗したりと、就職活動中にたくさん落ち込む人も多いでしょう。

そうなると、「この先社会に出ても自分はやっていけるのか?」「ちゃんと仕事をして生きていけるのか?」と不安になり、ますます就職活動が難航し結果生きづらくなってしまうのです。

13.精神疾患で苦しい思いをしている

精神疾患を抱え、苦しい思いをしている人は思っている以上に多いです。精神疾患は身体の表面に現れる疾患と違い、何かが引き金となって発作が起こる場合や、調子がよい時は健常者と同じように見えるため周りからの理解が得にくいのです。

自分がどんなに苦しくても誰にも分かってもらえない。時には一番分かってもらいたい家族や恋人にも理解が得られない場合があり、そのような精神疾患を抱える人たちにはあまりに生きづらい世の中と言えるでしょう。

 

 

こんな世の中で前向いて生きる7つの方法

こんな世知辛い世の中でもそれでも生まれた以上、生きていかなきゃいけない。少しでも生きやすく前を向いて生きるにはどうしたらいいのでしょうか。

あなたの歩む道をほんの少し明るく照らして歩きやすくするための、7つのポイントを紹介します。

1.いつも真正面から向き合うのをやめる

真面目な人はいつも真正面から物事に向き合おうとします。真面目に向き合わなくても何とかなる出来事まで真剣に事細かにとらえて、そして神経を使いすぎて疲れてしまうのです。

真面目なことは悪いことではありません。しかし、時には少しだけ手を抜いて、斜めから物事に向き合ってみませんか?真正面から立ち向かわなくても意外とすんなりと事が運ぶことはあるものです。

2.疲れたら休む

がむしゃらに頑張って、やりすぎて疲れてしまう人がいます。楽しい人生を送るためには時には休息も必要です。時々は走ることをやめて、趣味を楽しむ一日を作ったり、羽を伸ばして知らない土地へ旅行に行ってみてはいかがでしょうか。

休みをきちんととることによって、また明日から頑張ろうという気持ちが湧いてきて、人生を少しだけ前向きにとらえることもできるようになります。

3.ハードルは飛ばずにくぐり抜ける

目の前に高いハードルが現れた時、飛び越すことだけを考えていませんか?障害は乗り越えるもの、そんな風に思っていませんか?飛び越える以外にも選択肢はあります。それはくぐり抜けることです。

無理をして飛び越えることを考えなくてもいいのです。自分のペースで自分のできることをやっていきましょう。くぐり抜けることは逃げではなく、自分を守るための選択肢のひとつなのです。

【参考記事】
https://dariame.jp/2018/10/18/post-2867/

4.将来を案じすぎず、今を大切に

将来が不安すぎるあまり、悲観的なことばかり考えて毎日が辛くなっていませんか?

一番大切なのは、生きている今を楽しく生きることです。もし今の行動によって未来が楽しいものになるとしても、毎日を辛い気持ちで生きていたら、それは人生を楽しんでいるとは言えません。

今自分にとって一番生きやすい生き方はどんなものだろう?今を充実して過ごすにはどんな行動をとったらいいだろう?一度考えてみてはいかがですか?

5.他人にも自分にも期待しすぎない

誰かから期待されることは嬉しいものです。そしてその通りに行動しよう、自分ならできると思い込みすぎると、それはプレッシャーとなり、やがてあなたを潰してしまう危険があります。

他人に対しても同じです。他人に期待しすぎていると、いざ自分の期待していた行動と違う行動をとられたり、裏切られたりした際に大きなショックがあなたを襲うことになってしまうのです。

他人にも自分にも期待しすぎずに、適度にマイペースに生きていくことを心がけましょう。

6.無理に笑おうとしない

誰にだって辛い時はあります。泣きたくなるくらい理不尽なことに見舞われた時は、我慢して無理に笑おうとしなくていいのです。

泣きたい時は思い切り泣けばいいし、つらい時は誰かに縋ってもいいのです。大丈夫だと自分に言い聞かせて無理に笑っていると、誰かに頼ることが上手くできなくなってしまいます。悲しい気持ちは一人で抱え込まず、誰かと共有していいのです。

7.辛すぎる時は、命以外全て捨てて逃げる

全てのことに嫌になって、どうしようもなく逃げ出したくなることもあります。そんな時はいっそ、命だけを抱えてそれ以外は捨てて逃げてしまいましょう。

命さえあれば、案外何とかなるものです。やり直すことも、人生を修正して生き直すことも命さえあればできます。親、友人、恋人、職場、人間関係…しがらみ全てを投げ捨てて、誰も知らない新しいあなたになりましょう。

一番大切なのは、あなたのかけがえのない命です。

【参考記事】
https://dariame.jp/2019/02/28/post-6661/

 

無理に前向かなくても、大丈夫。

生きづらいと思ったとき、「こんな世知辛い世の中でも頑張って生きていかないと!」と無理やり前を向こうとしてしまう人がいます。しかし、無理に前を向かなくてもいいのです。

後ろ向きでも、生きていくという気持ちさえあれば毎日を生き延びていくことは可能です。がむしゃらに頑張って、いつでもポジティブに生きていなくてはならないと思うとやがてそのポジティブさに追い詰められ、潰れてしまいます。

世の中はこんなに世知辛い問題が溢れているのです。前を向いてずっと歩いていくなんて難しい。立ち止まりながら、悩みながら、それでも命を大切に抱えて一歩ずつ進んでいく。それだけで充分なのです。

自分の気持ちを大切に生きていこう。

社会に抑えられて、世間に押しとどめられて、表に出せない自分の気持ち。

それでも確かに自分だけの気持ちとしてここにある。

辛い、苦しい、悲しい、怖い。

前向きじゃない気持ちも沢山かかえて、でもそれでいいんだと思いたい。

後ろ向きの気持ちも、大切な感情で、私を形成する糧たち。

わたしが自分の道を生きていく上で、大事にするべき欠片たち。

暗い気持ちだからって見なかったことにしないで、一緒に人生を歩んでいきたい。

世知辛くて、生きづらくて、ハードルだらけの世の中だけど、

生まれた以上、自分らしく、楽しく生きたい。

meino
meino
好きなものを好きだと言い続けたい、永遠のサブカル女子。

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