2019.06.03
私たち人間は、生まれてから死ぬまでの間に30000人の人に出会うらしい。
その中で、学校や職場で出会うのが3000人。友人など親しい人がが300人。
その中で お互いが恋に落ち、愛に変わる人は何人いるだろうか。
そんな奇跡を、人は「別れよう」の一言で 終わらせてしまう。
私は『恋』や『愛』は、もっと尊いものだと信じたい。
巡り合った奇跡も、出会った喜びも、全部忘れたくない。巡り合った奇跡に、もっと真剣に向き合いたいんだ。
恋愛は、取扱説明書があるわけでもなければ、マニュアルもない。
だからこそ、難しいことがたくさんある。たくさん失敗するし、たくさん泣くんだ。
でも、その失敗とか涙の数だけ、人は学んで幸せになるための努力をする。その姿が素敵なんだと思う。
私たちって、当たり前のように人に出会う。当たり前のように別れがある。
望んでいなくても、誰かが自分を好きになってくれることだってある。
その当たり前にあぐらをかいて、恋に落ちることの奇跡や、両思いになれる幸せの重みを忘れてしまう。
何も当たり前じゃなかった。本当は全部難しいものだった。
たった5文字の「別れよう」は、人の心を揺さぶり続ける。
鋭利な刃物で心臓を突き刺したような感覚がある。
血を垂れ流しているのに、その流れている血にも気づけないほど、頭が真っ白になる。
「あぁ、終わるんだ」って。「あぁ、この人がいる生活は当たり前じゃなかった」って。
なんで1秒1秒を大切にできなかったんだろうとか、なんであなたのことを大切にできなかったんだろうとか…
考えても仕方ないのに、辛くて仕方ない。後悔だけがずっと残る。
今の私の感情は、「今更」という言葉がよく似合う。
毎日最寄駅で待ち合わせして、家まで一緒に帰ったり。
付き合いたての時は、帰り道にあるコンビニを通る時「コンビニ寄ろう」と言っていたのに、気づいたら当たり前のように二人の足がコンビニに向くようになってた。
朝起きると、あなたがベランダでタバコを吸っていたり、あなたの大きないびきで起きちゃったり。
そんな当たり前が、何よりも幸せだった。
夕飯の洗い物を忘れてたのに、朝起きたら洗い物が終わってたこと。
なんで「ありがとう」って言えなかったんだろう。
バラバラに脱いだ靴。次の日の朝玄関を見て気づく。「あ、靴揃えてくれてる。」ってこと。
なんで「ありがとう」って言えなかったんだろう。
巡り会えた奇跡を、もっと大切にしたい。
次の恋愛は絶対に、愛する誰かを心から大切にしたいんだ。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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