2019.05.22
【目次】
私だけ、疎外感を感じる。
職場でも、仕事中に感じる疎外感。
疎外感の意味とは?
疎外感を感じる3つの心理
疎外感の克服方法9選
あなたは一人じゃないよ。
みんなで話をしている時。
どうしてかな。
私だけ、みんなから置いていかれている気がする。
でも、みんなに会話を合わせないとって思って。
なんとか笑顔を作ってる。
会話は頭に入ってこないけれど、「そうだよね〜」なんて相槌打って。
心の中は、「私、会話に入れてない?」なんて必死にぐるぐる考えてしまう。
友達が居ないわけではないのに。
いつも私は、一人きりのような気がしている。
心の真ん中にある、大きな疎外感。
友人関係だけじゃない。
職場に居ても、疎外感を感じるのは変わらない。
同僚と他愛のない会話をしている時。
ミーティングをしている時。
上司に指示を出される時。
誰かと話をする場面では、いつの間にか疎外感が大きくなってくる。
仕事中に、そんなこと考えている場合じゃないって分かっているのに。
なんで私だけ、話についていけないんだろう…。
私、何か悪いことしたっけ…。
みんなに嫌われている?
きっと被害妄想だって分かっている。
取り越し苦労だって分かっている。
それでも気になってしまう、私だけの疎外感。
「疎外感」の意味とは、集団で集まっている時に他者から自分だけが疎外されているように感じること。
自分だけ、会話に入ることができていないように感じたり。他人から疎ましく思われているのではないかと感じたり。そうして、自分だけが嫌われているかのように感じることを、「疎外感を感じる」と表現します。
人が疎外感を感じる場面では、いくつかの心理があります。ここでは、疎外感を感じる3つの心理をご紹介します。「私は疎外されているような気がする」と、疎外感を感じている人は、自分に当てはまるものがないかどうかチェックしながら読み進めてみてくださいね。
疎外感を感じる人の中には、自分に自信を持てない人がいます。
自分への自信が無く、自己肯定感も低い。いつも自分で自分を否定してしまう癖があるため、他人からも否定されているのではないかと思い込んでしまうのです。
自分への自信のなさが、疎外感へと現れているのです。
疎外感を感じてしまう人の中には、どんな場面においても人に嫌われている気がしてしまう人がいます。
そもそも人に嫌われている気がしているので、人が集まった場面では「自分だけ会話に入れない」と感じてしまうのです。
人に嫌われていると感じる原因は、人によって様々です。自信のなさの現れや、過去のトラウマが影響していることもあります。
周囲からの視線を気にしてしまう人の中にも、疎外感を感じてしまう人がいます。周りの目線が気になって、自分だけ疎外されてはいないか、疎外されているせいで変な目で見られてはいないか、と気になってしまいます。
周囲からの目線を気にして、自分の軸の中で生きることができなくなってしまう。そして、いつの間にか人と居る場面においては疎外感を感じるようになってしまうのです。
疎外感を感じる場合には、疎外感の克服を試みるのがおすすめです。取り越し苦労で感じている疎外感というのも、意外と多いもの。まずは、自分自身の在り方から変わっていくことで、疎外感を取り除いていきましょう。
疎外感を感じてしまう人の中には、そもそも自分のことを否定している人がいます。まずは、ありのままの自分自身を認めてあげましょう。
「自分は自分のままで大丈夫。」
そうやって自分を認めてあげることができるようになると、たとえ周囲からの疎外を感じたとしても、自分への自信を損なうことなく居られます。
まずは、自分のままを認めてあげることが大切です。
疎外感を感じてしまう人の中には、他人からの視線が気になってしまい、いつも他人軸の中で良い・悪いを判断してしまう人がいます。
大切なのは、あなた自身がどう思うのか、ということです。他人軸ではなく、自分軸の中で「大切にしたいもの」を見定めましょう。そして、自分にとって大切なものを大切にできる人になりましょう。
自然と、他人からの視線が気になることも減っていきます。
疎外感を感じることを減らすためには、自己肯定感を高めることが有効に働きます。自己肯定感を高めることができたら、自分に対する自信も湧きます。
自己肯定感を高めるためには、読書をするのがおすすめの手段です。読書は、自分の持っている価値観とは違うものを教えてくれる手段です。自分には思いもよらなかった発見にめぐりあえることもあります。
自己肯定感のための読書をぜひ取り入れてみてください。
疎外感を感じている人の中には、苦手な人や嫌いな人からも好かれようとしてしまっている人がいます。人間は、誰しも合う合わないがあるものです。全ての人間から好かれることは、不可能と言っても過言ではないのです。
そんな人間同士で、苦手な人や嫌いな人と無理に付き合う必要はありません。得意ではない人とは、できる限り距離を置けばいいのです。
そうして、自分にとって生きやすい、過ごしやすい環境を作っていくことも大切です。
疎外感を感じることを減らすためには、自分が好きな人の話を聴くことも大切です。
あなたは、人から嫌われたくないという思いが強くなるあまり、自分が苦手な人や嫌いな人からの視線ばかりを気にしていませんか?
苦手だと思っている人とは、話が合わなかったり、上手くいかないことも多くなるものです。無理に苦手な人の話を大切に聴く必要はありません。むしろ、好きな人の話を聴くことを大切にしましょう。
あなたが好きな人がする話の中には、あなたがワクワクすることがたくさんあります。ワクワクする話をして、会話に夢中になることができたら、疎外感を感じる暇もなくなります。
あなたは、人から嫌われたくないと思うあまり、人と一緒に居る場面では「話をたくさんしなければならない」と思っていませんか?
人と一緒に居るからといって、無理に話をずっとする必要はありません。沈黙があったって、いいのです。その前提を変えてしまいましょう。
話をしていない時間、空間さえ楽しめるようになったら、疎外感を感じることは減ります。
疎外感を感じる人の中には、人との距離感の掴み方が分からない人がいます。そのため、必要以上に人との距離を近くしようとしてしまい、上手くいかないことも。そして、結果的により大きな疎外感を感じてしまうのです。
距離感の掴み方が分からない人は、そもそも人と距離を置いて話をするのがおすすめです。物理的に、一歩後ろに下がってみたり。背中を後ろにもたれかけてみたり。ちょっとした距離を作ることで、会話に対して感じる圧迫感が減ります。
ちょっとした距離を作って、自分のペースを乱されることなく話ができれば、疎外感を感じることもなくなります。
あなたが今感じている、大きな疎外感。
その疎外感は、あなたの在り方次第で、減らすことができます。
まずは、自分に自信を持って、自分自身を認めてあげるところから。
ゆっくりと、あなたのペースを作っていけるようになりましょう。
あなたは決して一人ではありません。
自分を認めてあげて、疎外感を減らしましょう。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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