2019.05.10
【目次】
「生理的に無理な人がいる…」
生理的に無理の意味とは?
生理的に受け付けない人5つの特徴
職場やプライベートで関わらなければいけない
生理的に無理な人との上手な関わり方
優しい心で受け入れて。
「あの人は生理的に無理」
そういう風に思ってしまうことは誰にでもあることです。
特に嫌なことをされたわけでもないのに、どうしてもその人と関わるのが嫌で、生理的に受け付けない。
そのような思いが募ってしまうと、その人の居る場所に赴くことにすら抵抗感が生まれてしまい、日常生活にまで悪影響を与えてしまうこともあります。
けれど相手に何かをされたわけでもないので、その不満や愚痴の捌け口さえ見つからずに、辛さだけが積もってしまいます。
そのような生きづらさを抱いている人たちに、「生理的に無理」だと感じてしまう人の特徴と、そんな人と関わる際の対処法を解説します。
それぞれの人によって「こういう顔・こういう人はムリ!」と思う対象は違ってきます。
しかし共通しているのが、その対象に対して非常に強い拒否感を抱いてしまうことです。
生理的に無理とは、「本能的・感覚的にその人のことを受け付けられない」ということを意味します。
つまり理屈や思考ではなく「本能的な拒否」であるので、非常に強く抗いがたい拒否感を抱いてしまうのです。
男女ともに生理的に無理な人の代表ともいえるのが、清潔感のない人です。
清潔感の評価としては、着ている服にシワが寄っていたり、髪の毛がぼさぼさだったりという身だしなみが重要となります。しかしそれだけでなく、体臭や口臭などの臭いに関して気を遣うこともとても大事です。見た目や臭いが不潔であると、まだ話してもいない人からさえも「生理的に無理」だと認定されてしまうことも少なくありません。
言葉使いが悪い人は良い印象を抱かれにくいですが、特に口の悪い女性は「生理的に無理な女」だと思われてしまいがちです。男女差別的でありあまり良いことではありませんが、社会的に女性は控えめな性格や態度が望ましいとされています。そのため言葉使いが荒いと、男性に比べてより厳しい目で見られてしまうのです。
ですがやはり男女ともに言葉使いが荒いと他人の気分を害すことも多く、生理的に受け付けない人だと思われてしまうため、言葉使いには気を付けましょう。
下品な人も生理的に無理だと思われてしまうことが多いです。今置かれている状況やその人との関係性を顧みずに、所かまわず下品なことを口にしたりする人や、話す話題がことごとく品のない人などは、「生理的に無理!」と思われてしまいます。
そのような人が学校や職場などの身近にいると、日々ストレスを感じてしまい、精神的な負担を感じてしまうことも多いです。
人の悪口が多い人も、生理的に無理だと思われてしまいます。人の悪口というのは、どのようなものであれ人を傷つけるような意味合いを多分に含んでおり、良い印象を与えるものではありません。悪口の対象がその人の友達だった、というような場合には、さらに反感を抱かれてしまいます。
そうでなくても、悪口を言っている人は性格が悪いと思われてしまうためなるべく口にしないように意識しましょう。
他人のことを見下している人も、生理的に無理だと思われてしまいがちです。人を見下している人は言動や態度が上から目線になるため、周囲の人はその人と関わると馬鹿にされているような気分になってしまいます。話していると気分が悪くなるため、誰もその人と積極的に話そうとしなくなります。
その人と話している内に「なんとなく嫌だな」という思いが積み重なっていって、最終的には「生理的に無理」になってしまうのです。
生理的に無理な人とは、実際に関わるのはもちろん、同じ場所にいるだけでストレスや負担を感じてしまうことがあります。
ですが社会生活を続けていく上では、生理的に無理な人と関わらなければならない場面も存在します。
その場面の一つは、職場です。
職場では、仕事の都合上上司や同僚・後輩とどうしても関わらざるを得ない場合が多く出てきます。
それを避けようとしたら、まともに仕事が立ち行かなくなってしまうことも多いです。
またプライベートでも、生理的に無理な人と関わる局面は出てきます。
友人とのグループにそのような人がいる場合などは、自分の都合だけでその人を遠ざけることは難しいです。そのため嫌々でも関わる必要が出てきます。
そんな場面を生き抜くために、生理的に無理な人との上手な関わり方をご紹介します。
生理的に無理な人と側にいるのは、精神的にとても大きなストレスになってしまいます。そのため適度な距離感を保つことで、自分の負担を減らすことができます。
無理に遠ざけようとすると、その人が傷ついてしまったり、関係性がぎくしゃくしてしまいます。そうすると周りの人を含めた関係性にまで悪影響が出てしまい、その場にいること自体にも居づらさを感じてしまうことにもなるため、あくまで適度な距離を保つようにしましょう。
生理的に無理な人の、どのような行動や言動が自分にとって嫌悪感を抱かせるのかが分かっている場合には、それを指摘することも効果的です。
指摘の仕方なのですが、それを責めるような言い方をしてしまうと、相手も不快感を感じてしまい、その後の関係性に悪影響が出てしまいます。そのためあくまでさりげなく、そんなに重さを感じさせないように指摘しましょう。もしその相手が無意識にその行動をしてしまっていた場合には、その指摘によって改善される場合もあるはずです。
人間は誰しもいくつもの側面を持っています。すごく嫌いな人でも、その中でも嫌いでない部分や尊敬できる部分はあるはずなのです。
それと同様に生理的に無理な人に対しても、全ての側面において嫌悪感を感じてしまうわけではないはずです。そんな人のいいところを探してみると、その人自身に興味が出てきたり、拒否感が軽減されていく場合も少なくありません。
生理的に無理な人を、反面教師にするというのも大切なことです。生理的に無理な人の行動や言動を見ていると、自分も知らず知らずのうちにそのような行動をとってしまっていることに気付くことがあります。
そのためもしかするとあなた自身も、誰かから「生理的に無理」だと思われている場合もあります。そんな行動を自分で気づき改善していく上では、生理的に無理な人でも、自分にとっての良い教師になるのです。
生理的に無理な人と関わっていく上では、無理に会話をしないようにするということも非常に大切です。ただでさえ負担に感じてしまうのに、その人と上手に関わろうと意気込みすぎてしまうと、より一層疲れてしまいます。
そのため疲れているときは、無理に会話をしないようにしましょう。嫌いな人と上手に関われるようになりたいと思えるだけでも素晴らしいことなので、疲弊しているときは自分の心を優先させてあげるようにしてください。
生理的に無理な人と関わっていくことは、とても難しいことです。
自分の意識しないうちに本能的に嫌悪感を抱いてしまうのですから、頭でわかっていても中々上手に関われません。
ですがその人の生理的に無理な部分にだけ目を向けていると、さらにその人に対する拒否感・嫌悪感が募っていってしまいます。
そんな時には、少し広い心・優しい目でもう一度その人のことを見つめなおしてみて下さい。
今までは気づけなかったその人の良い部分・興味を持てる部分が見えてくることもあるはずです。
そのような部分を少しずつでも見つけていくことで、その人に対する嫌悪感も消え、上手に関われるようになっていきます。
それを繰り返していくことで、あなた自身の成長にもつながっていくのです。
無理に頑張ろうとせず、心に余裕のある時にはそのような人とも、ゆっくりと関わっていくようにしてみて下さい。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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