2019.03.26

自己嫌悪とは?自己嫌悪に陥る心理と原因|自己嫌悪を解消する7つの方法

自己嫌悪とは?

「自分なんて嫌い…」

「これだから私はダメなんだ…」

「こんなんじゃ誰にも好かれない…見てもらえない…」

誰もが抱いたことがある、「自分なんて嫌い」という感情。

自己嫌悪とは、まさにこの感情です。

 

「自己嫌悪」という言葉は、文字通り「自分のことが嫌になる」という意味を持ちます。

私たちはなぜ自己嫌悪に陥るのでしょう。

なぜ本来、一番大切であるはずの自分自身を、嫌悪してしまうのでしょう。

必要以上に自己嫌悪に陥る自分を、どうやって克服したらいいのでしょう。

 

この記事では、自己嫌悪の正体に迫ります。自己嫌悪に陥る原因とその心理、そして克服の方法を探っていきましょう。

自己嫌悪に陥る7つの心理

私たちが自己嫌悪に陥る時、その原因は自分自身の心理状態にあることが往々にしてあります。

その心理状態とは。ここからは、自己嫌悪に陥る時の心理について7つご紹介します。一つ一つ見ていきましょう。

1.ネガティブ思考

自己嫌悪の代表的な心理状態とも言えるのが、「ネガティブ思考」です。自己嫌悪に対する世間からのイメージを考えても、「自己嫌悪=ネガティブ」という式が成立しています。

自分の考え方がマイナスになっている時は、自分に自信を失っている時です。人生常にハッピーなことだけが訪れるわけじゃない。だからこそ、ネガティブな感情との向き合い方を知ることが大切です。

2.悩みを派生させやすい

自己嫌悪に陥りやすい人は、一つの悩みを色々な方面に派生しがちです。「あれもダメ、これもダメ」と自分のダメな部分にばかり目が行ってしまうのです。

一つのことが気になったら、どんどん悪い方に考えてしまいます。その悪循環から、自己嫌悪に陥ることもあるのです。

3.他人の目が気になる

自己嫌悪は自分に対する感情ですが、その心理状態の中には他人からの視線が関係しています。「あの人にどう思われるだろう」「嫌われないだろうか」と危惧していることが、自己否定に繋がってしまいます。

人の目が気になるのは当たり前のこと。人によく思われようとすることは、生きる上でとても大切な感情です。ですが、それによって苦しめられてしまうこともあります。

4.承認欲求が強い

承認欲求が自己嫌悪という形になって表面化することもあります。「誰かに認めてもらいたい」のは、自分で自分のことを認めてあげることができないから。

自分が認められない自分を、誰かが肯定してくれていることを勝手に期待していることもあります。

認めてもらえないことに対して、「なんで?」と怒るのではなく、「もっと努力しよう!」と明るく捉えられるようになりましょう。

5.劣等感を感じやすい

自己嫌悪に陥りやすい人は、他人と比較して自分に対する劣等感を感じやすい部分もあります。

他人が優秀に見える時、成功して見える時。自分がそこに到達していないことを悲観して、ひどい自己嫌悪の沼にハマってしまい、抜け出せなくなることもあります。

6.自分を人と比べてしまう

自分を人と比較して、「あの人と比べると…」という軸の中で考えてしまうと、自己嫌悪に陥りやすくなります。

自分の中での軸が定まっていたら、自分は自分のままで大丈夫だと思えますが、自己嫌悪がひどい人は、自分を認められない。結果的に、人と比べて優劣をつけることでしか自分の価値を判断できなくなってしまうのです。

7.完璧主義

自己嫌悪に陥る時、「すべて完璧でなければ」という完璧主義的な心理状態に陥っていることもあるはずです。

完璧にこなせていないポイントばかりが浮き彫りになって見えてしまう。自分の悪い部分ばかりが気になってしまう。こうなってくると、自己嫌悪の負のループからなかなか抜け出せなくなってしまいます。

 

自己嫌悪に陥る原因

ここまで、自己嫌悪に陥る時の心理状態を見てきました。次は、私たちが自己嫌悪を起こす原因について考えていきましょう。直接的な原因を探ることで、自己嫌悪を克服する方法が見えてきます。

1.ミスをしてしまった時

具体的なミスを起こしてしまった場面では、自己嫌悪は表面化しやすいものです。「失敗してしまった」ことが他人にも露出して見えるので、自分を否定するしか手段がなくなるのです。

仕事で大きなミスをしてしまって、会社に行きづらい時。人生の選択で大きなミスをしてしまって、自分の人生頑張れなくなった時。自己嫌悪に陥りやすくなってしまいます。

2.コンプレックスに触れた時

誰もが抱えている「コンプレックス」に触れた時・触れられた時も、自己嫌悪を引き起こしやすいです。

元々自分がネガティブに捉えているものが表面にあらわれてしまうと、「自分はダメだ」という自己否定の感情が際立ってしまいます。

3.他人と比べてしまった時

自分の軸ではなく、「他人」という外的要因を自分の中に取り入れてしまう時も、自己嫌悪に陥りやすくなります。自分は過去の自分と今の自分を比べることしかできません。

生まれた年も性別も育ちも何もかも違う人と比べても、勝ち負けなんてないんです。いつだって、自分と他人を比べないことが大切。

4.失恋・恋人を怒らせてしまった時

失恋をした時や、恋人を怒らせてしまった時は、分かりやすく自己嫌悪に陥りやすいものです。「他人から拒絶された」という感覚が、自分の存在価値を分からなくさせてしまいます。

恋人に大切にされている時は、自己肯定感が高まり、自分も自分のことを大切にできます。ですが、恋人を怒らせてしまったり、失恋してしまった時は、「自分のせいだ」と深く責めてしまうことがあるのです。

5.同じ分野で働く(勉強している)友人が成功した時

友人の成功は喜ばしいものですが、その成功を心から喜べないことはありませんでしたか?

それも、自己嫌悪からくるものです。「アイツは成功しているのに、自分なんて…」と、他人の話を自分の話にすり替えて、勝手に自己嫌悪に入っていくのです。

先ほども紹介しましたが、他人と自分を比べても自分の中で何かが変わるわけではありません。気にしすぎないようにしましょう。

6.頑張りを評価されなかった時

「あんなに頑張ったのに報われなかった」と、頑張りを評価されなかった時も自己嫌悪に陥りやすくなります。

人は自分のために常に全力で頑張り続けていたとしても、周りからの評価がないと頑張れなくなってしまいます。人は、常に走り続けることはできません。時には休憩しながら、自分を人に労ってもらうことも大切なのです。

 

「自分嫌いな自分を愛したい」

さて、ここで質問です。

あなたは自己嫌悪を克服したいですか?克服したい場合、どうやって克服するか考えたことがありますか?

私は、ひどい自己嫌悪に陥ることが多いです。でも、そんな自分さえ愛して生きる覚悟を決めました。「自分のことを嫌いな私」まで愛すると決めました。

あなたは、ひどく自己嫌悪する自分を否定していませんか?「自己嫌悪してしまう自分なんて」という負のループに陥っていませんか?

自己嫌悪を克服したいのであれば、まずは自己嫌悪してしまう自分を認めてあげましょう。自分を認めてあげることが、自己嫌悪克服のスタートラインです。

 

自己嫌悪を追い払って、自分を好きになる方法7選

「そんなことを言われても、ひどい自己嫌悪はいつまで経っても私の中から居なくならない…。」

分かります。私の中にも、未だに自己嫌悪は居ます。克服しきれたのかと聞かれたら、まだまだ自己嫌悪に陥る自分と向き合っている最中です。

それでも、「まずは自分を好きになろう」と決めてから、様々な考え方を検討して、自分の中に落とし込んできました。実際に、どうやって自分を認めてあげるのか、好きになってあげるのかを考えていきましょう。

コンプレックスは財産だと思おう

自己嫌悪をしてしまう人であれば、誰でも抱えているであろう「コンプレックス」。自己嫌悪の原因の一つとも言えます。

まず、この「コンプレックス」に対する考え方を変えましょう。

あなたがコンプレックスだと思っているものは、他の誰かから見たら素敵なチャームポイントに映っているかもしれない。

あなたが嫌いな自分の一部は、他の誰かにとっては「あなた」を形成している一要素かもしれない。

あなたのコンプレックスは、あなたしか持っていない財産なのです。

その財産を否定して、自己嫌悪に陥るなんて、勿体なくないですか?視点を変えて見ればアピールポイントであるあなたの要素を否定するなんて、不毛じゃないですか?

まずは「コンプレックスは財産」であると、発想を変えてみましょう。それだけで、あなたの心はフッと軽くなるはずです。

今の自分を受け入れる

「コンプレックスは財産」であると知ったあなたが、次におこなうべきは、今の自分を受け入れることです。

自己嫌悪をしてしまうあなたは、いつも「自分なんて」と自分を否定する考えに陥っているはず。でも、「自分なんて」と思っているあなたのそのままで、良いんです。ありのままの、今の自分を受け入れましょう。

今のあなたのそのままで素敵です。まずは自分のありのままを受け入れましょう。

他人より自分が優れているところを見つける

あなたが自分を今のままで受け入れることができるようになると、他人との付き合い方も変わってきます。

「あの人より自分は劣っている」と比較して、勝手に悲観することがなくなります。

簡単に悲観が克服できなかったら、他人より自分が優っていると思える点を見つけましょう。

「あの人に恋愛では勝てないけど、仕事では勝てる。」

「あの人より給料をたくさんもらっている。」

「あの人より、他人の気持ちを考えた行動が出来る。」

どんなことでも大丈夫。あなたが「他人より優れている」ポイントを、自分で見つけてください。それを繰り返すうちに、自己嫌悪するばかりの自分は、気づいた時には克服されているはずです。

小さな成功体験を積み重ねよう

自分を好きになるには、小さな成功体験を積み重ねることも大切です。自己嫌悪に陥る人は、常に自分が失敗していると思い込んでいます。

失敗にばかり注目してしまいがちですが、あなたの中には実はたくさんの成功が溢れています。

今日は、朝いつもどおりの時間に起きて、出社が出来ましたよね?

今日は、毎日こなしている仕事を、いつもよりスピーディーに終わらせることが出来ましたよね?

こんな風に、振り返って見ればあなたの中にはたくさんの成功があります。まず、その「成功」に気づいてあげましょう。どんなに小さくても構いません。その成功を積み重ねていくうちに、いつの間にかあなたは自分を褒めることができるようになります。

失敗全てに感謝する

成功だけではありません。失敗だって良いんです。失敗したことを責めるのではなく、失敗に感謝する習慣をつけましょう。

あなたが今日失敗したおかげで、この先で起きうる「大きな失敗」を避けられた。

あなたは失敗のおかげで、「次はこうしよう」と反省を活かした行動を考えることが出来た。

人は失敗から学びます。あなたの失敗は、成功につながるための大切な工程です。失敗してしまったら、「次に生かすきっかけが出来た、ありがとう!」と自分に対して感謝を述べるようにしましょう。

「自分なんて…」と思うより「私すごい!」と思おう

自分を好きになるために大切なのは、卑下するより肯定すること。

「私なんて…」「俺なんて…」と卑下するのではなく、「私ってこんなこと出来たんだ」「俺ってここまで考えられてたのか」と、自分のすごいポイントを探してみましょう。

自分のすごいポイントを見つけられれば、あなたは気付かぬ間に自己否定ではなく、自己肯定が出来るようになります。自己肯定こそ、自己嫌を克服する大切なポイントの一つです。

脳みそを暇にしない

自己嫌悪に陥ってしまうあなたは、きっと「考えすぎ」な一面があるでしょう。

「そんなに考えなくてもいいんじゃない?」と言われたことがありませんか?私は幾度となく言われてきました。「考えるのが止められなくて苦しいんだよ…」とその度思ってきました。

「そんなに考えない」ために大事なのが、脳みそを暇にしないこと。暇になると、人間はどうしても余計なことにまで考えが及びます。

考えても仕方ないことで自己嫌悪に陥るのは、時間が勿体ないですよね。自己嫌悪に陥るなと予兆を感じたら、とにかく脳みそを動かしましょう。読書でも、仕事でも、趣味でも、なんでもいいので、自分が没頭できることに頭の容量を割いてみてください。いつの間にか自己嫌悪の波は去ってしまっているはずです。

 

『完璧な人間』なんていない。自己嫌悪は人間らしい感情。

自己嫌悪に陥る人は、きっと『完璧な状態』を目指しているはず。

自分が完璧に出来ないことを卑下して、自分を否定してしまう。そして始まってしまった自己嫌悪の沼から抜け出すことが出来なくなる。

でも、一旦止まって考えてみてください。

完璧な人間なんて、この世には居ないんです。

あなたから見た「私よりすごい人」だって、必ず欠点はある。その欠点に悩んでいるかもしれない。

あなたは、他人の「すごい」部分には目が行くのに、自分の「すごい」部分を忘れ去って、自己嫌悪に陥っていませんか。

完璧な人間はこの世に居ない。

時には自分だけではなく、他人の「完璧じゃない部分」にも目を向けてみませんか。

 

自己嫌悪に陥る、今の自分も受け入れよう

自己嫌悪に陥るあなたには、良い部分がたくさんあります。出来ないことがあるのと同じくらい、きっとそれ以上に、出来ることがたくさんあるはず。

まずは、今のあなたをそのまま受け止めてあげてください。「自分はこのままでいいんだ」と心の底から思えるようになった時、あなたはもう、ひどい自己嫌悪に悩むあなたではなくなっています。

自己嫌悪を受け入れることで、あなたは自己嫌悪を克服できる。

ありのままの自分と一緒に、生きていきましょう。

 

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

 

 

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久保佳奈子
久保佳奈子
1994年生まれのライター・エッセイスト。不安障害/うつの経験から、生と向き合うようになりました。健やかに生きるための方法や、メンタリティについてをメインに書いています。

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