2019.03.11

狂愛

初めての恋愛がクソでした。

DariaMe編集部

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私と彼は「都合のいい女」と「依存物」

「都合のいい女」と「依存物」

初めての彼氏は高校の部活の同期だった。
バレンタインデー間近に私が告白して付き合った。

付き合っていたのは10か月弱。
でも本当に付き合っていたと言えるのは3か月もなかった。

付き合っていた時、部活があった私達は遊ぶ時間もなく、
二人だけで会うのも登下校の時間ぐらいで、
たまに公園に寄って長話をするよくいるカップルだった。

なのに、気付いたら私達はよくいるカップルどころか、
カップルですらなくなっていた。

ただの「都合のいい女」と「依存物」。

彼氏でも彼女でもない。

「都合のいい女」になります。

告白した時、
「周りに付き合ってること言わないなら付き合ってもいいよ。」
と言われた。

彼の元カノも同じ部活で私は中学も同じで
男女関係のトラブルが多い子だった。
彼と付き合っているときも色々事件が起こっていたから
また部内恋愛してると思われるのが嫌なんだろうと思った。

それまで彼氏という存在がいなかった私は
「彼氏ができるかも」と舞い上がっていた。

付き合ってることを人に言おうと思ってなかったから
付き合ってくれるなら何でもいいやと思っていた。

でもそれは「都合のいい女になります」と宣言することだと、当時の私は気付けなかった。

貴方のためなら何でもやるよ?

帰り道、
いつも自販機でじゃんけんをして、
負けたほうがジュースを奢った。

彼が負けると「今日はいらないや。」と言って、
その後、必ず機嫌が悪くなるから
結局いつも私が奢っていた。

彼に嫌われることが怖かった。
彼の機嫌の直し方が分からなかった。
だから、ジュース1本で彼の機嫌を取れるなんて安いと思っていた。

私と彼は部内の同じ係だった。
彼は係長だったけど、私に役職はなかった。
彼は何かと理由をつけて私に仕事を頼んできた。
気付いたら係長のほぼすべての仕事をやっていた。

仕事を任される度に
彼の役に立てる。
私が頑張れば褒めてもらえる。
だからなんでもやろうと思えた。

現実と向き合うのに3年もかかりました。


「彼のためなら何でもできる。」
「彼のことが好きだから。」

当時の私はそう思っていた。

彼がいないなんて無理。

私は彼に依存していた。

私は彼に認めてもらうことで、彼を喜ばせることで、
自分を満たしているだけだった。

依存できれば彼じゃなくてもよかった。
ただ、私に構ってくれるのが彼だっただけ。

常に喧嘩をしていた私達に喧嘩をしない時期があった。
でもその最中。
彼は部内の後輩に自ら手を出して浮気してた。
そんな奴と付き合ってた自分が惨めでしかないわ。

私の所に帰ってきてくれるってことは
浮気相手より私の方が上ってことだよね?
とか考えたこともあった。

違う。私の方が都合がいいだけだ。
都合のいいように扱われていたなんて、悔しさしかない。

彼にとっては私は「都合のいい女」
私にとっては彼は自分を満たすことのできる「依存物」。

貴方のことを「好き」だと思って何でもできた自分も
私の好意を利用していた貴方も大っ嫌い。

初めての恋愛がクソ過ぎた。
でも、それでよかったのかも。
クソみたいな初めての恋愛を通して、色々なことに気付けたから。

私はもう都合のいい女にならない。
自分を満たすだけの依存もしない。

DariaMe編集部
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悩める若者向け共感型メディア『DariaMe』編集部

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