2019.03.09

現実逃避

破壊衝動。全部ぜんぶ、壊したい。

ぼんちゃ

ぼんちゃ

溢れ出てくる「壊したい」に、私は苦しんでいる。

壊したい。


「人を叩いてはいけません。」

「物は大切に扱いましょう。」

そう教わって生きてきた。

叩いちゃだめ。
壊しちゃだめ。

どんなにやり場がなくても、だめ。

だめだって分かっているのに。
気付いたら、部屋の中はハチャメチャだ。

私、いつの間にか、「壊したい」に取り憑かれてしまったみたいです。

自分だけなら。


そうだ、自分を叩こう。
悪いのは私だ。

私がいけないんだから、叩かれるべき私なら、叩いてもいいでしょう?

だって、自分くらい叩いていいよって言ってもらえないと、私もうこの気持ちをどこに追いやったらいいのか分からない。

もう分からないよ…。
死んではいけないと言われるから生きてるのに、生きるのにはダメなことが多すぎる。

早くあの世に連れて行ってください。

この世には、壊せるものがないじゃない?
全部ダメって言われるじゃない?

だからあの世に行って、思う存分好きなだけ、あれもこれも壊させてください。

壊したい。助けて。

壊していいものも、ある。


この後、私は知った。

この世にも、壊していいものはある。

例えば、水風船。
夏にみんなで川辺に行って、お互いに投げつけ合う瞬間。

例えば、雪合戦。
冬の寒い寒い日に、雪が降って、みんなでじゃれ合う瞬間。

例えば、カラオケ。
やり場のない自分の感情を、歌に乗せて破壊する瞬間。

例えば、抱きまくら。
いつも一緒に寝てくれるのに、ごめんね。
でもこの子に顔を突っ込んで、全部ぜんぶ昇華させる瞬間。

この世の、壊してもいい瞬間。

壊したくなる前に。


私はこんな瞬間をもう知っている。

知っているから、壊せるようになった。

壊す場所を選べるようになった。

全部を壊したいと漠然と思ってしまう時はある。
でも本当は、全部が壊れて欲しいものなわけではない。
一時的に、もう全部壊れてしまえという衝動に駆られるだけ。

壊す場所を選べるようになってから、少しだけ生きやすくなった。

壊してもいいよと迎えてくれる場所には、「ありがとう」を言うようになった。

結局壊さずに残せたものが、本当は私にとって大切なもので、到底壊したくなんてないものだと気付くようになった。

漠然とただ壊したいと思うことは減った。

私はもう、壊してもいいものを知っているから。

壊したい時は、思い切り壊してしまおう。

その前に、大切なものはきちんと閉まっておいてね。
これは要るかな?って迷うものも、一応取っておこう。

よし、壊していいものだけになった。

そう思える体制を作ってから、全力で壊しにいこう。

その爽快感は、貴方に生きる力を与えてくれるよ。

ぼんちゃ
ぼんちゃ
人生について思考することが大好きな20代ウーマン。 モットーは「素直に生きる」こと。 Daria Meでは、人生やメンタリティに関する記事をメインに書いています。

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