2019.03.05

狂愛

【一途な女の子】貴方だけってフリをして、ただ執着していた。

ぼんちゃ

ぼんちゃ

貴方にも、私にも。たくさんの、ありがとうを。

私は一途な女の子

一途な女の子って、良い印象なイメージ。

好きな人・彼氏のことだけを想ってる。

彼氏を大切にしていて、他の男の子を引き寄せない。

いつでも彼氏が一番大切。

彼氏のためなら、何でもする。

素敵だよね、「一途な愛」。

私?

私は一途だよ。
素敵でしょう?

彼氏がいつでも一番大切で、ナンバー1だしオンリー1。

私は彼氏想いの、良い彼女。

一途なあまり。

私は一途だから、彼氏のことがいつも頭から離れない。

彼氏から連絡が途絶えると、「仕事、寝坊してないかな」って心配になってしまう。

飲み会って聞いてて、終電の時間になっても返信が来ないと、「ちゃんと帰れてるかな」って心配で、何度も電話をかけてしまう。

喧嘩をした時には、「嫌われてしまった」って不安になってしまう。
不安で仕方なくて、夜は眠れなくなってしまう。
ご飯は喉を通らなくなってしまう。

距離を置きたいと言われた時には、「私はもうあの人にとって不要な人間なんだ」って思ってしまう。
涙が止まらなくて、どうしたらいいですかって、彼の望むようになりたいって思ってしまう。

怒られた時には、納得がいっていなくても、すぐに「ごめんなさい」って言ってしまう。

私は、彼を一途に想っているから、彼が居なくなったら私は生きていけないの。

私には、彼が必要だから、ずっと想っていてもらえるように、望まれなくてはいけないの。

私は、彼のために生きているの。

ほら、一途でしょう?

一途に想っていた日々。

こうして書いてみると、一途を信じていた頃の私の愛は歪んでいたなと、何の迷いもなく思える。

「別れたら死んでしまいそう」なんて友人に言われていた意味も、よく分かる。

あれは、私が一途だったからではない。

私が、彼に執着していたから。

彼を否定することは、ほとんどなかった。
彼を否定されることも、ほとんどなかった。

私が、彼の良い側面しか見ようとしていなかったから。

時々感じる違和感を、全部心に閉じ込めていたから。

たくさん話をした。
たくさん笑って、泣いて、また笑って。

そんな「つもり」になっていただけ。

会話なんて、していなかった。

そこにあったのは、不要な気遣いと、繕った私の姿。

苦しい苦しい、一途な自分の姿。

いつからだろう。

私は一途な自分の姿に、疲れてしまっていた。

取り繕った私の綻びが、年を重ねるごとに増えていって、私はもう立って居られなくなった。

立って居られなくて、目眩を起こして、クラクラと迷路に飛び込んだ。

そのゴールには、貴方が居ないと分かっている迷路に。

一人きりで、迷い込んだ。

迷路の先には。

途方もない迷路は、いつまで続くのかしらという不安と、貴方に会いたいという想いで、私を上からも圧迫してきた。

でも、私は足を止めなかった。

歩いた。

歩いて、歩いて、歩きまくった。

このゴールに貴方は居ないと、心のどこかで知っていながら、ゴールを探した。

気付くと突然、ゴールに着いた。

そこに居たのは、「私」だった。

取り繕っていない、ありのままの私の姿。

おいで。

そのままでいいから。

泥まみれの、そのままでいいよ。

泣いていいよ。

ゴールに辿り着いてから、私は、私に一途になれたよ。

貴方にも、沢山たくさん、ありがとう。

もう私は、貴方にしがみつく必要はないみたい。

自分に一途な女の子。

これが、今の私の姿です。

ぼんちゃ
ぼんちゃ
人生について思考することが大好きな20代ウーマン。 モットーは「素直に生きる」こと。 Daria Meでは、人生やメンタリティに関する記事をメインに書いています。

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