2019.02.17

メンヘラエモ文学

関係に名前がついたら終わるんだよね…(終)

あーやん。

あーやん

〜最終章〜私たちのハッピーエンド

ハッピーエンドってなんだっけ?

恋にハッピーエンドなんてあるのかな?

愛になったら恋はハッピーエンド?

でも、それって始まりだから終わってない。

振られるか、付き合うか。

付き合ったとして、別れるか結婚するか。

振られたとして、傷ついて泣きながら追いかけ続けるか、諦めて綺麗になっていい男を捕まえるか。

果たして、付き合うことだけが成功なのかな?

付き合うことだけが幸せなのかな?

今、辛いからこんなこと考えてるのかもしれない。

あなたの口からは、曖昧に濁し続けた生温い言葉しか出てこない。

あなたの目は、キラキラしてるんじゃなくて荒んでる。

あなたの耳には、都合の悪い話と面倒な話は届かない。

あなたの手には、温かいぬくもりなんてない。

そんなあなたとのハッピーエンドなんて、私は望んでいるのかな?

最後の会話

 

girl

私のこと好き?

 

man

まだ、わかんない。

 

嘘。好きじゃないって言えばいいのに。

 

girl

私たちが付き合うことはもうないよね?

 

man

まだ、わかんない。

 

嘘。絶対にありえない。

 

girl

私がいなくなったら、寂しい?

 

man

うん。寂しいよ。

 

girl

私が離れたら、追いかけてくれる?

 

man

追いかけるに決まってるじゃん。

 

girl

じゃあなんで付き合うってことにならないの?

 

man

それは、わからない。

 

girl

そっか…私は、大好きだったよ。
ずっと、付き合いたかったよ。

 

それだけ告げて、あなたの家を飛び出すことしかできなかった。

彼は、私と寝たいだけ。都合よく、抱きたいだけ。

セフレなんて割り切った関係にすらなれなかった二人に、先なんてない。

真っ暗な道は見えるけど、明るい未来は見えない。

本当はね…

本当はね、あなたに合わせて格好つけてタバコふかしてただけ。

本当はね、あなたの好きな清楚な女気取ってただけ。

本当はね、あなたの好きな『物分かりのいい女』演じてただけ。

本当はね、靴づれするからお気に入りのヒールも履くのは嫌だった。

本当はね、私全然優しくないの。

本当はね、私全然大人じゃないの。

本当はね、本当はね、本当はね。

本当の私はあなたの前にはいなかったの。

最後くらい強がって、「私はもう付き合う気ないから離れよう」とか言ってみたかった。

こんな終止符の打ち方、嫌だった。

最後まで気取って演じた私でいたかった…

「ありがとう」なんて言わないよ

後ろを振り返っても彼の姿なんて見えなかった。

飛び出したら追いかけてくれるんじゃないの?

追いかけてきて、後ろから抱きしめてよ。

こんな最後、望んでなかった。

でも、先がないとわかっている恋を、ずっとしているなんて、私には辛すぎた。

これが私たちの、ハッピーエンドってことにしよう?

素敵な最後じゃなかったけど、格好いいエンディングじゃなかったけど、映画のワンシーンのような最後じゃなかったけど…

それが私たちには似合ってるね。

あーやん。
あーやん
株式会社DariaMe代表|21歳 元精神疾患 バイセクシャル 『生きるという当たり前に真剣に向き合います』

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