2019.02.14
ごめんなさい。
心の声を。
どこに置いたらいいか分からないこの声を。
ここに、置かせてください。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
私って、ダメ人間なの。
ダメ人間の私は、色んな側面を持っているの。
笑っている私だって、
泣いている私だって、
顔は笑っていても、心は泣いている私だって、
毒を吐いている私だって、
全部、私なの。
何人居る私も、全部私なの。
私は、私なの。
このままの私で居たいよ。
居たいけど、このままじゃダメでしょう?
今の私は「ダメ」でしょう?
分かってるんだけど、お願いだから、誰か。
今のあなたでいいよって、言って?
ねえ、お願い。
私を思ってくれる人へ。
なぜそんな人が居るのかも分からないけれど、今その思いを持ってこの世に存在してくれている人へ。
こんな私で、ごめんなさい。
あなたが思ってくれる私自身がこんな自分で、ごめんなさい。
本当は、存在なんてしなければ良かったのに。
何故だかこの世に生まれてしまって、
あなたの目に入ってしまって、ごめんなさい。
私には、消えることでしか解決の方法が分からないんだ。
でも、消える方法も分からず、結局今日もこうやって存在してしまって、ごめんなさい。
今、あなたにありがとうを伝えることができなくて、ごめんなさい。
私を思ってくれるついでに、聞いてもいいですか。
私は、どうしたら生きていけるのでしょうか。
あなたは私を思ってくれるから、その答えをくれるでしょう?
学校の授業には、全部正解があったように、私の人生にも正解があるのでしょう?
私は一体、どうやって生きたらいいのでしょうか?
ああ、ごめんなさい。
今度は私、怒りが湧いてきた。
分からないでしょう?
どうして私が怒っているのか。
私にも分からないもの。
どうして、何かを投げつけてしまうのか。
机の上を、荒らしてしまうのか。
物理的な何かに、ぶつけることしかできないのか。
何も分からないけれど、こうするしか、私には術がないの。
…ああごめんなさい。
こんなことを言って、あなたの気持ちを傷つけた。
またあなたは悲しい気持ちになるね。
ごめんなさい。
そんなの、綺麗事じゃん。
あなたは私が生きていると幸せなの?
それ、あなたにとってでしょ?
私にとって、私が生きていることは、不幸なの。
お願い。
もう、終わりにしてもいいでしょう?
お願い。
もう誰か終わらせて?
終わらせ方も分からないよ。
とても寒いところに連れてって?
お願い。
もうそれだけで、いいから。
みんなもう、私を捨てて。
私になにも、求めないで。
生きててなんて、言わないで。
その意味も知らないくせに、生きててなんて、言わないで。
お願いだから。
もう、解放してください。
…ごめんなさい。
自分で全部解決しなければいけないのに。
あなたに押し付けて、本当にごめんなさい。
本当に本当に、ごめんなさい。
ああ、もう疲れた。
いいや。
今日はもう、寝よう。
泣きすぎて泣きすぎて、もう何が何だか分からないよ。
とりあえず横になってて、明日目が覚めなければいいのにな。
ああ、でも、まあいっか。
目が覚めたら、そしたらそのままで。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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久保佳奈子
人は悩んで、苦しんで、嘆いて、泣いて、そしてまた明日を迎える。明日が来れば、それでいいから。