2019.02.06

どうせ生きるなら

笑った顔も、泣いてる顔も、素敵だよ。

ぼんちゃ

ぼんちゃ

貴方は私にとって、憧れの存在でした。突然居なくなった貴方に、私は戸惑いを隠せませんでした。

貴方の笑顔

貴方は、よく笑う人でした。

私はその笑顔に励まされてきました。

笑っていれば、なんとかなる。
笑っていれば、乗り越えられる。

泣いてる暇はない。
私は泣かないの。

悩んでいる暇もないわ。

貴方はいつも、そう言って笑っていました。

ある日突然。
貴方の笑顔は、消えてしまいました。

貴方の泣き顔

貴方はその日から、笑うことを忘れて、ひたすらに泣き続けていました。

死にたいと泣き叫んでいました。
声が枯れるほど泣いていました。
貴方の中で「死」というものが、鮮明に浮かび上がってきたようです。

私はとても悲しくなりました。

貴方は笑うことをやめてしまった。
笑えなくなってしまった。
光っていた目も、大きく開く口も、見ることができない。

笑おうとすれば、貴方の口角は痙攣して。
喋ろうとすれば、貴方の呂律は回らなくて。

そんな貴方を見たことはなかった。

貴方は、変わってしまった。

本当の貴方はどっち?

私はひどく動揺しました。

貴方が余りにも突然、姿を変えてしまったから。

私がこれまで見ていた貴方は、ニセモノだったの?
急に現れた貴方は、これまで何処に居たの?

私はどちらの貴方を信じればいいの?

私は貴方の笑った顔が好きだったのに。
貴方はもう、笑わない。
貴方の泣いてる顔なんて、見たくない。

お願いだから、笑って?

今の貴方は、好きじゃない。

どちらも本物の貴方

私はなんだかんだ、それから4年が経った今も、貴方と一緒に居ます。

この数年間、貴方を見ていて、私は気付きました。

貴方は強がっていたのね。
泣いてはいけないと、意気込んでいたのね。

強い人だと思っていたけれど、本当は繊細なのね。
強くて、弱くて、泣き虫なのね。

笑っていた昔の貴方も、泣いている貴方も、どちらも貴方なのね。

二人の貴方は、いつか出会う。

今の貴方は、泣いたり笑ったり、毎日とっても忙しそう。
色んな顔をして、コロコロと表情を変える。

貴方の笑った顔は、時に泣いてるように見える。
貴方の泣いてる顔は、時に笑っているように見える。

どちらも、とても輝いてるよ。

きっといつか、貴方の笑顔と泣き顔は、何処かで出会って。
二人で肩を並べて、笑っているのか泣いているのか、分からないような顔で、貴方にこう伝える。

君の笑顔も、泣き顔も、素敵だよ。

ええ、「私」もそう思うわ。

だから「私」は、たくさん笑って、たくさん泣きながら、生きていく。

私のストーリー

これは、私という人間が、「私」を生きるようになるまでのストーリー。

私は「貴方」という存在に、自分自身を乗せました。
「貴方」と向き合うことで、自分と向き合うことが出来ました。

そして私は今。

「貴方」としての自分を、認めています。

どうせ生きるのならば。

他の誰でもない、「自分自身」を認めてあげて、生きていきます。

これが、私の生き方です。

ぼんちゃ
ぼんちゃ
人生について思考することが大好きな20代ウーマン。 モットーは「素直に生きる」こと。 Daria Meでは、人生やメンタリティに関する記事をメインに書いています。

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