2019.02.04
どこまで頑張っても彼と価値観が合うことはなかった。
趣味も、特技も、感性も、恋人に求める条件や、生きてきた道、友達のジャンルだって、全部全部正反対だった。
分かり合えるわけなかった。
毎日のように続く喧嘩。
一方的な愛情。
受け止めきれなくなる彼。
自分勝手に投げつけた私の愛情は優しいものじゃなかった。
きっと彼を苦しめる道具でしかなかった。
別れるという道はお互いにとって、とても正解だった。
唯一、お互いが一致したこと。
それは、「別れる」という決断だった。
これでいいんだって何度も言い聞かせながら、何度も泣いた。
別れてから私は5kg痩せた。
代々木駅で倒れた。
どうしようもなく辛かった。
今までの恋愛では考えられないくらい辛かった。
きっと、それくらい好きだったんだろう。
気づいたら、普通にご飯に行くようになっていた。
気づいたら、なんでも話せる友達になっていた。
気づいたら、一番の理解者になっていた。
気づいたら、依存していた。
気づいたら、愛してた。
きっと付き合ってた時の何倍も愛してた。
でも、依存してしまった。
彼のことはもう全く好きじゃない。
他に気になる人だってできた。
でも、次に進めないのは、彼と会えなくなる日常を考えるのが辛かったから。
彼に新しい彼女ができることを想像することですら恐怖だった。
でも、もう仕方ないんだ。
終わりを迎えなきゃいけないんだ。
だって私、依存してしまったから。
今日まで気づかなかった。
あなたが私を誰かの代わりにしていることも。
あなたが私を求めていないことも。
あなたが私を面倒に思っていることも。
あなたが私を嫌っていることも。
あなたが私を迷惑だと思っていることも。
こんなに大切にされていないんだってことを、今日まで気付くことができなかった。
なんとなくで満たされてしまっていた。
自分のことしか見えていなかったから、気づかなかったんだ。
何も興味がないことを。
元彼なんて、ただの毒。公害。ゴキブリ!!
くらい思ってないと、やっていけないでしょ。
会わない理由を探すことが難しい。
会いに行かないなんて決断するのは無理。
私たちにとっては、無理!!
「今どこ?」「今から会える?」そんな連絡が来たら飛んで行く。
だから都合いいようにされてた。
それも全部気づいてたんだけど、でも、、、
気づかないふりをすることで精一杯だったよ。
別れてからも、相変わらずたくさん喧嘩した。
やっぱりわかり合うことはできなかった。
元彼に依存してすがっていたって何も前には進まない。
わかってるよ、全部。
でも、簡単にできてたら今日まで泣いてないんだよ。
もう、これで最後。
「もう、会いに行かない。」
私があなたに依存しないで生きられるまで、会いに行かない。
あなたに寄りかかることでしか自分を保つことができなかった。
反省してる。
ずっと一人で立つことすらできない弱い私を、卒業しなきゃいけないんだ。
元彼なんて、抹消できたら楽なのに…
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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Ayano
元彼なんて存在は要らない。次に進めないのは、未練のせいだけじゃない。