2019.01.28

話題の映画を見ました。あの頃の思い出が全て蘇った。

Ayano

Ayano

原宿や新宿で遊んでたあの頃。きっと、ずっと、夢を見ていたんだろう。

話題のあの映画見ましたか?

みんなは何を思った?何を感じた?

私は全てを思い出して、血が騒ぎ、心がぐちゃぐちゃになりました。

そして、あの映画は、若者の心を揺さぶるのに十分すぎる演出だった。

無敵感に包まれた。

あの頃の私たちは無敵だった。

10代の一番難しい時期。

青春は全て、原宿と新宿がくれた。

Saika.

それを私の本名だと思ってた子たちはどのくらいいただろう。

本名が横山彩乃だなんて、誰も知らなかった。

今になってやっと、みんな私の本名を知った。

あの頃は全てを隠し、全てを繕い、それでもプライベートの悩みや仕事の悩み、恋愛の悩みから学校の悩みまで、全てを打ち明け合った。

全て全て。

誰かの家にお泊まりしたり、夜遅くまで一緒に原宿にたまったり。

あそこに行けば誰かがいた。

一人だってことを忘れることができた。

みんなで表参道口からラフォーレまでの坂を走って駆け下りた。

無敵な気がした。

みんなフォロワー数は4桁以上で、いわゆるインフルエンサーみたいな感じ。

でも、誰もそれを鼻にかけることはなくて、仲良く遊んでる時間が楽しかった。

みんな共通して服が好きだった。自己表現を愛してた。

コミュニケーションが苦手なみんなは、自己表現することで人との繋がりを求めていたように見えた。

ここでは、現実の自分を忘れることができる。

学校での自分を誰も知らない。

家族と仲が悪いことも、友人関係がうまくいってないこともバレることはない。

道を踏み外したような見た目の私たちは、みんなで肩を寄せ合って、幸せを分かち合った。

孤独を埋め合った。

私の友人は。

私は何人の友達のフルネームを知っていただろう。

私は何人の友達の本当の年齢を知っていただろう。

私は何人の友人の家族構成を知っていただろう。

私は何人の友人の地元を知っていただろう。

あぁ、何も知らなかったな。

誰と誰が付き合ってるとか、誰と誰がセックスしたとか、誰が誰と喧嘩したとか、誰と誰が仲悪いとか。

そんなことばかりで、目の前のものしか見えていなくて、本質的なものは何も知らなかった。

でも、ほぼ毎日一緒に過ごした。

あそこが居場所だったことに変わりはなかった。

「お嬢様」と呼ばれ、「姫」と呼ばれ、クールじゃない私を誰が見たことあっただろう。

キャピキャピした私を、誰が見たことあっただろう。

あの頃の友人は不思議だった。

ストレス解消のためにピアスを開ける子がいた。

みんなの家を渡り歩いてる子もいた。

ODしている子もいた。

毎日包帯のようなものを巻いている子もいた。

体が根性焼きだらけの子もいた。

ちょっと年齢が上の人は、お酒に狂ってる人もいた。

タトゥーを消した跡がある子も。

タトゥーだらけの子もいたから、みんなで温泉は行けなかった。

整形している子もいた。

毎回食べ物を吐き出す子もいた。

ありえない量のお金を持っている子もいた。

自殺してしまった子もいた。

その子がなくなったことを噂で聞いた。

「あの子、自殺したって…」

なんだか不思議な世界だった。

見た目は煌びやかでした。

SNSの中、イベントの時はキラキラしていた。

ファンの前では笑顔だった。

悪いことなんて何も知らないような顔してた。

でも、裏事情は悲惨だった。

明日とかどうでもよくて、今日私たちが集まって遊んでいる。

孤独に押しつぶされそうで、生々しく生きていた。

みんな、きっと、本当は怖かったはずだ。

少しずつ原宿に足を運ぶことは無くなった。

「Saika今どこ?今日原宿行く?」

「行かない。」

それだけで終わってしまうような関係性だった。

それでも、彼氏と別れたと聞けば一緒に泣いたりした。

浮気されたと話せば一緒に馬鹿騒ぎしてくれた。

なんだか、よくわからないけれど、なんでもくぐり抜けられる気がした。

新宿ではまた別の人間として生きていた。

それは誰も知らなかった。

原宿の友達は誰も、学校の友達は誰も、家族も誰も、知らなかった。

夜の蝶だった。

この時代に生きる全ての若者へ

私たちはこの時代に生まれた。

私たちはこの世界で今生きている。

精神的におかしくなるような世の中だよね。

出会い方もおかしい。

交わり方もおかしい。

付き合ってから本名を知った彼氏もいた。

私は誰なんだろう。

あなたは本当は誰なんだろう。

でもそんな世界もまた、楽しかったりする。

一夏の思い出でも。

たった一年だけの付き合いでも。

私たちは永遠を感じることができた。

私たちなりの恋愛。

私たちなりの友情。

私たちなりの関わり方。

時代が変われば、全てが変わる。

楽しかったね。

血だらけでも、涙が溢れても、幸せだったね。

Ayano
Ayano
株式会社DariaMe代表|22歳 バイセクシャル 『生きるという当たり前に真剣に向き合います』

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

DariaMeをフォローする