2019.01.27

タラレバ話をしてみよう。もしも私が。

ぼんちゃ

ぼんちゃ

私が私じゃなかったら、世界はどんな景色なのでしょう。少しだけ逃げてみてもいいですか?

私が私じゃない世界

私は私。
そんなの分かってる。

でも、少しだけ、逃げてもいいですか?
自分から、逃げ出してみても、いいですか?

タラレバだと言われたって。
想像せずには、居られない。

私が私じゃなかったら。
世界はどんな景色なのでしょうか。

私が男の子だったら。

もしも私が、女の子ではなかったら。
24年前に、男の子として生まれていたら。

私には、どんな世界が見えていたのかな。

私は男っぽい顔をしているし、身長もそこそこ高くなっていたと思う。
声もかなりの低音ボイスで、女の子にモテたかな。

ああでも、運動が苦手だから。
女の子にチヤホヤされる存在にはなれて居なかったかも。

でも、もしも私が男の子だったら。

大切な大切な、彼氏のことを好きにはなっていなかったかも。
お付き合いして、ここまで彼のことを知ることは、出来なかったかも。

私が受験に成功していたら。

高校3年生の時。
もしも私が、大学受験に成功していたら。

私には、どんな未来が待っていたのかな。

受験に失敗した悔しさとか辛さとか、そんな思いで。
毎日こっそりお風呂で泣くことはなかったかな。

「どこ受かった?」って話をするのが嫌で嫌で。
卒業直前の高校に行くのが苦しいと思うことはなかったかな。

志望校に受かって、笑顔で大学に通う生活が待っていたかな。

でも、もしも私が受験に成功していたら。

滑り止めで入った大学で、素敵な教授のもとで歴史を勉強することは出来なかった。
大学時代に出会った、かけがえのない友人や先輩に、出会うことは出来なかった。
人生で初めて自覚した「挫折」を経験することもなかった。

私が、病気になっていなかったら。

大学4年生の9月。
もしも私が、精神疾患なんて発症していなかったら。

私はその先、どんな人生を歩んでいたのかな。

そのまま内定先でインターンを続けて、翌年には就職できていたのかな。
当たり前のように、会社で働くことができていたのかな。
大学の友人と、なんとなく疎遠になってしまうこともなかったのかな。
当時の恋愛の歯車が、徐々にずれていくようなこともなかったのかな。
家族の苦しい顔を見ることもなかったのかな。

でも、もしも私が、病気になっていなかったら。

私は自分の苦しみと向き合うことを知らなかった。
他人の苦しみとか弱さとか辛さを想像することはきっと頭になかった。
自分にも他人にも厳しくて、ずっと優しさがない人間だった。

私が、生まれていなかったら。

24年前。
もしも私が、生まれていなかったら。

私の家族は、私の存在で泣くことはなかったのかな。
私の彼氏は、私の存在で苦しむことはなかったのかな。
私の存在は、誰にも知られることもなく、何もないまま世界は続いていたのかな。

でも、もしも私が、生まれていなかったら。

私が家族に笑顔を見せることは出来なかった。
私が彼氏に愛を伝えることは出来なかった。
私がこの世に存在することは、出来なかった。

私は、この世界にある全てに、出会うことが出来なかった。

もしも私が。

もしも、私が、私じゃなかったら。

今の自分が幸せかどうかなんて、分からない。
これまでの人生が最適だったかどうかなんて、分からない。

でも、いくら振り返ってみても、そこに居るのは、結局私でしかなくて。

私は私を生きてきたから、今ここに居る。
今この文章を、綴っている。

それが私で、だからこそ、私なんだ。

こうやって、たまには逃げてみるけれど。
結局私は、私のもとに帰ってくる。

ぼんちゃ
ぼんちゃ
人生について思考することが大好きな20代ウーマン。 モットーは「素直に生きる」こと。 Daria Meでは、人生やメンタリティに関する記事をメインに書いています。

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