2019.01.20

恋の一方通行

趣味は一緒がいい。だけど、一つでいい。

あやみん

あやみん

もし、この恋で傷つきすぎると私、日常生活がままならなくなる。

何を話そう。ドキドキの初デート

顔がどタイプで一目惚れした、バイト先が一緒の彼。

ずっと離れたところから眺めていたけど、勇気を出して声を掛けてみた。

「今度飲みに行こう」

「いいよ」

地元の居酒屋で、初めて二人きりで話をする。

どんなことを話そう。盛り上がる共通の話題があるといいな。

コミュ力に自信の無い私は、そうであれば良いのにと、心から願った。

イケメンの中身は、自分にそっくりだった

初めは、当たり障りのない話題から。

近くにできた新しい大型ショッピングモールの話。

共通の知り合いの話。

しばらく話していたら、音楽の好みが合うことがわかった。

意気投合して二軒目。

大学で専攻している分野がほとんど同じみたい。

しかも、まさかと思ったけど、将来目指している職業まで同じだった。

嘘かと思ったけど、本当だった。

もちろん、舞い上がった。

王子様のような遠い存在だと思っていた彼が、突然身近な存在になった。

門限を過ぎて、親からの電話が鳴っても話し足りない。

ルンルン気分で帰宅して、にやけ顔を隠しきれないまま眠りにつく。

この恋は、忘れられなくなる。

一晩明けて、昨日の出来事を振り返る。

彼と仲良くなれたのが嬉しくて、どこにいてももスキップしちゃいそうだ。

鼻歌を歌いながら、大学に行く準備をする。

そういえばこの曲、彼も好きだって言ってた。

トートバッグに教材を入れながら、また彼を思い出す。

この資格の授業、彼も取ってたよね。

はぁ…こんなはずじゃなかったような…

この調子じゃ私、一日中、何をしても彼のこと考えちゃう。

趣味は一緒がいい。そうやって思ってた。

だけど、先のことを想像して、急に怖くなった。

もし、この恋で傷つきすぎると私、日常生活がままならなくなる。

彼のこと思い出すきっかけが、そこら中に転がりすぎてる!

共通点は一つあればそれで十分だよ。

そう、泣き言を言いたかった。

でも、同時に、やっぱり嬉しがってる自分もいる。

あやみん
あやみん
過保護/過干渉/温室育ちの女子大生奮闘記。夢見がちなパンセクシャル。

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

DariaMeをフォローする