2019.01.18
今までの恋も人間関係も、自分の思いを全てぶつけることはできなかった。
すぐ自分の殻に閉じこもって「もういい」って終わらせてきた。
だから言い合いの喧嘩をしたりとか、自分の思いをぶつけることがとても困難に感じていた。
ねぇ、喧嘩をしようよ。
ねぇ、言い合いをしようよ。
ねぇ、物を投げ合おうよ。
ねぇ、自分の思い全てぶつけさせてよ。
ねぇ、あなたの思いを全てぶつけてよ。
本気で喧嘩して、たくさん揉めて、だからこそ生まれる友情とか愛情とか、感じてみたいよ。
お互いがよりよく生きていくために喧嘩を避けたり、面倒なことから避けたくて言葉を発することをやめたりするのは、本当に正しいのか不安になってきた。
全然わからないや。
もっと本気でぶつかり合ってみたいや。
内向的な性格は、思っていても言えないだけじゃない。
嫌われるのが怖かったり、避けられるのが怖くて言えなかったりする。
ずっと好かれていたいし、愛されていたいから、相手の逆鱗には触れないように生きてきた。
意識的にそうしてきたわけではない。
無意識に全部から逃げてきたの。
この性格で生きづらさを感じたことは何度もあった。
言葉はキャッチボールするためにあるから、投げつけるような真似はしちゃいけないと思っていた。
ボールだって下から投げた方が相手は受け取りやすいでしょ?
優しく緩やかなカーブを描いて、相手を傷つけることなく飛んでいくでしょ?
それがコミュニケーションにおいて一番大切だと思っていた。
でもいつも言われてた。
「本当はどう思ってるの?」
「言いたいことはそれが全てじゃないでしょ?」
「なんで話してくれないの?」
「なんでぶつかってくれないの?」
って。
怖いからだよ。
全部全部、自分が傷つきたくないから逃げてるだけだよ。
でも、そのせいで自分の感情のぶつけ方がわからないまま大人になった。
だから今も言いたいことを全て言うことはできないし、自分の感情のやり場に困って自分の殻に閉じこもった。
とてつもなく生きづらかった。
自分の思ってることを適度に吐ける人間は、吐けない人間に比べて何倍も生きやすそうに見えた。
自分もそうなりたいと何度も思った。
そこで始めたのは一つだけ。
言いたいことが言える仲の人間を一人置いておくこと。
みんなに本音をぶつけることは難しいのわかってる。
だから悪口とかストレスとか悲しいこと辛かったこと、嫌だったこと。
それら全部を話せる相手を身近なところに置いておくこと。
その人に嫌われない自信があれば、内向的な性格の人だって自分の思いを話すことができる。
私はまず、そんな仲の友人を作った。
そのおかげで自分の思いを他の人にも吐きやすくなった。
「これ言ったら嫌われるかな?」と思っても、「このくらいで嫌いになるんだったら、そもそも友達じゃないし、私のこと好きじゃないからいいや。」って思うようになった。
一人失ったら、自然と一人現れるから。
大丈夫。
ねぇ、喧嘩をしてみようよ。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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Ayano
言いたいことを言えない日々の中で生きてきた。怖かった。面倒だった。でも、喧嘩をしてみたいよ。