2018.12.22
自分は本当は弱い。
この事実に気が付いたのは、もう随分前のこと。
強いフリして生きてきたけど、本当は弱い自分を沢山並べて何とか壁を作って。
脆い脆い壁を盾にして、人から弱い部分を悟られないように、生きていた。
弱い自分に気付いてから、自分の弱い部分をさらけ出すようになった。
それでもまだまだ、人の前では強がってしまう自分も居る。
人前では、
こんな風に言ってしまう。
極力笑顔で居られるように。
相手に嫌な思いをさせないように。
そんなことばかり考えていた。
でも、本当の私はね。
こんな思いに潰されそうになっている。
貴方にだってこんな瞬間、あるでしょ?
誰だって強がる瞬間はあるんだ。
苦しくて、辛くて、泣きたくて。
そんな思いを、作った笑顔で隠しながら、必死に生きている。
自分だけじゃないからと必死に頑張ろうとする。
もしかすると、それが余計に自分を苦しめているかもしれないのに。
そんな時に、本音を言える相手はとても大事。
全員に本音で話す必要なんてない。
建前を上手に使った方が、楽な場面もある。
相手は選んでいい。
自分が「この人には本音を言いたい」って思える人には、本音で話してみよう。
分かってもらえるかどうかなんて、分からない。
だって、いくら好きな人だって、信頼している人だって、決して自分ではないから。
人には人それぞれの考えがあるから。
「絶対受け止めてくれる。」
そんな考えは過信だし、幻想。
分かってもらえるかどうかじゃない。
分かって欲しいか、伝わって欲しいかどうか。
自分の弱音さえも伝えたいと思える人に、伝えよう。
私は、人の弱音に触れられた時に、不思議と嬉しい気持ちになることがある。
人間の弱音は、ほとんどすべてが本音だと思うから。
弱い言葉を、あえて建前で使う状況ってほとんどない。
そう感じるの。
でも、人に対してはそう感じるのに、自分のことを話すとなると、
そう思ってしまってなかなか弱音を吐けないこともある。
でも、話してみると、そんなに大したことじゃないよって言われることもあったり。
やっぱり伝えてみようとしないことには、何も始まらないんだ。
ちょっとの勇気を持って、弱音を吐いてみよう。
それだけで少しだけ気持ちが軽くなるから。
人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。
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久保佳奈子
私の弱い言葉には、本当の思いが込められています。本当は、弱いの。