脳内覗かれてるの、分かってますから。

脳内覗かれてるの、分かってますから。

今日も脳内散歩ですか?

あら、こんにちは。
今日も人の脳内覗いてるの?

私は分かってますけどね〜。
覗きに来たところで、何もないですよ。

これ、私の中高生時代の、脳内。

しばしお付き合いください。

授業中に考え事

学校で授業受けてても、ずーっと授業に集中してることなんてまずない。

いっくら真面目に受けてても、ふと何かしら他のこと考え始めたりする。

あの人に告白された件、これ誰に話そうかな…。
言いふらされたら面倒だし…。
何なら断るのも面倒だし、このままスルーしようかな…。
あの子、あいつのこと好きなんだよなあ…
それ知っちゃうと、なんかこっちが意識しちゃって、ニヤニヤしちゃうなあ…

恋愛のことだったり。

ヤバい…。
この問題マジで分からん、解けない…。
恥書きたくないから、先生お願いだから当てないで…。

解いてる問題のことだったり。(これはまだ授業に関することだけど)

今日の練習、全然自信ないぞ…。
どうしよう、サボりたいレベル…。

部活のことだったり。

あ、隣の男子、ヨダレ垂れてる…。
めっちゃウケる…なんか可愛い…。
誰にも言わんといてあげよう…。
授業終わるまで、秒数ずっと数えてやるよ。
あと20分じゃん、余裕じゃん。
1秒が連なって20分になるのってなんか凄いな。

ただの教室で見える風景だったり。

とにかく、授業の内容に関すること以外で、頭の中は溢れてた。

覗かれてたら、どうしよう…!?

ある時、私は気づいてしまった。

私は人の脳内覗けないけど、もしかして人の考えてること全部覗ける人居るかもしれないよね…!?
え、うちのクラスにも、もしかしたらいるかもしれないじゃん?
ってことは、そいつに私の脳内筒抜けってことじゃん?

え、ちょっと待って、めっちゃ恥ずかしいじゃん!!!

私、分かってますよ?

そこで編み出した、私の最強の対抗策。

「私は貴方が覗いてること知ってますから。」を装う。

冒頭の「脳内散歩ですか?」は、まさにこの対抗策の一つ。

対象相手が誰だかは分からないけど、とりあえず話しかけておく。
で、牽制しとく。

そしたら、
自分の頭の中に溢れてるモヤモヤとか。
あの子に嫌われたかなっていう不安とか。
本当は怖いけど強がっていることとか。

そういうの全部、悟られずに済むかなって思ってた。
バカにされずに済むかなって思ってた。

私の強がり

ちょっと恥ずかしいことを知られるのも嫌だったけど、
何よりも、強がってる自分の弱さを知られることが怖かった。

人には「あの子は強い」と思われるべきだ、というプレッシャーがあった。

本当は弱い自分を知られたら、嫌われるんじゃないか。
そんなことを考えている時点で、とても弱い自分なのに。

当時は「自分が弱い」ということも自覚していなかった。

どうぞお好きなだけご覧ください!

大人になった今も、時々思うことがある。
今、誰かに覗かれてるかな?って。

でも、今は覗かれても怖くない。
弱い私も、私だから。

もし私の脳内覗けちゃう方が居るとしたら。

いらっしゃい!
お好きなだけ、隈なく見ていってね〜!

今ならそう声をかけられる。

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