2018.11.21

どうせ生きるなら

躁鬱病の私を「眩しい」と言った男

あーやん。

あーやん

躁鬱病だとは話せなかった。でも、きっと話しても受け入れてくれたと思う。涙が溢れて止まらなかった。

躁鬱病を受け入れるって…

彼女がいきなり「私、実は躁鬱病なの」って言い出したらと考えてみて?

できれば、精神疾患の子より、健康的な子と付き合いたいと思う。

でも本当に愛した人が精神疾患だったら、あなたは耐えられますか?

私は自分が経験しているから受け入れられる。

でも、普通の人には難しいんじゃないかなって思う。

私はこれで生きてきて、たくさんの彼氏に迷惑かけてきたなと反省している。

自分のせいで彼氏に重たい荷物を背負わせてしまっているんじゃないかと、いつか簡単に捨てられてしまうんじゃないかと、怖くて怖くてしかたなかった。

躁鬱病の私を…

躁鬱病の私を受け入れてくれた彼氏がいた。

彼とは1年半付き合った。

私が一番辛い時を一緒に乗り越えてくれた大切な人。

彼に「躁鬱病」ということは伝えるのが怖かった。

でも、薄々気づいていたんだろうと思う日があった。

外に出れなくなって、彼を外に出すのも怖くて泣いてしまった時があった。

「お願いだから、外に行かないで。仕事に行かないで。」って。

外に出ることが恐怖で仕方なかった私は彼にもその価値観を押し付けてしまった。

死のうとして住んでた家の窓から出ようとしてしまったり、「殺して」と泣きながらぶつけてしまった。

自分で死ぬことはできなかったけど、誰かに殺してもらえるなら死にたかった。

そんな私を当時受け入れられたのは彼だけだったと思う。

両親も「彼といると精神的に安定するから素敵」そう言ってくれていた。

でも、彼の立場を考えたら他の人と付き合った方が幸せだったんじゃないかと思ってしまう。

「ごめんね」の言葉じゃ足りないくらいに辛かった。

抱える思いのキツさと、捨てられてしまうんじゃないかという恐怖が毎日私を襲ってきた。

夜になるにつれて押し寄せる恐怖は私を地獄まで突き落とすことは簡単だった。

「眩しい」だなんて…

彼は言った。

「眩しいよ」って。

私は生きてるだけで眩しいと思ってもらえたことが嬉しかった。

人一倍生きることが難しくて、人一倍死ぬことが簡単で、人一倍悩みを抱えて背負って生きてきた。

そんな私は明るいところより暗いところの方が似合う人間だったと思う。

それなのに…

付き合う時、私は彼に言った。

「私の荷物重いけど、一緒に背負ってくれる?一緒に幸せになってくれる?いつも一緒に乗り越えてくれる?」って。

彼は強く抱きしめて、誓ってくれた。

「絶対に俺からは離れない。」と。

そんな彼と一緒に居れた日々は私史上一番幸せだった。

精神疾患患者と付き合うこと。

簡単なことではない。

でも、それでも愛はそれ以上に強かった。

どんなに苦しい気持ちよりも、愛が全てを救うのだと教えてくれた。

どうせ生きるなら、愛のある人生を送ってみたい。

あーやん。
あーやん
株式会社DariaMe代表|21歳 元精神疾患 バイセクシャル 『生きるという当たり前に真剣に向き合います』

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