2018.11.19

現実逃避

雪が降る時、私の全てはあなたでした。

あーやん。

あーやん。

2017年の冬。大好きな元彼のお話。

寒くなるこの季節、いつも心が冷たくなる。

あなたの隣が似合わない私。

それでもよかった。

あなたが「胸張って隣歩いてればいいんだよ」って言ってくれたから。

モデルだったあなたの腰は私のおへその高さまであって、顔は私と同じくらい小さくて、彫りの深い綺麗な顔に長い髪。

「オーラがある人」とはこの人のためにある言葉ではないかと思うほど存在感のある人だった。

雪が降る季節、二人で買いに行ったクリスマスツリー。

一緒に飾り付けするなんて言ってたくさんのオーナメントを買った。

最後の星は二人で一緒につけた。

そんな日々が幸せで心地よくて、二人で住んでいるこの家が大好きだった。

外に出ると、あなたの顔と私の顔を交互に見てくる人たち、カフェに入ると「釣り合ってない」なんて言葉が聞こえたりもした。

確かに私はモデルでもなければ、飛び抜けて可愛いわけでもない。

彼の隣は似合わなかった。

でもそんな外野のノイズはどうでもよくなるほど、彼に溺れてた。

二人で住んでいるお家の中では「似合ってない」とか「釣り合ってない」なんて言葉が聞こえないから好きだった。

雪が降る季節、二人で布団にくるまって「外でたくない」なんて言い合って、そんな、たったそれだけが幸せだった。

二度のクリスマス

彼と過ごしたクリスマスは二度。

同じ季節を二度も一緒に過ごせる相手に出会えるなんて正直思ってもみなかった。

私の性格上、同じ人と長く付き合うなんてできないと思っていたから。

20歳を超えても私にはちゃんとサンタさんが来た。

パパ以外の男性からプレゼント。

私が欲しいものが枕元に置いてあって。

そんな小さな幸せが私には痛かった。

私は強くないから。ちゃんと愛されたことがなかったから。

彼が私を思って選んでくれたプレゼントも、彼が私のことを思ってくれてるのも、全部全部嬉しくてたまらなかった。

「さよなら」なんて言葉、一番似合わない二人だった。

雪が降る時、私の全てはあなたでした。

今あなたの隣には誰がいますか?

あなたの笑顔やあなたの泣き顔は誰が見ていますか?

私以外の人に見せないで欲しかった。

あなたの隣は私だけのものが良かった。

おかしいな、私が「さよなら」を告げたのに。

たまに「元気?」とか「相談があって」なんて電話かけてくるけれど。

あなたの口から出てくるその話は私が一番聞きたくない話。

あなたの好きになった女の子がどんな子とか、あなたの好きになった女の子が誰が好きとか、そんなの何も聞きたくない。

いつも笑いながら電話越しに涙がバレてないか気を使いながら話を聞いてることに気づいて欲しい。

雪が雨降る季節がもう少しでくるね。

あなたと一緒に雪を見る人は誰?

次は誰のサンタさんになるの?

誰のことを思ってプレゼントを選ぶの?

ずっと私が一番が良かった。

あーやん。
あーやん。
躁鬱病/バイセクシャル/DV/イジメを乗り越え、DariaMeを立ち上げ。 『生きるという当たり前に真剣に向き合います。』

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

DariaMeをフォローする