2018.10.29

いない日々、であること。

mayan

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いつの間にか彼の好きなものが私の好きなものとして認識されていたことに驚く。

静かに静かに進んでいく、いない日々

間違えないと思っていた。

好きなお酒
好きな映画
好きなお菓子
好きなご飯
好きな香りに好きなブランド

間違えないと思っていたのに、全く違うものを手に取った自分、絶望と近い感覚。
少しずつ少しずつ、自分が彼を忘れていることに気づいた。

ゆっくりゆっくり戻ってくる、いない日々

私が好きなお酒はこれだった
私が好きな映画は、お菓子は、ご飯は、香りは、ブランドはこれだった。
別に彼に合わせていたつもりはない。

いつどんな時であっても、自分の好きなものを手に取っていたはずなのに、
いつの間にか彼の好きなものが私の好きなものとして認識されていたことに驚く。

それも、自然に。

誰に強制されたわけでも強要されたわけでもない。
なのに染み付いた何かは、確実に日常に溶け込んで、当たり前になってしまった。
取り戻そうと思ってもないのに当たり前のようにまた戻っていく。

少しの絶望と、虚無感と一緒に。

穏やかに穏やかに流れていく、いなくてもいい日々。

「大丈夫だよ、もっといい人いるよ」『そうだね』
「あんな人よりもいい人見つけようよ」『いるかなあ』
悪意のない言葉たちは、間違いなく離れる前の私も発していた言葉たちで。

いなければ、いないで過ぎていく毎日が、本当は通常運転だったことを思い知らされる。
ああ、忘れられそうにないな。
なんて思っていてもきっと時間は解決してしまう。憎たらしいほどに。

だったら無理に取り戻すことも笑うこともしなくていい。
時間が解決するまで、
傷ついたままいちいち手に取るものに絶望しながら、
過ごしてみるのも、いいのかもしれない。

いなくてもいい日々は、確実にやってくる。
だからこそいなければダメな日々はあってもいいだろう。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

 

mayan
mayan
ファッション雑誌とメディアのライター。 「女の子が幸せになる未来があればそれでいいです。」

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