2018.10.26
結婚してるくせに私のこと口説いて、その気にさせるだけさせて、惚れさせるだけ惚れさせたくせに「結婚してます」ってオチ。
それ、もう飽きたから。
それならもう私のせいで人生狂っちゃえばいいのに。
私だって不倫相手をしたいわけじゃない。
奥さんがいるなんて知ってたら、そもそも近づいてない。
「この歳で独身なんだよね」なんてよく言えたよね?
そんな嘘ついてて辛くないの?
私と会っている間、奥さんの顔がよぎって自己嫌悪に陥ったりしなかったの?
私のことも奥さんのことも傷つけて何がしたいの?
一瞬の快楽がそんなに好き?
一度同じシーツの上で体を重ねてしまえばもう戻れない。
ホテルの一室で一緒に夜明けを迎えてしまえばもう戻れない。
あなたが毎日外しているその指輪はもう前みたいに綺麗には光らない。
その指輪どんな気持ちで買ったの?
あなたのその汚くなった手でもう触れないでほしい。
あなたに奥さんがいることを知った瞬間、私の頭は真っ白になった。
血液が逆流していることを感じた。
あなたに愛されてると思ってた。勝手に私のことだけを愛していると思ってた。
私のことも、奥さんのことも傷つけたその顔をもう見たくない。
朝5時、ふと目が覚めた。
隣に愛するあなたが寝ていて、その美しい寝顔が大好きで、あなたの頬に軽いキスを落としてシャワーを浴びた。
普段絶対裏返しにしていて、絶対に震えたことのない携帯が急に震えた。
これだけ携帯が鳴らないことに違和感は感じていたけど、私と一緒にいる時間を大切にしてくれているんだろうなと思っていた私は何も気にしてなかった。
急に震えた携帯を恐る恐る表に返してみた。
表示されたのは知らない女性の名前とウエディングドレスの写真。
とても美しいウエディングドレスに包まれた写真の女性はドレスに負けないくらい綺麗だった。
「起きて?」優しい声で起こした。
「どうした?」と言いながら私をベッドの方に引き寄せた。
「電話きてたよ」と言って携帯を渡した。
見たこともないくらい焦った顔をした。彼のそんな顔見たくなかった。
「バッグの中に指輪でも入ってるの?」なんて聞いてみた。
「実は結婚してる」
その言葉だけ聞いて、あとの言葉は聞こえないようにイヤホンをつけて着替えた。
彼にもらったダイヤのネックレスと腕時計をテーブルに置いて、ホテルを出た。
それからの連絡は一切無視した。
でも大好きだったから、何度もかかってくる電話にすごく出たかった。
でもそのせいで奥さんが傷つくと思ったら私の手は動かなかった。
どうせならあなたの人生全部めちゃくちゃにしたかった。
私の恋心も、奥さんの愛情も全部狂わせたあなたなんて私が狂わせてやりたかった。
でも何もできない。奥さんが泣くからできない。
どうせ生きるなら、最初から最後まで私のことを見ていてほしい。
誰も泣かずに済む、幸せな恋がしたい。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。
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DariaMe編集部
浮気も不倫も最低。不倫相手はこりごりだ。