暖かいコーヒーはあなたと飲みたい。

暖かいコーヒーはあなたと飲みたい。

「ホットの季節だね」

少しずつ肌寒くなってきて、金木犀の香りと銀杏の香りが混じり合って、私の鼻に届くようになった。

澄んだ空気も都会に流されて、あんまり美味しくない。

歩いていても汗をかくことがなくなって、どんどん人肌恋しくなる季節。

そろそろニットとか着たいななんて思って、秋の新作を漁ったりした。

仕事中にアイスカフェラテを飲んでたけど、ホットコーヒーが飲みたくなる。

でも、一人で苦いコーヒー飲む秋は嫌だ。

あなたと飲んだらきっと、このコーヒーは苦くなくなるんだろうな。

あなたが隣にいるだけで、砂糖よりもっと甘いコーヒーに生まれ変わるんだろうな…

あなたの背中に触れたくて…

あなたの背中に触れたくて。

あなたの背中に抱きつきたくて。

そんなこと簡単にできる距離じゃないんだけど、この数センチ近づけたら絶対幸せなのにな。

寒くなってきて、あなたに抱きしめられたくなる。

あなたを抱きしめたくなる。

後ろからでいい。

前から抱きしめて欲しいなんて欲張らない。

お願いだから少しだけ、ほんの少しだけ、近づきたい。

この距離を縮める方法を教えてください。

神様お願い、私毎日お仕事頑張るから。

毎日毎日頑張るから!

お願い!

ちょっとだけ、ご褒美ください!!

付き合って欲しいなんて言わない。

付き合って欲しいなんて言わない。

そんな大きなことを望んでるわけじゃない。

「結婚して欲しい!!」とか思うけど…

正直思うけど…

でも、いいの。

お願いだから、

「一緒にコーヒーだけ、飲んでくれませんか?」

「私のコーヒーを甘くしてくれませんか?」

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