2018.10.05

弱さを知っている人間は、強い。

久保佳奈子

久保佳奈子

人の強さとか、弱さって、どこに潜んでいるのか分からない。

私は強い

学生の頃の私は、いつも強がっていた。
「強く見られる=人から評価されている」状態だと思っていた。

クラスでは学級委員に選ばれて、
部活では部長に選ばれて、
委員会では委員長に選ばれて、
アルバイトではスタッフリーダーに選ばれて。

誰かの上に立つことが多く、その分頼られることも多かった。

当時の私は、それを誇らしく思っていたし、
私は人にとってそういう存在なんだという自信も持っていた。

強いんだから、泣いちゃいけない

気づいたら、人に頼られることが当たり前になっていて、
人に弱い部分を見せることはしちゃいけないという意識が染み付いていた。

そのせいか、人に対してはいつも強気な態度で接していたし、
人前で泣くことなんて恥だとさえ思っていた。
物言いもキツかったし、すっごく傲慢な人間だと思われていたんだろうなあ。笑

本当はすっごく脆くて、ちっぽけだった

ある時期をきっかけに、私の心のバケツは溢れてしまって、
毎日泣くことしかできずに、引きこもる生活が続いた。
自分の不甲斐なさと、前みたいな自分で居られない悔しさとでいっぱいになった。

でも、それ以上に、スッキリした気持ちの方が大きくて。

私って、こんなに涙出るんだ。
こんなに感情を露わにすることができたんだ。
人に泣きつくことができたんだ。

これまで知らなかった自分に出会った。
自分の脆さと弱さを知った。
自分がどれだけちっぽけな人間なのかを知った。

弱さを知って、強くなる

でも、そんな私を知ったことで、私は強くなれたんだと思っている。

人は一人では生きられないのだから、人には頼れた方がいいし。
全部を上手にこなせる人間なんていないのだから、
たまには涙を流してストレス発散した方がいいし。

自分の知らない「私」に出会いにいこう

自分の弱さを認めるということは、
不甲斐ない自分と向き合うということ。

だから、辛くて、苦しくて当然なんだよね。

でも、その辛さ・苦しさを乗り越えた先には、
これまで知らなかった自分とか、景色とか、
そういうものがきっと待っているんだ。

 

人に話せない悩みも、今まで居場所がないと悩んでいたことも全て、ここでなら話せる。自分が一歩を踏み出せば、世界が変わる。今辛い自分は、明日には笑えるかな?そんなあなたへ。待ってるね。

 

久保佳奈子
久保佳奈子
1994年生まれのライター・エッセイスト。不安障害/うつの経験から、生と向き合うようになりました。健やかに生きるための方法や、メンタリティについてをメインに書いています。

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